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彼女に従います。ええ、従いますとも!

運命と言う名の避けては通れない道。絶対選択肢。別にパクリとかじゃないからな?

基本的に「あー、あの時告っとけば良かったな...」とか「え、そっち選べば二泊三日の海外旅行だったの!?」とかそんな感じの選択肢。今は全く違う感じだけどな。


ルル母さんが去った事により、少し広くなった空間に自他認める金髪イケメンフェル(だが身内以外の女は色々と無理)と金髪美少女マルナ。大体金髪ってところがアレだわ。もうグレちゃったのか?って質問したくなるな。て言うか自分からイケメンって説明すんのは結構度胸が入ります。

そんな空間になった訳だがここでガツン!と言っておかないと後々ぶん殴られそうなのでちゃっちゃと決めたい所存であります。


「って事で俺どっちも嫌だからマルナの意見を聞いてから決めたいんだけどマルナは行くとしたらどっち行く?」


「どっちも嫌なのね...と言うか私も一応行くわよ?『ルルお母さんから貴方も行ってみたら?』って言われてたし」


「あー、そうなん?って事は俺の人生はマルナの手に掛かっているって事だな。まぁよろしく」


「それで良いのね...まぁ分かったけど今日明日で出て行けって言われていたんだけどどうする?」


やったぁこれで安心して寝れるわと思っていた矢先とんでもない爆弾落としていきやがった...え、何?可愛い息子をさっさと追い出したいの?それじゃあ可愛い息子じゃなくなるぜ?ブイブイ言わせて迷惑かけてしまう可能性も無きにしもあらず。


「...突然だな...ま、俺の全てはマルナの手に掛かっている。後は任せたぞ」


そう言いながら近くに落ちていたリュックに夜中ハラ減った時に食べようと思って掻っ攫っていた食料品を詰め込む。あー、俺の干し肉ちゃん達が...と、後は水とかだな。確か食料は無くても結構生きていけるが水が無いと2、3日で死ぬと聞いたことがあるような気がするけど信頼性が薄いが俺を信じよう。まぁ水はドールがいれば十分だろ。と言うかこの10年間で結構支配魔法使えるようになったし。そのせいでフュージョン(仮)っぽいのも出来るようになったが別に使う機会は無さそうだ。


そんな感じで身支度を済ませ割と綺麗な服にも着替えていざ出発。いや、マルナがどこに行きたいかとか、なりたいとか聞いてないから分かんないけど恐らく冒険者になりたいと思っている筈。それは朝の事で証明されている。なんか筋肉は世界一ィィィィィィィイ!!!とか言わなきゃいいけど。あ、さっさとドール呼んどかないとな。なんかこの部分だけ見ると夜逃げする感じビンビンだけどな。てか家出るのに結構俺平然としてんのな。

なんか...まぁ良いか

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