僕のリチアナ
ただいまです。
何か一週間とか言っといて十日ぐらい経ってるような気がしますが気のせいです。この一週間で書き方忘れてたんだけど合ってるかな?
後、自分も見直したりして誤字とか探してるんですが見落としてる箇所とかあったら報告して貰えると嬉しいです。はい。
圧倒的なフェルの善意でリチアナと思しき少女を助けるべく路地裏っぽい行き止まりに向かったのだが……
「僕の……僕のリチアナに手を出すなッ!!」
「なっ、何だコイツはッ!俺達がこの可憐な少女を持ち帰って良い事しようとした時に良い感じに間に入って来て何モンんだ!」
「貴様に名乗る名は無いッ!」
「キャ、素敵!」
近くに勇者がいたようで物凄い形相で向かって行き、腰に滞納している剣___恐らく聖剣とかそんな感じだろう___を抜いて剣先を突っ掛っている男二人に向けていた。ここ街ん中なんだけど剣抜いて大丈夫なのかしら?これで王都の兵士とかに見つかって連れてかれたら笑いもんだぞ……。後、相手さんの説明口調に敬礼。と言うか最後の言ったのは誰だよ何処にも素敵要素はないんだが……
と、どうやら見た感じ大丈夫そうなのでさっさと用事を済ませてしまおう。どうせ勇者の心の中では「ヒャッハー親密度上げのイベントだぜ!」とか思ってるんだろうし。いや、そんなことは無いか?
フェル達は身体の向きを90度くるりと変え、コンビニっぽい店の中に入って行った。
中に入ってみると完全に……完璧にコンビニだった。
手前は雑誌とか色々置いてあり入口付近では雑誌類と菓子系しか見えてないが完全にコンビニだ。おい、紙って高級品じゃなかったの?しかもちょっとえっちぃ本もチラチラ見えてるし……。ドールさんや。俺は少し店員と話す事があるから何か買うか?金は……あ、持ってんのね。てか買うものは完全にエロ方面っぽいけどな。女が廃るぞ?
「えっと……そうでしたか。では、ご注文は承けたまりましたが……発送日は何時頃にしますか?最短でも二日後なんですが……」
「……ま、早ければ早い方が良いよな?んじゃ、二日後でお願いします。請求は学園持ちで」
「はい、そう言う事なら大丈夫です。お時間が少し掛かりますので店内を見てきて下さい。我ながら充実したラインナップだと思いますよ?」
言い終わった後、頭を軽く下げレジの方に入って行った。青いエプロンが印象的な若い男性だった。愛想笑いと言うか仕事笑いで良く分からなかったが良い人そうだったので頼りにしてます。
店員が言う通りに少し中を散策してみようか……そう思い、フードスペース的な場所から立ち上がりドールがいる方向へ向かうのだが……
「お客様。流石に年齢的に大丈夫だからといってもその姿じゃ販売する事は出来ませんよ……」
「マジなんですか……」
「はい、マジなんです」
先程会話した店員がレジに立ちドールと会話しているのが見て取れた。と言うかさっきのは冗談だったんだが本当に買いに行ったんだな……。
ある意味男だが制服姿で買いに行くにはちょっとヤバく無いか?まあ、性への探究心は余る事無いって言うしね。寧ろ余り過ぎてエロが身体から放出してるレベル。え?俺は普通に……ね?たまに小とも大とも取れない微妙な時間でトイレ出る事あるし察されてると思うんだけどな……割と消臭関係が整って無くて恥ずかしいのが悩みです。
と言うか普段は真顔でいるアイツが裏では私の事をオカズに……って結構俺的には心痛む所存であります。愛も変わらず童貞は純粋な心を持ってんだよ!(逆ギレ)
そんなドールの性のことに悩んでいたフェルだったのだが、見てわかる感じで落ち込んでいるドールと目があってしまい見たくも無い成人誌を見せられるのであった。ほら、店員さんも困ってんだからやめろって……。
( ´・ω・`)
「良かったですねー割と早く済んで。私的にも早く終わって早くフェル様と一緒に帰るのが一番の至福の時でございます。ははー」
「いや、別にエロ本はアーサーが持っていたら借りてやるって言っただけだからな?と言うか人が使ったかも知れないブツをよくそんな嬉しそうに出来んな……」
「まあ、流石の私でも中面にベッシリねっとり付いてるのは流石に無理ですけど一応裸は裸何ですよフェル様。裸は等しく正義何ですよフェル様!」
「最近お前の事がよくわからなくなっちたんだけど……これも思春期って奴なのか?」
妙にニコニコしているドールとは違い、呆れ顔を通り越して完全に引き気味のフェル。日本では使い回しとか仲間内でやった事が無いんだけどそう言うもんなのかな?いや、別に友達はいたんだぜ?心の中に。
んな感じで無事材料を注文を出来たのもあって満足げに学園に帰るフェル達であった。二日後って……いや、確かに魔法とかある世界だから準備とかもそんなに時間かかんないのかもな。やってみなくちゃ分かんねぇんだけど。
……なんか忘れてるような?