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魔法と闇と絶望と  作者: 凛莉
第二章 ~崩れ~
23/70

第22話 訓練とは 前編

ネタが切れた。


ざっくり大まかな物語は考えてあるものの、どうつなげるか・・


後初の分割にしました。

正直今日は戦闘シーンかける気がしない

「・・というわけ」

『・・・・』

沈黙が訓練室に流れる


「すごい過去ですね」

最初に口を開いたのはスペルヴ=リンキエー


「今はどうってこと無いよ、僕としては色々破壊されるのは困るんだけど」

苦笑しながら僕は答える


「うぅー・・これが私だったら耐えられません~・・・グス・・」

涙ながらに言うのはトラーイア=ヒルーリア


「最初、ごめんなさい 捕まえようとして」

申し訳なさそうに言うのは、イキュリー=エリシュ


「それが普通の反応、間違っていない きっと良い魔導師になるよ」

「ありがとうございます」

少し照れくさそうに笑うイキュリー


「・・吐血していたと言うが、何故生きていられる?」

そう鋭く言うのは、アンサ=ナイアント


「人間じゃないからだと思うよ」

「・・はぁ?」


その反応は当然 まだ、僕の前世の事は詳しく言っていない


「映像で見た時、翼があるはずだ 多分これが証拠だと思ってくれればそれでいい」

「・・成る程」

納得したようなアンサ


「それじゃあ、私達は仕事があるのでこれで」

「じゃあ3人ともまたね」

星武、イズリ秘書、ウルス管理長は訓練室を出て行った




「訓練、始めたら?僕、見てるよ」


「「あ」」

教官の仕事、忘れてたね?




「は、はいはーい皆さん訓練始めますよー!!」

『・・・・・・・・・ハイ!』


「今の沈黙は何だったんだろうねー?」

『スミマセン!』


マーレって、死神っぽいよね


「今日は、君達5人プラス私達VS雪矢君!」

『はぁ?』

何を言っているんだ霧島ユズキ


「7人対1人って酷くない?」

アールがまともで助かる


「何言ってるの?9対1だよ?」

「私達も参加ってこと?」


「ソーミィちゃん大当たり~!」

『・・・』


こっちの方が死神かな



「はぁ・・僕は規格外だし、別にいいよ」

僕は溜め息をつきながらOKを出した



「私達だって、あれから凄く強くなったよ?」

「ユズキ教官、マーレ教官、早く始めましょう!!」

目をキラキラさせて言うのはアンサ=ナイアント


「え・・・あー・・  よーい、ドン!」


「レヴィン」

〈了解しました〉


僕はいつものローブと仮面を付けた

フードも深く被っている


前と違うのは、その手に剣を持っている事と、性格が変わらない事


まだ皆構えを取っている・・が


「アンサ=ナイアント、気配が消しきれてないよ」

「なっ!?」


後ろを向くと、短剣を両手に持ったアンサが居た


「ハイド」

僕はそう呟くと、姿を消した・・ように見えるだろう


僕は今、透明人間さ


「どこだ!?」

「・・何、やってるの? 早く、始めようよ 合図はもう、鳴っている筈だよ?」


僕は皆の後ろでハイドを解除した


「いつの間に!?」


「攻撃しないなら、僕から行くよ?」

剣を構えて言う


スペルヴ=リンキエーを最初に、全員がバリア服に身を包む


「ファイア!」

「弱い、そして遅い」


「くっ!」


「サンダーボルト!」

「ファイアブレス!!」


「ライトニング・・うわぁっ!?」


「アイスダガー!」

アンサが二本の剣に氷属性を纏わせ、接近戦をしている


魔法の野次は軽く回避、相殺する


「効かない・・!」

「アンサ=ナイアント、攻撃に迷いが生じている その為、読む時間が出来る そして攻撃が遅い」


「・・はいっ!!」



一旦2人は後ろへ飛び退く




「ここから、本番だよ 覚悟してね・・」

僕はニヤっと笑って見せた



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