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魔法と闇と絶望と  作者: 凛莉
第一章 ~歪み~
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第7話 鬼さんこちら、手が鳴る方へ

「まだ来てないのかなぁ?」

「あ、来た」

私は瞬間移動(テレポート)をして海蜜公園に来た

もちろん、いつもの仮面と服は付けてますよ?


「お待たせしてしまいました?」

「いえ、私達も今来たところなんで大丈夫です」

私とアールは近くのベンチに座った



「さっそく本題ですが・・いいですか?」

「昨日の話だと、二人でマジックソルチェを盗り、リーディに渡す、魔石と交換・・って所ね」

しっかり覚えていたんですか


「えぇ その通りです そして全部集めたら、貴方のある願いを叶える という事です」

「分かった 一時的に・・なら」

「う~・・アールがそう言うなら、仕方ないなの!」

リーフィは渋々OKしてくれました主人の言うことは絶対ですからね


「でも、捕まるんじゃない?前回、私捕まりそうだったんだ」

「その点ではご安心を」

〈マスター、西、上空から魔力反応発見しました〉

「あぁ、来たか 霧島ユズキ 『十年ぶりの天才』」

アールはレヴィンの声に驚いていた


「・・それってサポーターロード・・サロ?」

「はい 今度、アールにも造って(・・・)あげますね」


「二人共!ちょっとお話聞かせてくれる?」

「そうそう、マジックソルチェの事で、です!」

「スティラ、バリア服を、クワィは結界をお願い!」

〈了解〉

「まっかせてよ!」



「さ、お話聞かせてもらうよ!」

「この子も・・サロを持っているの?」

「そうみたいですね。 まぁ、何とかなりますよ」


アールとのやり取りを見ていた霧島ユズキはこう考えただろう

───グル(仲間)だ  と


「今なら間に合う、一緒に来てくれれば何もしないよ」

「嫌ですね」

「私もヤダ」

「アールと同じなの!」


「むぅー・・イズリさん、どうします?」

『仕方ない、ここは実力行使と言う事で』

「あいあいさー」


通信ですか・・・・


面白いこと、思いつきました♪



「アール、リーフィこっちへ来て下さい」

「どうしたの?リーディ」

「逃げるの?」

リーフィの言っていることは、半分正解です


「霧島ユズキからは逃げますが、面白いことです 私に掴まってて下さい」


「残念!結界を張ったから、逃げられないよ!」

「そうだよ!だからおとなしく・・・・あれ?」


そちらこそ、残念 私の瞬間移動(テレポート)はどんな所でも移動ができます



例え、空に在っても・・・ですね








† † † † †

「何だ・・?クワィの結界は簡単に破れない・・転移も出来ないのに! 何処に逃げたんだ!?」


ビーッ ビーッ ビーッ

「侵入者確認!」

「魔力反応微弱ですが二名、あります マジックソルチェ保管所に向かっています!」


ま・・まさか あの二人か!?


「私も向かう! ユズキ、クワィ 貴方達も向かって!」

「イ、イズリ秘書!?」


「ここから保管所は近い! 私は行くぞ!」


私はモニタールームを後にした


† † † † †






「・・まさかもうマジックソルチェを盗みに行くとは」

「びっくりなの」

「私の場合、盗みに、ではなく取り戻しに・・ですがね」


にしてもゼリスク本部・・広いですねぇ

迷路みたいですし、敵のアジトって感じがします


「何で保管所に真っ直ぐ行かなかったの?」

「それは「いたぞ!捕まえろ!」・・鬼ごっこの始まりですから」

アールの足に少し魔法をかけて・・と


「リーフィ、しっかり掴まってて下さい! 行きますよ」

そして走り出した 多分時速150Km アールは何故着いて来れるか?


答えは簡単 肉体強化の魔法を少し・・ね 解こうと思えばすぐ解けますし、大丈夫でしょう

しかしアールも少々驚いては居ますがね

まぁ、全速力よりも大分遅いですが


「は・・はやっ!?」

「こ・・このっ!待て!!」

私は挑発してみた


「鬼さんこちら、手のなる方へ」

「「鬼さんこちら、手のなる方へ」」

アールとリーフィもパンパン、と手を叩いて挑発していた


「「「「「こんのガキャァァァ!!!」」」」」

人数大分増えてますね



〈マスター、前方からやや強力な魔力反応を感知しました〉

「きっとイズリ=セギィ秘書ですね 元、魔導師の」


「見つけた!盗人!」

凄いスピードで走ってくる私達を見ても驚かないとは・・

流石です


通り過ぎるとき、私はこう言った


「鬼さんこちら、手のなる方へ」

後ろから追いかけてるのは普通のゼリスクの部下3人と魔導師2~3人


ちなみに最後の方には十数人と大事になっています


時速2000Kmにしようと思ったらぶつかりそうだったので

飛ばしすぎな車並にしておきます。 え、別な例え方があるだろって?

全速力で走ったら見えません。



時速15km→150kmに修正(変更)しました。

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