巫女の意味
むにゅう、むにゅう、いきなり目の前が真っ暗になったと思ったら突然柔らかな感触が顔と手に伝わってきた。
「なんだこの物凄く柔らかなそして気持ちのいい感触わ?」
「あらあら随分積極的な殿方なことですこと。」
「さっさと離れなさいよこの変態。」
その2つの声に反応し俺はとっさに体を起こした。
そしたらそこにいたのは2人の美女・美少女だった。
まず俺に押し倒された形になっていたの赤髪のでタレ目なおっとりとした感じで巨乳な美人、そしてもうひとりは少し離れたとこにいる青髪のつり目でクールな感じの美少女だ。
「何ジロジロ見てるのよこの変態、さっさと離れなさいよ。」
「あーごめん、てぇいきなり初対面の相手を変態呼ばわりすること無いだろ。」
「うるさいわよ、そのいきなり初対面の相手を押し倒した変態はどこの誰よ?」
「不可抗力だよ、いきなり目の前が真っ暗になったとおもたら気づいたらこんな状態になってたんだよ。」
「あらあら喧嘩はいけませんよ。」
「まずは自己紹介でもしませんか?、私の名前はミア・エイベス火の巫女です。」
「次はレイの番ですよ。」
「私の名前はレイ・アークだ。水の巫女よ、私の半径3m以内に近寄るなよ変態。」
「俺の名前は井崎守だ、ここはいったいどこなんだ?、そして巫女とはなんだ?そして世界を救って欲しいとはどうゆうことなんだ?」
「ここはリース大陸のハイズ王国ですは勇者様、そして世界を救って欲しいとは簡単に言いますと魔王を倒して欲しいのです、そして巫女とは巫女とは勇者様に従えそして力を与える為の存在ですわ。」
「力を与える?、力を与えるとはいったいどうゆう事なんだ?、勇者なんだから最初から凄い力があるんじゃあないの?」
「さっきから質問ばっかりね。」
「しょうがねえだろ何にも知らない世界なんだから。」
「まぁそれもそうね。、説明してあげる勇者には聖剣が扱えるのでも聖剣は最初は何にも力を宿してない只の剣なのよだから火、水、雷、光、闇、の5人の巫女と契約を結んでその力を聖剣に宿すのよ。」
「その契約はどうやってするんだ?」
「それは・・・」
「それは何だよ?」
「それはキスですは勇者様いえ守様」
「キスてまじかよ、キスてあの口と口でするあのキス?」
「そのキスですは守様」
「うるさいわね、私はアンタ何かと絶対契約しないんだから。」
「あらあらしょうがないですわねなら私とまず契約を結びましょうか守様」
「是非、そして喜んで。」
「まぁ積極的な勇者様だこと。」
ドカーン、突然凄い音と共に守達に弾丸のような攻撃が降り注いだ。
「何だ何が起こったんだ。」
「あら、随分お行儀の悪い方がいらしゃたようですわね。」
「魔族にお行儀なんて期待してるのかい?、それにこっちは勇者が目覚める前に始末したいんだよ。」
「何だ襲撃してきたから誰かと思えばたかだかサキュバス一匹なのね」
「目覚める前の勇者と巫女なんてあたしだけで充分だよ。」
「ミアと変態はさっさと契約して、ここは私が凌ぐから。」
「レイありがとう、急ぎますわ、さぁ守様早く。」
「ああ分かった、レイよろしく。」
「さっさとしなさいよ変態。」