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ルル母さんの優しさ?

どもッス。サブタイはあれですね「ルルンママの優しさ?」とかでも良かったんですけど初見の人とかがいたら「こいつ頭大丈夫か?」とか思われそうなんで母さんに変更しました。

あ、1〜4話の誤字修正しました。

「まぁ嘘は置いといて...フェル誕生日おめでとう」


「え、あ、うん」


え、何?プレゼントでもくれるんで...はい嘘です。と言うか誕生日と言ったらプレゼントでしょう?その七割を占めているのが友達がやってるゲーム機orそのカセット。残りは現金。


「知っていると思うけど5歳の誕生日には村長の家に行って今現在使える能力とかを知っておかなくちゃいけないの」


知っているね。てか朝俺が考えていた通りだし。ちなみにこの後村長の家に行きチート能力を見せるのは俺では無く我が妹だな。何それお兄ちゃん無能?これは心に大きな傷を負ったから養ってもらわないとなぁ!

と、まぁ冗談は置いといて、神様が何をくれたのか気になるところなのだが...


「うん、前々から言ってたから知ってるよ。と言うかその使える能力?知る奴って何処にでも置いているの?」


口ぶりからそこまで希少価値は無さそう。ま、ルルママンの事だし感情が表に出てないだけかもしれないけどね。ちなみに無口な人はえっちぃ人が多いらしい。人と会話してないから妄想でヒャッホイしているとかしてないとか。

フェルの質問は事前に来ると想定していたのか意外と早く返答が来た。


「そんなことは無いわよ?確か王様から直接貰ったとかそんな感じの物だったらしいわね」


「...もし壊したら捕まる可能性は?」


「大いにあるわね。まぁ想定済みかも知れないから小言言われるだけの可能性もあるかもだけど、そんなホイホイ壊れるような物じゃないから。私が試した時はちょっとピキッって言ったけど...」


「だよね!なんか貴重そうだもんね!...え?最後なんて言った?」


フェルの言葉を無視し、明後日を見るかのように窓から見える景色を見つめていた。てか、ガラスってあるのね。俺みたいな転生者がいるか魔法が発展した為のアレなのか。まぁ錬金術士とか居そうだしそんなところだろう。金ガッポガポじゃねぇかよ畜生。

将来の夢は錬金術士だな。金が作れるか知らんけど。やっぱ男の夢は女、金、○○○だよな。(R指定入れたくないので伏せ字です)


クッソ下らない事を考えていると突然ルルママンの表情が曇った。え?考えている事バレた?


「はぁ...今だから言うけどね、私達じゃなかったらフェルちゃんここに居ないと思うよ?」


へ?何突然のアッチ行け発言。俺何かしまし...まぁ5歳になった瞬間ペラペラ喋っているあたり悪魔の子か悪魔の子だね。悪魔の子じゃねぇか。


「それってどう言う事?」


「普通に考えて5歳は悠長に言葉喋らないからね?しかも5歳の誕生日に突然。一応私魔法使いだから...だからなんだろう?まぁ母親の感って奴で乗り移りとかでは無さそうってことはわかるんだけど他の家庭に生まれていた瞬間アレだからね?」


おーう、母親の感万能すぎでしょ。実の息子か判断できるって。万能ってのは言い過ぎだと思うけど俺は俺だからね?前世の記憶を持って生まれてきただけの一般ピーポーなボーイだからね?それに比べマイラブリーシスターのリチアナ先輩の天才っぷりはまさに天災。あれ?上手くね?

てかここに生まれてなかったら俺どうなってたんでしょうね?この饒舌っぷりを発揮してお客さんの前で踊る猿になるんでしょうか?それは...うん。楽なら良いが人権は無さそう。と言うかその内どこかに連れ攫われそう。やだ、俺ってフェロモンとか出してないよね?


自分の美少年っぷりに惚れ惚れしていると...てか俺気持ち悪いな...正直蛾も寄ってこないレベル。いや、フェロモンはもういいや。

脳内でてへぺろをしているとルルママンは紅茶を少し啜り、続きを言った。


「うん。多分教会に置いて行くかな?」


「え?」


何それ怖い。


「それはまだ良い方だね。悪い場合だと奴隷商とかに売られるパターンもあるからね。そうなった最後...」


フェロモンどころじゃなかった...金の亡者が逆に寄って来やがったぜ...まぁそんな親じゃなくて良かったぜ...だよね?愛情持って接してくれるよね?


「殆ど無いみたいだけど腹痛めて産んだ子はどんな子でも可愛いよ」


いや、何いい感じで締めようとしてんの?可愛いよ?じゃ無いよ?結構エグい内容だったけどね。どんな感じかは言ってはないけどさ...あと、いきなり近寄って頭撫でないで下さい。近いッス近いッスいい匂いッス。ほわぁ...

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