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高等勉学委員

なぁ〜にそれ。

そんな事を考えながらぼー、としていると外からガッシャーン、と何かを落とす音が聞こえてきた。ちなみにドールは学校の良心的な配慮で俺の隣の席のいる。アーサーは知らん。多分一番窓側で遠い所にいる。


「あ、やっちゃった……どうしよ!?これ、学園長から渡された大切な物なのに……こ、壊れてないよね?」


廊下に近い席のせいで聞こえたくもないものが聞こえてきた。そんなに大事なものなら現状を口に出すんじゃなく今一番どうしたら良いか最善の行動を考えろよ……てか、何でコイツにそんなもん持たせたんだ?

外に出て様子を見てきた方が良いのだろうが面識も無いし、逆に関わったら巻き込まれそうなので寝たふりを決行した。ドールは近くの女子に連れてかれたんで今は俺一人なんです。なんか……一人って寂しいね。


腕を組んでその間に顔をうずくめていると勇者が席を立った……音がした。別に腕の隙間から見てるんじゃねぇからな!うん。


「あ!ちょっとごめん!知り合いが倒れちゃったみたいだから外行ってくる!」


「大丈夫、気にしないで〜」


「……この音、そして鼓動のスピード……もしや相手はかの女、ファーレン殿か!?」


そう言えば機嫌を良くしたアーサーから聞いた話なんだけど結果を見る時にファーレンが勇者に誤っていたじゃん?……誤っていたよね?うん、まぁ、誤っていたらしいんだけどその後謝罪の意味も兼ねて食事しに行ったんだと。そしたら勇者とファーレンの馬が合う事。本当、運命の出会い、ってレベルで仲良くなったらしい。俺的にはこの情報を手に入れたアーサーってどんな奴なのかより一層分からなくなったんだけどな。


そんな感じで勇者が廊下に出たのを見計らって俺も教室から出る。何か誰も出てない教室から出るって結構勇気いるよな。連れてかれたドールは……ま、部屋の場所は教師とかに聞けば分かるよな。

あ、それと急なんだけどマルナ初日にも関わらず新しい委員会作ったらしい。その名も『高等勉学委員』、完全に良く分からない委員会なのだがマルナ曰く「様々な勉学に興味がある人達を集めてより一層知識を深める」と言うものらしい。それ完全に学科とかじゃね?と、思ったのだがそこまで知らないので何も言わなかった。まぁ勉強するのが目的で入学したんだし俺も何も言わないけどさ……。

しかもさり際に「あ、私がフェルの順位より上回ったら……うん、一つ。言う事を聞いてもらうからね?」と、奴隷になっちゃえーと言わんばかりの事を行って去りやがった。しかも上回るって……ま、やすやすと越えさせないけどな。


微かに位立ちつつあるマルナに対しての対抗心……マルナより上だけど、を心に宿すフェルであった。こっそり出るつもりだけど絡まれたら嫌だな……

はい、これで説明回っぽいもの終わり。

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