第30話「文化祭開幕! かわいいの魔法が広がる瞬間」
朝の校庭は、活気に満ちていた。
各クラスや部活の出し物が準備を進める中、手芸部のブースも賑やかだ。
【準備とドキドキ】
「わあ、ついにこの日が来たね!」
桜井りおが大きな笑顔で叫ぶ。
「みんな、最後のチェックを忘れずに!」
志乃が指示を出す。
【展示開始】
来場者が手芸部のブースに足を止める。
色とりどりのマフラーや手袋、レースのバッグに目を奪われる。
「かわいい! どれも丁寧に作られているね」
ある来場者が感心してつぶやく。
【部員たちの嬉しい瞬間】
「みんなの努力が、ちゃんと伝わってる」
こよみが満足そうに微笑む。
「これが“かわいい”の力なんだね」
詩織も感動した様子。
【特別ゲストも登場!】
突然、昨年の全国大会の審査員長がブースに現れる。
「手芸部の皆さん、成長を感じましたよ。とても素敵な作品ばかりです」
「ありがとうございます!」
部員全員が礼をした。
【文化祭の魔法】
夕方、校内は温かい光に包まれ、手芸部のブースは笑顔と拍手で満たされる。
「かわいいは、人の心をつなぐ魔法なんだ」
志乃はそう心に誓いながら、みんなと肩を組んだ。




