表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法と闇と絶望と  作者: 凛莉
第一章 ~歪み~
13/70

第12話 希望と勇気

「アール、ソーミィ お久しぶりです」

ある日、リーディが私達の家にやってきた


「うわぁっ! 急に出てこないでなの!びっくりしたなの!!」

リーフィが騒いでいるが、リーディは気にしていない

「お姉ちゃん、この人誰?」

「リーディ、ソーミィを助けてくれた人よ」

「そっか、リーディありがとう!」


リーディはいえいえ、と笑っていた

形だけの笑いだけれど


「さて、早速ですが、魔法の特訓をしてみる気は、ありませんか?」

「何で?」

「アールは風属性メイン、サブとして雷属性が使えます」

「ふむぅ?」


「ソーミィはその逆、メインが雷、サブが風」

「それが?」

そういえばリーディに属性教えたっけ?


「メインを雷と風にして、その他属性をサブとして使えるように特訓しませんか?と思いまして」

「「やりたい!」」

「やるの!」

私達3人はYESと即答した。

強くなりたいし


「ここに入ってください いくら壊しても何も言われませんよ」

何も言われないなんて・・ でもその扉どこから出したの?


「れっつごーごーなの!」

「わーい、お姉ちゃん早くー」

「ソーミィ待って~」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


「わ、ここ凄い」

「本当だ、広い~」

「リ、リーデュ・・リーディ、ここはどこなの?」

リーフィ、噛み過ぎ


「ここは私が作った世界ですかね? そこは私にも良く分かりません」

そうなの? でも世界を作るって凄いよね


リーディがパチン、と指を鳴らすと案山子が100体くらい出てきた


「なにこれ!?」

「まずは基礎からです これを全て魔法だけで倒してください」

「「「こ・・こんなに?」」」

「あぁ、そこまで硬くないですから。」


そっか、なら出来るかも

でも魔力の量が私とソーミィ、凄く少ないんだよね・・


リーディは何か思い出したかのように私達に近づいてきた

「渡すの忘れてました、主の支え、サロを造って来ました」


そういって私達に渡したのは、綺麗な紫と緑が混ざったような色の玉が付いたペンダント。


「雷と風をメインにしましたので バリア服や武器はご自由にどうぞ」


〈〈My master Nice to meet you〉〉(初めまして、私のマスター)

しゃべった・・


〈〈Please give me name〉〉 (私に名前を下さい)

「え?名前? ・・どうしようかな」

「えーっと・・『スプィス』!私、スプィスにする!」

ソーミィは考えてたのかな?・・じゃあ私は


「『アニミ』、これからよろしくね、アニミ」

〈〈よろしくお願いします。マスター〉〉


〈私にも後輩が出来ました マスター 少し教えに行っても宜しいでしょうか?〉

リーディの方から声がする リーディのサロかな?


「いいよ、行ってらっしゃい」

リーディがそう言うと、リーディのサロが一人浮いてこちらに近づいてきた

「なににゅにょうぅ!?」

リーフィ、意味が分からない


「凄い!」

〈私の名はレヴィンと申します 少々スプィスとアニミをお借りしても宜しいでしょうか?〉

「あ、はい どうぞ」

「はいこれー!」


〈初めまして これから貴方方に情報をインプットさせて頂きます〉

〈〈了解〉〉


3機は空中に浮いて機械的な声で喋っている

普通は有り得ないよね・・


「ソーミィ、君にもこの魔石を」

「どうもありがとう!」

ソーミィが受け取った瞬間、魔石から煙が出てきて、ウサギの形になった


白い毛並みに紫の瞳、私のリーフィと瓜二つ 双子みたい


「僕はトゥニー、ソーミィ、よろしくね!」

「かわいい!!」

ソーミィはトゥニーをぎゅ~っと抱きしめていた


「うぐぐ・・苦し・・・い (ガクッ)」

「キャアア!!トゥニー!!(トゥニーを揺さぶる)」

「・・・」

トゥニー・・可哀想に


「私の主がアールで本当に良かったなの・・」

ポツリとリーフィが震えながら言っていた


本当に良かったね、リーフィ


さ、案山子さっさと倒さなきゃね!

今日は短めです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ