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戦いの代償

戦いとか闘いとか変換めんどいので戻します。ここだけですが。

後、この文書くの地味に二回目です。権限エラーってなんだ……ログインし直したら直ったけど

「……知らない天井だ」


ゴワゴワとした布の感触を背中で感じながら目を開ける。知らないってか多分ベットあるって事は保健室か救護室だな。後者はなんか重病者って感じだけど。しかも幾ら入学金がバリクソ高くても部屋毎に天井の色とか材質とかは流石に変えないだろ。金が掛かり過ぎるし。


と言うか何で俺、ベットで寝かされてんの?って、鼻血出てるし……


周りをに見渡す為にベットから起き上がり周囲を見るのだが肝心のドールがいなかった。その代わりに三十くらいのジジィ……今考えると三十代でジジィ呼ばわりって結構キツイもんがあるよな。見た目ジジィだし、実年齢は違うみたいだけど。


フェルが起き上がった事に気付いたのか、椅子からどっこらせと腰を上げた。


「ふむ、起きたようじゃの。調子はどうじゃ?」

「最悪な気分だ……です。んで、ドール知りませんか?俺の近くにいた水色の奴なんですけど」

「フェル君が敬語で話すとは……意外じゃな。正直場も弁えずにタメ口で話してくるのだと思っていたのじゃ」

「場も弁えずにって言ってる時点で敬語前提の話だよな?一応、この学園に所属する以上トップには敬語が妥当だと思いますけど?後、何と無く距離感じさせますしね」

「わざとなのじゃな……」


柄にも無く敬語を使って接するフェル。逆に何故俺がそんなに常識が分からないと思ってたんだ。そんなに付き合い長くも無いだろうに……寧ろ分かってますよ〜的な感じが凄く苛つかせるがここは我慢だ。それにしても相変わらずの無理くり感のある〜のじゃ語だな。そこまでしてキャラ付けしなくていいだろうに……というか今更思い出したんだけど俺って勇者と戦ったんだよな……今思うと何故勝てたのか理解し難いけどな。まあ、そのせいで二回戦目突入なのだが……寝込んでる間に終わったりしてないよな?


学園長は咳払いを一つし、俺が倒れた後の事を話し始めた。


「フェル君が勇者を氷漬けにした後、倒れた訳なんじゃがそこは覚えているじゃろ?」

「あー、まあ一応は。ただ最後に見た光景がボヤケたドールだったんでよく分かんないんですけどね。それ以外の記憶はほぼ無いですし……倒れるってこんな事なんすね」


そうか、少し考える仕草を見せた後、納得がいったのか晴れ晴れとした表情をみせた。ジジィのそんな表情見たくねぇよ……


「恐らくドールちゃんがいなくなったのはフェル君の魔力が減ったせいじゃな」

「減るって……確かに結構使いまくった記憶はあるんだけど……別にドールは関係なくないですか?特定の魔力つぎ込んだら動くって感じだとずっと思ってたんですけど」

「確かに、その考えもあるのじゃがそれだったら戦ってる最中にあんなにポンポン魔法出せない筈じゃ。だからいなくなったのではなく、その場に留まる事が出来無かったの……」


「しつれーしまーす!フェル様大丈……あ、目が覚めたんですね、良かったです!」


……あれ?

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