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ぬぅぅぅッ!仮だからねお兄ちゃん!

これに前に裏で2000ちょいの物書いてきたんで疲れたんです許してくだせぇ(´_ゝ`)

 失礼します。そう言って鉄格子前に立った女はマントを体に巻き付け、フードを深く被っていた。

 少し待って何故話さないのかと疑問に思い、質問してみようと思った時、くれぐれも脱走なんて考えるんじゃないぞ?と言われて完全に不自然なマント女を連れてきた突っ込みを食らわせられた仲のおっさんが手にジャラジャラと音が微かにもれた袋をポッケに入れた瞬間を見た。何、買収されてんだよクソおやじッ!完全に怪しい奴入れるんじゃねぇよって前に金で買われる時点で相当腐ってんのかね?ここ。まぁ、処刑されるよりも先に刑事罰に問われなさそうな雰囲気のこの場で殺されそうな予感がビンビンするんだけど。

 個人的に逃げようと思えば逃げれるがこんな貴重な体験が出来る……って、この発言Mっぽいけど違うからな?

 何故か一応は魔法が使えるので見張りの人が見てない隙に使うって感じのハラハラドキドキが楽しめる度胸試しが流行っているんだけど見つかった瞬間やったやってないに問わず棒でズンズンされます。見つかった場合には盛大な罵倒と舌打ちが来るんだけどそれも一種の興って奴だよね。多分違うけど。

 怪しい感じビンビン立つから話変えるけどこの場所では一応働けるらしい。金が稼げるって所もあるんだけどほとんどの人が暇潰しって感じらしい。なにもしなかったら影で「……このヒキオタ糞ニートが」とかは言われないけど体を動かしたら気分良く寝れるって言われてるから大体の理由が「寝たい」って感じだな。


 怪しい感じビンビンだったのが殺気に変わりそうだったので急いで話を聞いてみる。何故、面会される側が気を配らないといけねぇんだよって言いたいけど言えないから謙虚だねって言われます。どうも日本人です。


「えっと、俺に何か用があるんですかね?女の知り合いは数えるぐらいしか居ないんですけど……」


 と、当たり障り無く聞いてもいないがギリ、怒られない位で攻め込んでみた。んで、それが何かの辺りだったのかフードを思いっきり脱ぎ……そうになったのを根性で抑え、気持ちを落ち着かせるように深呼吸をして話初めた。


「ど、どうも。貴方に伝えたいことがあってきました」

「声の感じ的にリチアナっぽいんだけど……多分気のせいだな気のせいだ。続けて?」

「何ッでそこまで出て引っ込めちゃうのか不思議なんですけどッ!?……おっと、感情があらわになってしまいましたわ。オッホッホー」


 当たってんのならカミングアウトすればいいのにな。まぁ、言うと伸びそうだから何も言わねぇけど。


「手っ取り早く言うと“助けてえやるから俺に協力しろ。明日午前、陽が昇った頃に仲間を送る。異論は認めん”だようです。で、ではッ」

「い、いやちょっと待て!別にお前が何故ここに来たのかも知りたくもねぇが気になるっちゃ気になるし言ってみることには変わりりねぇから仲間は要らない。俺の方で手段がある、て伝えといてくれ」

「……ぬぅぅぅッ!仮だからねお兄ちゃん!」


 叫び声か唸り声か分からねぇけど絶対に女の子、少女が発してはイケないものだとは俺に出さえわかるぜ。後、お兄ちゃんでは無いのだが……つか、記憶に支障があるってレベルっぽいし本当に俺がお兄ちゃんなのかも知れないって思ってきてる感じだな。俺が病気か?寧ろ夫婦で良いわ。ドールとマルナを除くと唯一の殺意わかない相手だしそこは許しいてやろう。判断基準が殺意わくわかないって俺、殺人鬼か何かかよ。前世は日本人ですけど。


 突然の出来事だったが煙のように去っていったリチアナの方が驚いた為、素直に寝ることにする。不自然出ないように地面に砂を敷き詰めた言い感じだな。バレたらフケですって言おう。肉体的ダメージか精神的ダメージを自分が選ぶ日はくるとは思ってなかったぜ。因みに魔法が使える罪人のほとんどが便所の上にたって自分の水で体を洗っているのは割と一般常識らしい。何だ、俺だけの発見かと思っちまったじゃねぇか。

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