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悪魔の囁き  作者: 莉乃
1/1

汐莉の災難!?

読んでくれると嬉しいですO(≧▽≦)O


残念な作品かもしれないけど愛はこもってるんで!m(_ _)m

「汐莉〜待ってて!」


「健!早く〜」


「わりぃ!一緒にいこ!」


早川汐莉と長田建は学校お墨付きのラブカップルである。


「建どこいく?」


「そうだな〜ラブホ?」


「///バカ」


「そうだな〜カフェでも行くか?」


「そうだね。そういえば…」

2人は何も知らずに他愛もない話しをして歩いていた。

……何も知らずに。


〜 悪魔達の会話〜


「あ〜あのこでよくね?」

「うん。いいとおもう」


「まだ若いじゃん。かわいそうだよ?」


「若いからいいんですよ」

「彼氏さんは?」


「男はいんね〜」


「じゃああいつ決定で♪」

「俺殺してくる〜」


「なるべく苦しまずキレイに殺して下さいね」


「手っ取り早く交通事故で♪」


汐莉は自分が悪魔のターゲットになった事を知らず呑気にしゃべっていた…










〜汐莉達〜


「楽しかったな♪」


「うん!!じゃあまた明日学校で」


「汐莉!さよならのキス忘れてる?」

「えっ!?ここで?///」


「うん。じゃあね。」


「もぅ!!」


2人でキスをしていたその時だった。


プップー 大きなクラクションが汐莉達の耳に届くそして汐莉の目の前で建がちだらけで倒れていた。


「建!?建〜!」 『 建?嘘…引かれた?私のせいで…建!』

汐莉は泣き崩れる。

そんな時汐莉の前に悪魔達が現れた。

「…あなた達誰?」


「ふっ!お前の彼氏さん、助けてあげるよ?」

一番背の高い悪魔がいった

「本当ですか?お願いします!助けて下さい!」

必死に頼む汐莉。


「ただしそれ相当の事はやってもらいます。」

髪の長い悪魔が余裕たっぷりで言う。


「私何でもします!出来る限りの事は!!」


「ふっ可愛いこやな〜」


「よし。お前の彼氏さん助けてあげるよ♪でもさっきの約束忘れないでね?」










悪魔の一人が指をパチンと鳴らす。その瞬間汐莉の意識は遠くなっていった。


「汐莉!?汐莉〜」


『えっ建?良かった…無事だったんだ。でも何でだろう?体が痛い…』


「汐莉〜!死ぬな!」


『えっ?なにいってるのなんだか意識が遠退いて…建…け…』


「汐莉!?おい?おい!?」

健は必死に叫んでいた










〜悪魔達の会話〜


「成功した!!」


「何か可哀想…」


「速く帰りますよ?もうすぐ着いてるでしょう」


「うーんだなぁ」










〜汐莉目線〜


「ん〜んっ」 私が目を覚ますと広いベッドに横になっていた。


…ここは どこ?

私は 汐莉だ…



ベッドから起きて見る。普通だ。

鏡に映してみる。

顔や体は変わってない。可愛くもなってないしナイスバディにもなってない。

変わったのは服だけ。


ん…?服ってヤバくない? いや、メイドさんとかがやったんだよね…?


私…どしたんだろ?

何のために?

あれは夢?




「起きたか?汐莉」


振り返るとさっきの男達が立っていた。


改めて見ると凄い美形揃い… すごい…


「はじめまして。俺様はシン宜しく♪」 シンさんは背が高くて足も長い。顔も彫りが深い顔をしている…彫刻みたいな姿。 かっこいい…


「私はガクです宜しくお願いします。」

ガクさんは腰まである黒い髪を縛っている。涼しげな顔をした優しそうな人だった。 もてるだろうな…

「ぼくはレン宜しくね!」

レンさんは背は高くないけど大きな目に茶色の癖毛が合っている。可愛い〜


「俺はチヒロや。よろしゅうな。」

チヒロさんはスポーツ選手みたいな体つきで、笑顔がとてもかっこよかった。爽やかだ…って浮かれてる場合じゃないよね。



「…あの私これからどうなるんでしょう?」


恐る恐る聞いてみる。


「決まってるだろ?俺達のお世話だ。」

シンさんが言う。


「へっ?」


お世話って?なに?


「まぁ性的ないみでも、ね?」


セイテキダト?


「はぁ?///」


「あんまりいじめんといて大丈夫や♪優しくするで」そう言って私の手にキスをした。

ヤサシク?

「…///」

私は言葉を失った


「皆さん!苛め過ぎです!大丈夫ですよ洗濯や掃除などだけです♪安心して下さいね。」


「良かった…」


ん?良くはないきが…?


「いや、分かりませんよ?」


「///っ」


「汐莉、反応可愛いな〜」


「俺、襲っていい?」


「駄目です!あの〜メイドさんは?服返して貰いたいンですけど…」


「?メイド何か居ませんよ?」

レン君が不思議そうに言う。


「えっ?じゃあ…着替えは…」


…ナンダカフアン…


「僕達でやりました♪大丈夫ですよ。何もしてませんから。」


笑顔で言うレン君。そういう問題じゃないよ…!



「下着は灰色やめろ、色ぽくない」

真面目にシンさんがいった。


「個人的には白いレースが良いですね♪」


「自分は黒いレースやな♪」


シンさんたちは下着の話しだけで盛り上がっていた


あぁ誰か…私を助けて下さい…










〜次の日〜


「おはよーさん!汐莉、朝ご飯の時間やで♪」


…誰かが私を起こしてるよな気がする。 まぁいいや。


「汐莉〜起きてくれへん?はよせいや!」


「後5分…」


「もう!可愛い過ぎや!後10秒で起きんかったらチュウするで?」

「うーん…」

何か変な単語が聞こえたような… まぁいいや…


「4、3、2、1、0…時間切れや♪約束やで!?起きんのが悪いんや!」


うーん〜何か変な感触がある… なんだ?


「って…///キャアー!!」

私の目の前にはちひろさんの頭があった。


「やっと起きたか?汐莉」 普通の顔で言うちひろさん。 何もなかったような顔をして。


「さっきなにやってたの!?

///」

驚いて聞く。

「何ってなんや?」


「その!私に…」

ハズッ!お嫁にいけないよ…


「目覚めのキスマークや♪起きんかったら!」

ニヤニヤして言う


「だからって!?普通キスマークつけないですよ!?」


本当だよ!



「ごめんごめん、汐莉の寝顔が可愛い過ぎたんや?許してや♪」

陽気に言うちひろさん。絶対悪いとか思ってないわ…


「そう朝ごはんや♪はよいこう?」


「はい…」


何かはぶらかされたきがする…? まぁお腹すいてるし 腹が減ってはなんとやらとも言うしね♪





「おはようございます汐莉さん。」

エプロンをしたレン君が出迎えてくれた。



「おはよー」 「おう!」


それに続けてシンさんたちがあいさつしてくる。


やっぱり夢じゃない


「おはようございます」


あいさつをして椅子に座った。



「おい!そのキスマークはどした?」

シンさんに聞かれる。


「へ?」


私はびっくりして首筋に目線をやる。 くっきりと1つ確かにキスマークがあった。


「これは…」「朝方から何やってるんですか?私も混ぜてくれたらよかったのに…」

コーヒーを飲みながら言うガクさん。


「だからこれは!ちひろさんが勝手に!」

必死に弁解する。ちひろさん何やってくれた!?


「オレがつけといたンや♪虫除けにな。」

ちひろさんが私の肩に手を回し言う。


「ちょっと!止めて下さい!何してるんですか!?」


朝っぱらからもう最悪!

はぁ。


「なんや?嫌だったか?

「好きでもない人にキスマークつけられて喜ぶ人いないんじゃないですか?」

本当だよ。最悪! 最低!

「ふん!!ザマミロちひろ!」シンさんが鼻で笑った。


「確かにちひろが悪いですね。速く手を出し過ぎですよ」 ガクさんも愚痴る。

ん?私何か弁護されてる?喜んでいるいいのか?


「…分かったよ。オレが悪かったや。許してや♪」

ちひろさんが降参ポーズで言う。 …少しいいきみ

「でも汐莉、お前が可愛い過ぎたんがいけないんや♪起きなかったし?」


「///って!」


「全然こりて無いな」


「本当に」


「女の子にはやさしくだよ!?」


皆は笑って無かったがちひろさんは1人ただ私の反応を見て笑っていた。


「明日は俺が起こしてやるよ、やさしく。」


「いや、私がい行きましょう」


「大丈夫!僕が行く」


「又俺が行くンや!」


…そして喧嘩がはじまった…

まぁいいや私には関係ないし。

私はたっぷりイチゴジャムのトーストをほうばった ん〜おいしい!このイチゴジャム、手作りかな?

少し形の残ったイチゴがまたおいしい。パンもふわふわで、でも外側はほんのり焼けていてサクサクしている。ヤバい旨すぎ!


…あれ?何か視線を感じるような…?


食べるのを止めて視線の方向を向く。


…シンさん達が一斉にこっちを見て顔を赤くしている。 私何か可笑しい?

「何ですか?」


「お前…可愛い過ぎる…」

「ホンマや…」


「犯罪者ですよ!」


「///可愛い♪」


へ?何が?


「食べていい?」

レン君がおっきな瞳を私に向けてくる。可愛い♪

それより何を食べるんだろ?…あっジャムか。


「いいよ。」


「わーい!」

可愛いな〜レン君、ジャムだけであんな喜ぶなんて……ん?レン君何で顔をそんなちかずけて…。

「ペロッ!」


「///☆★§@*&#!?」

ほっぺたを舐められた!?えっ?は?


「美味しい!!ありがとう汐莉最高だよ☆」


「「…お前ふざけるな!」」


「ちゃんとオッケー貰ったもん♪」


えっいや…確かに挙げたけど…


「嫌ダッタの…?」

ダメ!そんなウルウルで見ないで!


「そ…そんな事ないよ?」

「ありがとう…」

そのスマイルはずるい!!

ずる過ぎるよ!?可愛い過ぎるよ〜!


「何や俺ん時と反応ちゃうきがするのは気のせい?」ちひろさんが不満そうに言う。

「気のせいですよ!」




「それよりは時間大丈夫何ですか?」

あわてて話題を変える。何だか気まずい。


「あ、そろそろ行く。」


「ガク手を出すんじゃ無いぞ!」


「行ってきます!」


「行ってらっしゃい」


みんなが出て行く。1人覗いて…

「あの…ガクさんは行かないんですか?」


「私は今日休みなんです」

確かに…長くてさらさらの髪を今日は縛ってないし服もルームウェアみたいだし… まぁかっこいいけど だけど、ってことは…ガクさんと二人キリって事!?「さぁお皿かたずけましようか」


「あ、はい!」


ガクさんがエプロンを着け手際良くお皿を洗って受け取ったお皿を私が拭く


「汐莉さん、昨日は良く眠れましたか?」



「あ、はい。」


「それは良かったです。」

そう言って笑うガクさん。かっこいい良すぎ…


「私達は順番に休んで家事をしてるんです。今日は私で明日がシン。次はレンでその次がちひろって順番でね」


「はい。それで私は…」


「家事を手伝って下さい。今みたいに」


「分かりました。」


「あ、それと一つ注意があります。」


ガクポさんが手を止めてこちらを向く。 なんだろう?


「二人キリになるのであまり誘惑等はしないほうがいいですね。じゃないと襲われます。」

私もまんざらではありません。」


にっこり言う悪魔の微笑みを見た。

「へ?///」


そんな事を言われると…私は頭がボーとしてしまった。 その時


ガシャーン!!


大きな音で我に変える。手持ってるはずのお皿の代わりに下に白いお皿が砕けてた。

「!?大丈夫ですか?」


「はい。すみません!痛っ」


割れたお皿を拾おうとして指先を切ってしまい,赤い血が白いお皿に垂れる。


「指先を切っていますね。見せて下さい。」


私の指先をとって傷口を見るガクさん。近い…。


「破片は入ってませんね。でも一応消毒しましょう。消毒してもいいですか?」

「あ、ありがとうございます…。」

ガクさん、消毒してくれるって言ったけど私の手をずっと握ったまま。


「それでは…。」


「//////ちょっ」


ガクさんが行きなり私の指先を口に入れた。


「これで大丈夫でしょう消毒液は刺激がつよすぎていい菌も殺してしまうので舐めるぐらいが丁度いいんです♪」

指先から口をはなし笑うガクさん。


「だっだからって/////」

顔が赤くなってしまうだって行きなりだったし…。

「何顔を赤くしてるんですか?……可愛いですね…でも…」

ガクさんが又悪魔の微笑みをした。


「さっき注意しましたよね?誘惑等はしないでくださいって。」注意したのにやったということは本当に誘ってるんですか…?」 「ちがいます!!」


「いやも好きのうち?」


「ちょっ…」


「君は犯罪者ですね。」


ガクさんはそう言って私をだきよせる。


「ちひろの奴…こんな所にキスマークを着けたんですか…。」 私の首筋をそっと撫で少し恐い表情になった


「あの…離して貰えますか…?」

恐る恐る聞いてみる。

「もう少しだけ…。」


「えっいや…その…ん!」

私の口はガクさんの口で覆われていた。

…ヤバイ…私どうすればいいんだろ…誰か!




…一方その頃…(ちひろ目線)



くそっ何や!みんなして俺を責めて。 確かに手を出すのは早かったかもしれん。 でも汐莉のあんな可愛い姿見たら止まらへんし… あれでも我慢したんがな〜俺


電車の中で俺は思う。何故皆あんなに恐こった?

…もしかして皆汐莉の事を…好きなのか…?それならば説明がつく。しかし俺も何であんな小娘に可愛い何て思ったンや? …………ナイスバディでもないし、顔もブスではないがそこまで可愛いって訳でもないし…何や?

そして…俺は汐莉の事が…好き何か? 自分でも良く分からへんわ…。はぁ


頭を抱え悩むちひろであった。

(シン目線)


俺様は…朝何であんなにイライラしたんだ?

ただ汐莉にキスマークがあっただけじゃないか…。 汐莉はメイドだろう?

俺…そんな欲求不満なのか…? 後皆何故あんな怒こったんだ? あのガクでさえ… もしかして

いやない! ボインでもないし…。でも俺様…?

はぁ〜

ちひろ同様頭を抱えるシンだった。







(〜レン目線〜)


朝方僕らどうかしてた… 女の子1人にあんな怒って…。 口元についたジャムのときだってただ舐めただけなのに、僕ドキドキした…。

そして皆怒ったし…。

僕らもしかして…?


レンもシンとちひろ同様頭を抱えたのであった。








恋?なのかな…?はぁ


三人は一斉にためいきをついたのであった。

読んでいただきありがとうございます♪


続き頑張ります!! 感想くれると嬉しいですO(≧▽≦)O

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