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魔法と闇と絶望と  作者: 凛莉
第一章 ~歪み~
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第14話 不愉快

~ユズキSide~


リーディ君は、変な予言を言って帰っちゃいました


その後、イズリ秘書等が移動先を見つけようともしたのですが

見つかりませんでした


彼は一体何が目的なんだろう?

できればお友達になりたいな














そして、リーディ君の言っていた事は、当たりました

とても強い力、SSランクの魔力量を持ってる、クラスメイトの渦馬星武君がゼリスクに入りました

星武君は、ちょっと逆立ってる金髪に、金色の目をしてる、ちょっと変わったイケメンさんなんです



変な考えしてるのかはわかんないけど、視線が嫌、正直、関わりたくないです

アールちゃんやソーミィちゃんも同じ考えなようです



本当にリーディ君って、何者なんだろう?




~Side-out~



† † † † †



「ごほっ、ごほ・・」

「雪矢君、咳、大丈夫?」

「大丈夫」


霧島ユズキにそう、答える


「でも、顔色も良くないし、保─「はーい、席に着いてー」・・・また後で」


心配しても無駄だよ


・・とても気持ちが悪い、今にも吐きそうだ、()を  頭が痛い、割れそうな位


最近こんな症状が度々襲って来る


これは、どう足掻いても抜け出す事は出来ないから・・


心配しても、無駄


何事も無いフリをして、いつものように過ごす


それが、僕だから







今、4人でゼリスクへ向かっている


「本当に大丈夫?」

「平気」

「咳辛そうだったよ?」

「そうそう、マーレちゃんもインフルエンザだし」


ゼリスクには正直行きたくない

あの人がいるから

ニヤニヤした顔をしているあの人、気持ち悪い

しかも僕の事、睨んでくるし


ゼリスクの廊下で会いたくない人にバッタリ出会ってしまった


「あ、ユズキちゃん、アールちゃん、ソーミィちゃん ・・後、誰?」

渦馬星武、昨日の予言の人物 此方を睨んだり、三人を見てニヤニヤしたりしてる

気持ち悪い


「望月雪矢 君、強いんだってね」

「そうさ、100年来の天才さ、凡人の君とは違ってね」

見下すような目で見てる 別に興味無いし、雰囲気からして、戦闘スキルは初心者

弱い



『見習いNo.5、星武、協力任務だ 生物を全滅だ その後は滅ぼしても問題ない』

第583世界、スヴェルツ か・・

それにしても変な任務、滅ぼしても問題ない・・か

多分寿命が短いのだろう そして他世界に影響が来る前に跡形も無く滅ぼす方が有効的か


「じゃあ三人とも、行って来るね!」

「スヴェルツ、転送」

「あ、俺はまだだぞ!? スヴェルツ、転送!」







渦馬星武が来る前に殲滅させた

1分も遅れてないんだけどね、彼


弱いし、つまらなかった



「な・・! お前・・転生者か!?」

「何?それ」

転生者は確か、物語に死んだ人が転生して強大な力を持ち、物語を変える、っていう奴か


「とぼけるな!お前の強さは転生者しかいない!!」

ここは物語の世界か・・別に踊らされてても構わない

でも渦馬星武が言うには、僕は物語には居なかった・・


「物語のこの世界と・・・存在しないイレギュラー(バケモノ)の僕か」

「・・はぁ!? 兎も角、ユズキちゃんとアールちゃんとソーミィちゃんとマーレちゃんは絶対渡さねーからな!!」

そして彼はゼリスクへ帰った



僕も3秒もしないうちに帰った

ある星の存在を消してから(・・・・・・・・・・)





「う・・」

帰った後直ぐに僕はトイレに駆け込んだ


誰も居ないのを確認して、僕は洗面台で吐いた


大量の血を


成人男性でも、致死量という位の量を


「ガハッ・・・ゲホッ・・」

ザー、と流れる水が、僕の血を消していく


どれくらい経っただろうか?全部の血が消えたのは

これで僕が血を吐いたという事実も、無くなった



こんなに吐いたのは、いつぶりかな


意識が朦朧として、視界が歪む

気を抜いたらすぐ倒れてしまいそう


だけど僕は、何も無いフリをして、家に帰る



今日は吐血の量といい、渦馬星武といい・・


「不愉快だ」




そしてそれと同時に、タイムリミットも、もう数日後にまで


迫っていた事、僕は半分理解していた


だけど、あんなになるとは、思わなかったんだ



書く暇なくて遅れましたorz


後付っぽいですが、この設定最初から決めて有りました


よくある転生モノの、転生者と、彼が知る物語に居なかった、イレギュラー


しかしイレギュラーは、外からは来ていない


って感じのを



〈最近、私の事、忘れてませんか?〉

最近出番の無いレヴィンと、使い魔3匹


使い魔は正直面倒です

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