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やだ!!

「おお…ティナ…何をやっとるんじゃ…⁉︎


と、とにかく…ここはワシと婿殿に任せて…


お前達だけでも避難を…」




「そうだよ…ティナ…


王宮の人々を避難させないと…



大丈夫!!君達もみんなも必ず…僕が…」




「……やだ……」




「…えっ?」




「…私もあなたや家族や王宮や国を…


この手で守りたい…



あなた程の魔法力は私には無い…


ふふ…私の方が魔界の王女なのにね…



でも…人間でも魔法使いでも…


自分が一番大切だと思うものは…


自分の手で全力で守りたい…



きっと…あなたもそうやって私を守ることで…


魔法使いの私が憧れちゃう位…


こんなに強く逞しい人になったのだから…」




「ティナ…」




「私も…千の夜…後悔してきた…


守りたかったものを今こそ…!!



優也様…私もあなたを守りたい」




「ジーニャさん…」




「海の上…ゆらり揺られて…


ウチを壺から出してくれたのは殿やった…



姉ちゃんが運命やったらウチも運命…


こんな素敵な男性ひとは…他におらん!!


命かけるで!!ホンマに…」




「ジーナ…」





「私達に襲いかかる困難に立ち向かって…


みんなの笑顔が咲いたら…



あなたとの約束の…


ス、スニーカーを…一緒に買いに行くのが


今の私の夢…なんです!!


だから…頑張っちゃいます!!」






「ナギさん…」






「大丈夫よ…



だって見えるのよ…また優也くんが…



私のお重の太巻きを美味しそうに頬張ってくれるのが…




また作らないとね…腕にヨリをかけて…」






「愛ちゃん…」






「ワッハッハッハッハッ…


いやあ…これは愉快じゃ…」





「お義父さん…」





「婿殿でも一本取られることがあるんじゃのう…


マサムネにも見せてやりたいわい…



…知らんうちに…みんな立派な国王になりおって…



婿殿よ…ここはティナ達に任せてみないか…」



優也の肩にポンと手を置いたゴルドはプラティナ達と対峙している真剣なマーブルの表情を見て…




「マーブル…おそらくは召喚獣はあやつの仕業…


あやつもなかなかの娘よ…


国では無いが…キチンと身体を張って会社を…


部下を守っておる…




お互いに真剣勝負…見守ろうではないか…」




「お義父さん…」



少し考え込む優也…






「分かりました…ただ…



やっぱり…彼女達は僕にとって掛け替えの無い大切な…大切な女性ひと達です…




彼女達の魔法わざが通じなかったその時は…



僕の命に換えても彼女達全員を守ってみせます…」





優也の覚悟の表情にゴルドも黙って頷く…




そんな時…


優也の服のソデがクイクイッと引っ張られる…




「王子様ぁ!!」




「ケイティ…⁉︎どうしたの…?」




「私は…誰と闘えば良いですの⁉︎」




その言葉に驚く優也は目を丸くしながら…




「え…な、何言ってるんだよ…


目の前に召喚獣がいるじゃないか…」




「…アレですの⁉︎」



「そうだよ…王宮が襲われそうなんだ…」




するとケイティは優也の前で深々と頭を下げた。




「…ゴメンなさい。


流石にケイティには無理です…」

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