始まりの手記
神
人間の想像した創作物だと思っていただろうか?
人類が地上の覇権を持ち人類同士でいがみ合っていた不穏であり平穏な世界。たった7日間で崩壊してしてしまうとは誰一人考えていなかった。
3月25日
これから7日間日記をつけていこうと思う。専門家は「人類始まっての異常気象」というがそのレベルではない。きっと神々の怒りだ。今日まで分かたれていた天と地がつながった。
3月26日
世界に九つの光の筋が天から降りてきた。天使の梯子のようでもあり、天橋立のようでもある。神々が降臨する準備をしているのだ。
3月27日
世界各地で大陸を割らんとするような地震、大洋全体に広がり島々を飲み込まんとする渦潮、全ての生命を支えんとする世界樹。地図はもう必要ない。地形は変わってしまったのだから。
3月28日
太陽は黒に染まり、月は赤に染まる。そして星は落ちる。これが黙示録なのか創世記どちらなのかは誰も知らない。
3月29日
ゴジラよりも大きく偉大な超生物、リヴァイアサンとベヒモスがつくられた。ただじっと神々の降臨を待っている。
3月30日
九つの光の筋が三原色のような虹のような色の橋となる。リヴァイアサンとベヒモスの体はバラバラとなり、世界樹と共に柱となる。
3月31日
神々が降臨した。
20XX年
終末であり創世である7日間の手記




