異世界といえば?と、聞かれたら割と高確率で出て来るやつ
最近投稿時間遅くなった気がするけど……まあ、眠いんです
え、今はまだ帰っちゃいけないんじゃないかって?生徒会は___強いんだよ(権力的な意味で)
どうせバレたら治安維持の為の清掃活動を兼ねてるんですってゴネれば大丈夫だろう。ちょっと忘れかけてたけど俺、学園長と顔見知りだし。
そんな訳で初日に遭遇したトカゲとかそんな感じ意外で初めてモンスターを狩るわけだから最新の注意を払い、最低限。急所ぐらいは守れる感じの防具を買っておこうかと、決めたんだが……
「……ふんっ、オメェ等みたいなヒヨっ子に持たせる武器も防具もねぇ。さっさと学園に戻って王都の為に勉強してくれ」
こんな感じで防具屋のおっちゃんがゴネてるので買おうにも買えない始末。良い奴なんだか良く分かんねぇんだよな。
「別に良いじゃんかよ防具ぐらい。今からドラゴンに突貫しに行く訳じゃあるまいし。俺的には門をちょっと出て門番からぎり見える位の所でやろうと思ってるんだし」
「そうですよー。自分の力に絶対的な自信は持ってませんし、何処まで通用するかぐらい試させて下さいよー。今なら三割引きで手をうちますから」
見事な攻防。というかおっちゃんが防戦一方過ぎてもう萎えてきたんですけど……正直俺的にはこのまま学園に戻って自室でお勉強会でもやっても良いんじゃないかって思ってんだけど。後、ドールの最後完全に取り立てとかそんな感じの雰囲気なんだけど……なに逆に割引してもらおうと思ってんだよ。え?これ以上粘るのは他の人に迷惑が掛かるので刃物で脅して最後にしますから?いや、完全にお前の方が迷惑だからな?
そんな余り進展の無い戦いを見てなのか、横から身長170前半、見た目は頬に気に傷のような跡があるがそれを入れても少しあどけない様子が残る所謂〝ベテラン冒険者〟っぽい人が出て来た。
「んだぁまた身の程も知らねぇガキがおっさんに絡んでんのか……って、美少女にこけしかよ……」
「おい、初対面でこけしは失礼だと思わねぇのか?あ?先輩」
「んで、何を買おうとしt……うーん?見間違いでは無いのなら俺的には完全に鎖帷子(中古)に見えるんだが……というか完全に壊れてんだけど。これ買って逆に何やろうとしたんだ?」
「治安維持?」
「お前は何処のスラムから湧いてきたんだよ……そんな事は王都の犬っころに任せときゃいいんだよ。って、しかも学園の制服じゃねぇかって事はお前らどっかの坊っちゃんとかか?」
俺の持っていた鎖帷子(中古)を叩くようにして元に場所に戻す傷男。
というかこれって鎖帷子って言うんだな……なんかブーメレン的な感じの遠距離武器だと思ってたんだけどな。残念残念。
突然現れた傷男、マンディは……いや、特に何も言わねぇよ。マンディは正直初めて会った時は「何このクソうぜぇ先輩風吹かしたがる痛い男は……もいでやろうか?」と、考えていたのだが話していく内にただ単に冒険する仲間がいない孤独なボッチ野郎と知ったので俺の善なる心がオーバーヒートして、活動し始めたので付き合ってやる事に。
ちなみに本来ソロでやる予定だった依頼、〝グレージャーウル、三体の討伐〟をやる予定だ。ソロって無理くり入れたせいでクドい感じになったな。
俺達の冒険はここから始まるっ!っと、思っていたんだけどなぁ……
川´_ゝ`川