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人見知...り?

これって人見知りなんですかね?あ、ポイント評価、ブクマありがとうございます!m(_ _)m

軽い気持ちでポンポン魔法撃っていたら数十分後には何も残っていないまっさらな空き地が出来た。やり過ぎかな?気のせいか。


「てか全然見つかんないんだけどやっぱ夜逃げか?」


「家賃払えなかったのかな...と言うか硬貨とか紙幣とか使われてるって事?それか物々交換?」


「ほんとにゴブリンなのか怪しくなってきたな...」


大体夜逃げするゴブリンってなんだよ...。てか忘れてたけど少女いたよな?あれってどこに行ったんだ?連れだしたって感じはなさそうだし...怪我人を...あれ?怪我してたっけ?


と、まぁ二人で現金とかの話をしているとドールがどデカイ水の球を作って家の素材(藁)を流し始めていた。あー、こういう系って村長とかの家の下に隠れる場所とかありそうだよな。と言うか普通に一般家庭に一つあるレベル。何その現代の一家庭に一台の車みたいな感じ。最近では二台、三台持ってる家庭もあるくらいだぜ?一部だけど。


ドールが水を流し終わると遠間隔に地面の扉が見えた。ほんと車みたいな普及率ですね。俺んとこは知らんけど。てか多分いらないと思う。一応借りにも賢者とか魔法使いとかいるからなほんとセ○ムかよって位の安全性だよな。


「あれ?何か扉みたいなのが出てきましたよ!これ、発見も発見。大発見ってやつじゃないですか!?埋蔵金とか入ってるんですかね!?」


分からずやっていたのかよ...あれか?どうせ「邪魔ですしお掃除しないといけませんね♪」的な感じでやったら出てきちゃった系なのか...と言うか埋蔵金がそんなホイホイ出てきても困るけどな。金の価値がががががががが。


「埋蔵金って言うか多分ゴブリン達の秘密の通路への入り口とかだろう多分」


「そうだったらこんなに入り口作って何がしたかったんだろうね...一つでも見つかったら終わりだよね」


マヌカかどうかよく分からなくなってきたゴブリンに対し遠回しにバカじゃないの?と言わんばかりのコメントを言うカレス。まぁそうだけどさ。

やっていい事だったのかまだ理解が追い付けていないドールはずっとキョロキョロして顔色を窺っているがやっと分かったのか物凄い頭を下げてきた。絶対分かってないだろ。


「す、スンマセンっしたぁ!べ、別に自分悪気があってやった訳じゃ...ぎょべふっ!」


「キャラがブレッブレだな...と言うか逆に俺達が感謝しないといけない事だからそんな謝んなって。むしろ今までみたいに威張り散らしていればいいし」


「え、あ、も、勿論わかってましたよ?こ、これはフェル様を試しただけですからね!?別に勘違いとかしてないですからね!?あと、威張り散らしてなんていませんし、ありのままのドールちゃんを見せ...あ、なんかえっちぃですねグフフ...」


あ、威張り散らしているとかじゃなくただのエロ娘とかだったわ。

そんなドールを見て会話に参加していなかった三人も苦笑い。変にテンション落としているよりかは良いけどさ。でも肯定はして無いからな?品というものを身につけような?お前の場合品は品でも乳だもんな。いてっ。何で今叩いた?


「別になんとなくですよー?あ、蚊が止まってたんです、このーぐらい大きい蚊が」


そう言って両手を目一杯広げて1メートル位の蚊がいると言った。絶対いないし...


「いや、普通にいないしいたとしても羽音とかですぐ分かるからな?あと、多分吸われたら干からびて死にそうだな、おい」


フェルの突っ込みに吹き出して笑うカレス。ぶほぉ、は無いと思うの俺。まぁそんな感じでボケているドールを突っ込み倒していたらエルフィが申し訳無さそうに手を上げた。


「お?エルフィなんだ?てか別に手を挙げなくても言ってもいいんだけどな...」


人見知りな友達がいなかったせいでそこんところはよく分からないがもっと、フレンドリーに行こうよ!もっとカレスを見習って!男の目線から言わせてもらうと結構人望厚そうだけどな。でも意外とこういう人が同姓から嫌われている可能性もあるから女にならなくてよかった...その分プラプラするもん付けているからな。生きてから死ぬまでクリティカルゾーン見せているようなもんだからね。

あ、言い忘れていたけど〜様とか結構堅苦しいのな。俺生まれつきの人の上に立つ人間じゃないからちょっと照れるんだよね...それと敬語も。中学は部活動は入ってなかったから先輩とか後輩とかほぼいない存在だったし高校とかはなんか...当たって砕けろ!みたいな感じだったからよく覚えていないけど面接とか以外ではほぼ敬語使ってないからな...でも、ドールの敬語は論外な?あれ、敬う気持ちが感じれないんだけど。むしろ使えって言われたから使ってますよー?感が出てきているから残念感が半端じゃねぇ...


頭の片隅で思いながらエルフィの言葉を待つ。そしてやっと決心が付いたのか顔をバッと上げてバッと切り出した。いや、生死の選択を選ばせているわけじゃねぇからな?


「えっと...あの、ゴブリンの家にあった扉っていつ入りますか?い、いやは、入らないかも知れないですね!?ごごごごめんなさい!変な事言って!」


そう言って近くにあった気に頭を打ち付けている。あらまぁカオス。

(´ `*)

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