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phase 7

 広場にはたくさんの人が集まっていた。これだけいればハーラやアヤノもいるだろう。


「これだけいたら見つかるかな」


「お仲間のことですか?」


 隣にいる可愛らしい少女が尋ねる。広場についた後も俺について来ている。その少女は髪は蒼のロングで、瞳は右が青色、左が黒というオッドアイタイプ。性格は大人しいといった感じか。服はぶかぶかのコートで、後ろに付いているフードで額半分が隠れている。背の高さはだいたい150前後、頭が俺の胸辺りにくるくらいの身長だ。


「そう言えばお前、名前は何て言うんだ?」


「フェンリル。フェンリル・アスマルト、です」


 フェンリルというその少女は恥ずかしそうにフードを目の上辺りまで引っ張って半分顔が隠れるようにした。恥ずかしがり屋なんだろうか。あ、いや違った。太陽がまぶしいだけだった。


「俺はシャドーだ。案内ありがとな」


「い、いえ」


 そう言うとフェンリルは人混みの中に去ってしまった。


「悪そうな奴には見えないけどな」


 しかし、引きずり込んだ、という彼女の言葉を思い出してしまう。本人は何でもない、気にしないで欲しいと言っていたが気にしてしまう。


「まあそのうち分かるか。それより、ハーラやアヤノが来てないか確かめないとな」


 しかし、すごい人混みだ。見つけるのも一苦労だろうな。


「......シャドーか?」


「お? おまえは」


To be continued......

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