ガバガバ(何がとは言わないが……)
なんかカッコ乱用し過ぎてカッコよくない感じが……( ・´ー・`)どや
男なのに母性っておま……等と言った意見はうけていませんので悪しからず。
外でバシバシバキューンやってるのを見てみたい気がするが流れ弾あたったら洒落になんねえんだよな。まあそれでハーレム要員に当たったら神回確定なんだよな……そ~かい。なんちって。
取り敢えず作り終わったぬいぐるみを……上げる相手もいないのでポッケに入れ、採寸しに行ったドールの方に向かおうとするが、何者かに制服を掴まれコケそうになった。イヤン危ない。
「危ねえな……って確かお前は……」
「やっぱり兄さんだ……」
掴んできたのは勇者のハーレムメンバー兼ドール曰く俺の妹枠らしい。色々詰め込み過ぎなんだよ。と言うか世界狭すぎ。
んで、何か言おうとしたのだが……やっぱり兄さんだって何だよ。思わず「えっ?ニイサンダー?何それ新しい戦隊モノのロボ?」とかツッコミそうになっちまったじゃん。絶対流行んないしかっこ良くも無さそうだなニイサンダー。愛と妹は命を懸けて守るッ!
「えっと……あの、私の事覚えてる?ほら、毎晩熱い夜を一緒に過ごした……」
「その場合熱いってのは季節の事な?その言い方だと俺完全にストライクゾーン年下と思われんじゃん。と言うか名前位は知ってるけど……確か勇者のハーレ、仲間の一人のリチアナだろ?」
「ハーレムって言おうとしたよね?絶対ハーレムって言ったよね?……はい、そうなのです。実はあの時連れさらわれたのには理由があって……ピーがピーなってピーしたせいでピーなんです……」
「ほぼピー音で聞こえなかったのだが……」
リチアナが言うには入試三ヶ月前の事、王都の使いと言っていた人が村にやって来て突然“魔眼”と呼ばれる特殊能力で家族の記憶を改ざんしたらしい。そのせいで……っと、長くなりそうなので手短に話すがリチアナ連れさらわれ、でも突然飛んで来た魔法の攻撃で目が覚めたあと、王都であんな事やこんなことをされ勇者の仲間になったそうだ。よく分かんねえけどそんな感じだ。ちなみにまだ処女らしい。最後のは完全に要らない情報だったのだがその部分だけを強調してきたので少し怖かったです。
と言うかまあリチアナが妹だと仮定してもなんで今さら俺の所に来たんだ?もしかして久々の兄の顔(二週間程見てる筈だが)が見れて大変嬉しゅう思ってるとか?嬉しゅうって……
「んまあ実際そんな感じだけど……あ、もうそろそろずんぐり君が帰ってくるみたいだからじゃあね!またその内……」
「ああ、じゃあな。と言っても同じクラスなんだが……ま、何か困った事があった言ってくれ。金の額次第で聞いてやらない事もない」
「全く、ツンデレさんなんだからぁ〜」
そんな感じで兄妹のさいかいを果たしたのだった。多分合う事もないけど。俺とお前じゃ……住む世界が違うんだよ……(明後日の方向を見つつ煙草をふかす)
カッコつけてふかすとか言ったんだけど余り意味は分かってない模様。カッコ良ければ何でも良いんだよ!(半ギレ)
何か変な邪魔が入ったのだが気を取り直してドールに会いに行くか。上手く行ったら生お着替えを拝見……は別にしなくてもいいな。と言うか余計な火種作りたくないし見れない事を俺は祈る。
まあ俺の完璧なルックスのせいでそれは叶いそうに無いけどなぁ?(首を斜めに、かつ見下す様な目付きで)いや、俺の謎の設定(女かんたら〜)のせいで意味が無いけどね。と言う今日脳内で何回自分の言葉を「」に変換したんだろう?普通に考えて惨めだな……
惨めな心を隠す様に少し急ぎ足で教室を出るフェルであった。……あれ、そう言えば教室出たのは知ってたんだけどどこ行ったんだろ?更衣室とかあったっけ?
説明回では無いんだけどね……そ~k(殴