表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
54/144

もぐもぐ

確認が終わり、家に帰る途中の事。


「そう言えば思ったんですけど学園?で何をやるんですかね?保健体育?」


「何故その中に保健体育が入ってんのかすっごく疑問だが……。 多分軽い計算とか地学とかじゃないか?それとある程度の魔法知識とか?異世界だもんな」


そう、ちょっと忘れかけていたがこの世界は地球などでは無く異世界だったのだー!

最近あった異世界っぽい所は……地べたに座って二週間程過ごした事かな?うん。それ以外は十年前のゴブリン襲撃事件だな。勝手に襲撃とか付けちゃてるけどしたのは俺達なんだけどね。その後あの女が生きてんのか確認してないから良く分かんないけど。


俺の発言に納得してないようで、少し難しい顔をしていた。


「うーん、それなら性教育はどうなっているんでしょうかね?風俗はあるようですけどそれ以外に学ぶものがあるんですかね?」


失礼。難しくなかったわ。


「そこは親御さんがそこはかとなく伝えてるんじゃないかな?コウノトリさんが運んできてくれるんだぜ?みたいな感じで」


「まぁこれ以上性の事を話していたらフェル様がフルスロットルしそうですのでやめときますね」


「おい、ナニがフルスロットルなんだよ。フルスロットルしてんのは寧ろお前のほうだろうがよ……」


「そーですね」


「おい……」


適当にあしらわれたフェルは怒りに任せてフュージョンしてイタズラしてやろうか、と考えたのだが別に今までと変わりなくね?そう思ったのでやめた。つか何朝っぱらから下品な話になってんだよ……

そんな中、もう少しで我が家(青空)に着こうとした時、近くで女が絡まれているのに遭遇した。


「おい、ネーチャン。いい身体してんなーちょっち俺と遊んでいかね?」


「いい身体してんなーで始まった時点で下心丸出しなんですけど、せめてもう少し隠そうって気にはならなかったんですか?」


「う、うっせー!俺はこれが初めてなんだよ!もっと優しく接してくれよ、空気が読めねぇ美女だな!」


「うん、褒めてんのか文句言ってんのか良く分からないね。と言うか身体目当てなら風俗でも行ってくれば?金さえ払えばいい気持ちにさせてくれるみたいだけど?」


「か、金があったらこんな事しねぇって!折角成人したから兄ちゃんみたいに格好良くやろうと思ったのに……」


「へぇー成人なんだ……」


「あ……」


別に絡まれている様子はなかったみたいです。と言うか逆に女の方が男を手玉に取って何かしそうな気がする。男、頑張れ!


「んじゃあ、適当に飯食って寝るか」


「食って寝てって……モグモグ……していたら……むしゃむしゃ……太りますよ?」


「早速食ってる奴には言われたくなかったな……」

会話で潰す新スタァーイル。出て来た女+男は多分また出て来ます。忘れてなかったらですケド……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ