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魔法と闇と絶望と  作者: 凛莉
第一章 ~歪み~
4/70

第3話 少女

「・・ねぇ、この子っていっつも一人だよね」

「・・・・」


私は私立海蜜伊里うみみついり小学校に通っている

小学4年3組の霧島 ユズキ!

実は『ゼリスク』に入ってるんだ

先生にも皆にも内緒でね

勿論お父さんやお母さんには言ってるよ

何でも私は

「十年ぶりの天才だ!」って大騒ぎされちゃったくらいだもん

親にもゼリスクの皆にも

えへへ、照れるなぁ


「ユーズーキー!」

「ひゃい!?」

び・・びっくりしたぁ・・・


「いきなり大きい声出さないでよ~・・びっくりしたじゃない!」

「話、聞いてた?」

「あぅ・・ごめんなさい、聞いてなかった」

んもー・・と溜め息吐かれちゃった


「あそこの子!いつもあの席で、無表情で一人だよね」

「そういえばそうだね」

言われてみれば小学4年間、あの子と一緒のクラスだったんだけど

いつも一番廊下側の前から2番目、一番目立たない席にいる

透き通るように綺麗な白髪、全てを見通すような金色の瞳

しかもとっても美少年! 成績なんていっつも100点だよ!?

私でも負けるなんてなぁ・・


ちなみに私は赤茶色のロングヘアーに桃色の目だよ、私も美少女!


「寂しくないのかな?」

「さぁ?私は別にどうでもいいんだけど」

「むぅ、マーレちゃんひどいよ?」

あ、この子は私の幼馴染のマーレ=ミゼ・シレナ

外国生まれなんだけど、顔は日本人なの、しかも美少女だよ~

海のように青い目瞳に砂浜のような金色の髪・・見とれちゃう~


「・・あれ?あの子は?」

いつの間にかいなくなってる

「どこに行ったのかしら?」

「もうすぐ昼休み終わるし、戻ってくるよ」


むぅー、フシギな子ー




◇◇◇◇


「じゃあねー」

「また来週~」


ピピピピッ・・・

あっ、ちょうど良かった・・今マーレちゃんと別れたばっかりなんだ

《ユズキ? ゼリスクのマジックソルチェが盗まれたの!》

「えっ!?いくつですか?」

《5個もなの・・ そして今犯人は海蜜の近くにいるわ!1個でもいいから早めにお願い!》

「分かりました!」

マジックソルチェは魔力源・・それが盗まれたら色々大変って聞いた!


「ねぇ、スティラ、服と杖をお願い!」

〈了解〉


ピンクと白の可愛いワンピースと、赤いベレー帽みたいな帽子、そして

棒!真っ直ぐな、でも装飾が凝っているし、先端の方には魔石がついてるもん!

それにちゃんと体を護るれっきとしたバリア服だもん!


「ユズキ、マジックソルチェを盗んだ犯人、居たよ!あっち!」

「クワィ!」

この子は私の使い魔なの、白い毛並みの猫なんだけど、人の姿にもなれるんだって!



「見つけた!」

走ってる私に対して、あの子飛んでる!じゃあ私も・・


「えいっ!」

地面を高く蹴り上げて・・あとは魔力をどうにかすれば・・よし!


「待って!それを返して!」

「サンダーボルト!」

「ひゃあっ」

追ってた子がいきなり雷の魔法を撃ってきた!

避けたけど!


「避けられたか・・───!!」

「!?」

他の魔導師が来たのかと思ったけど・・


「初めまして、私はスリーデニィ、リーディと呼んでください」


上から来たのは・・

私より背が少し大きい、男の子の姿だった

だけどその子は灰色のフードを被り、仮面を付けていたから、顔は分からなかったけど・・

声からして、私と同じくらいってのは分かった


「さて、アール・ミラトゥネさん 私にソレを渡してくださいな」

某アニメの二次創作小説ばっか読んでたら

自然とこんな展開に!

意識はしていないし、するつもりもなかった

似ている・・似ているところが多々あるぞ・・・!?

これはオリジナルです。はい

似ていてもオリジナルです。


くそっ、オリジナル感をもっと出すにはどうすれば・・!?

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