番外編〜ハロウィン〜
折角なのでifの未来をお楽しみください
これはifの未来の話
「あ……アリシア…………何をしてるんだ?」
普段のノアの朝は以外と早い。そんなノアよりも早くに起きたアリシアを見つけた彼が目にしたのは、緑の物体と格闘する妻の姿であった。
「ちょっと料理をな……ふん!」
「えっと……その剣で斬ってる物は食材なの?」
「商人の話では『かぼちゃ』という食材なのだとか……てい! どこの国かは……ハッ! 忘れたがッ! 丁度この『かぼちゃ』を沢山使う催し事が今日あるそうで……な! 調理方法を教えて貰ったので作っているのだ」
ノアの質問に答えつつ、彼女はカボチャを様々な大きさに切り分る。そして、一部のカボチャは水と共に鍋投入された。楽しげに料理をしている妻の姿に、ノアは苦笑いを浮かべ「楽しみにしてる」と言い立ち去ろうとした。刃物を振り回していることはノータッチな所は信頼なのか慣れなのか……。
「色々と教わったからな! 楽しみにしていろ!」
「加減はしなよ……」
昼はかぼちゃとやらで埋め尽くされるな……と感じ取ったノアは、無駄だと思いつつも少しは控えめな量になることを願った。強く止められないのは惚れた弱みだ……とノアはまた一つ苦笑いを溢した。
* * *
案の定、昼はカボチャ料理でテーブルが埋め尽くされていた。それを見たノアの頬はひきつっている。しかし、アリシアはそれに気付かず可愛らしい笑顔で料理の説明をしている。
(まあ……いいか)
愛する妻の笑顔が見れるなら今日見たいな事も悪くはない……そう思い、ノアは料理に手を伸ばした。
いつもより更に短い?
気にしない気にしない(目そらし)




