第22話 訓練とは 前編
ネタが切れた。
ざっくり大まかな物語は考えてあるものの、どうつなげるか・・
後初の分割にしました。
正直今日は戦闘シーンかける気がしない
「・・というわけ」
『・・・・』
沈黙が訓練室に流れる
「すごい過去ですね」
最初に口を開いたのはスペルヴ=リンキエー
「今はどうってこと無いよ、僕としては色々破壊されるのは困るんだけど」
苦笑しながら僕は答える
「うぅー・・これが私だったら耐えられません~・・・グス・・」
涙ながらに言うのはトラーイア=ヒルーリア
「最初、ごめんなさい 捕まえようとして」
申し訳なさそうに言うのは、イキュリー=エリシュ
「それが普通の反応、間違っていない きっと良い魔導師になるよ」
「ありがとうございます」
少し照れくさそうに笑うイキュリー
「・・吐血していたと言うが、何故生きていられる?」
そう鋭く言うのは、アンサ=ナイアント
「人間じゃないからだと思うよ」
「・・はぁ?」
その反応は当然 まだ、僕の前世の事は詳しく言っていない
「映像で見た時、翼があるはずだ 多分これが証拠だと思ってくれればそれでいい」
「・・成る程」
納得したようなアンサ
「それじゃあ、私達は仕事があるのでこれで」
「じゃあ3人ともまたね」
星武、イズリ秘書、ウルス管理長は訓練室を出て行った
「訓練、始めたら?僕、見てるよ」
「「あ」」
教官の仕事、忘れてたね?
「は、はいはーい皆さん訓練始めますよー!!」
『・・・・・・・・・ハイ!』
「今の沈黙は何だったんだろうねー?」
『スミマセン!』
マーレって、死神っぽいよね
「今日は、君達5人プラス私達VS雪矢君!」
『はぁ?』
何を言っているんだ霧島ユズキ
「7人対1人って酷くない?」
アールがまともで助かる
「何言ってるの?9対1だよ?」
「私達も参加ってこと?」
「ソーミィちゃん大当たり~!」
『・・・』
こっちの方が死神かな
「はぁ・・僕は規格外だし、別にいいよ」
僕は溜め息をつきながらOKを出した
「私達だって、あれから凄く強くなったよ?」
「ユズキ教官、マーレ教官、早く始めましょう!!」
目をキラキラさせて言うのはアンサ=ナイアント
「え・・・あー・・ よーい、ドン!」
「レヴィン」
〈了解しました〉
僕はいつものローブと仮面を付けた
フードも深く被っている
前と違うのは、その手に剣を持っている事と、性格が変わらない事
まだ皆構えを取っている・・が
「アンサ=ナイアント、気配が消しきれてないよ」
「なっ!?」
後ろを向くと、短剣を両手に持ったアンサが居た
「ハイド」
僕はそう呟くと、姿を消した・・ように見えるだろう
僕は今、透明人間さ
「どこだ!?」
「・・何、やってるの? 早く、始めようよ 合図はもう、鳴っている筈だよ?」
僕は皆の後ろでハイドを解除した
「いつの間に!?」
「攻撃しないなら、僕から行くよ?」
剣を構えて言う
スペルヴ=リンキエーを最初に、全員がバリア服に身を包む
「ファイア!」
「弱い、そして遅い」
「くっ!」
「サンダーボルト!」
「ファイアブレス!!」
「ライトニング・・うわぁっ!?」
「アイスダガー!」
アンサが二本の剣に氷属性を纏わせ、接近戦をしている
魔法の野次は軽く回避、相殺する
「効かない・・!」
「アンサ=ナイアント、攻撃に迷いが生じている その為、読む時間が出来る そして攻撃が遅い」
「・・はいっ!!」
一旦2人は後ろへ飛び退く
「ここから、本番だよ 覚悟してね・・」
僕はニヤっと笑って見せた




