第三十七話
主人公がまだまだトんでます
未定→委員長視点→主人公視点って変わります
「……あんたを殺せるなんて、ほんと、最っ高♪ ねぇ、たくさん愉しませてよね?」
今この場で嗤えるのはただ1人。
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「坂本、莉亜……?」
「“リア”って……莉亜ちゃん!?」
「坂本さんが……? どうして…?」
何人かが呆然と呟く。
あの鬼畜人外騎士団長の正体が、あの坂本莉亜?
頭が働かない。信じられない、信じたくない。
女神の豹変も、今目の前の光景も、騎士団長の正体も、そしてその姿も。
肌を見せることを嫌う騎士団長。圧倒的理不尽の塊。
その騎士団長が装備を解いた瞬間、金茶の髪は白銀に変わり――その外見の美しさとはかけ離れた本能的おぞましさを感じさせられた。
坂本莉亜。
クラスの……言ってしまえば地味な女の子。ちょっと影の薄い、控えめな子だった気がする。
あまり話したことはないけれど、たぶん良い子だった。
鬼畜騎士団長と坂本莉亜を結び付けられるわけがないし、ましてやあの上空に浮かぶ形容し難いナニカに繋がるなんて脳の許容範囲を軽く超えていた。
「莉亜ちゃん、どうして……?」
「静かにっ」
騎士の焦ったような抑えた声が聞こえた。
「君たちと団長に何があったかは知らない。だが今は静かに…」
アレに気づかれてはならない。生命としての本能だ。が……
「……はぁ。前から思ってたけどさ、お前ら私の聴力舐め過ぎじゃない??」
空から呆れた声が降ってきた。
「…それから、お前らに親しく呼ばれる筋合いは無い。
『うちのクラスは仲良いもんな!』って、これほど笑える言葉も少ないからね?」
まぁ、もう気にしてないけど。と怪物は呟く。
「今、一緒に殺されないだけでも感謝しなよ?」
空からはボタボタと女神だったモノの破片が幾度となく降り注ぎ、空を裂くように破片の主の悲鳴が響き渡っていた。
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いやぁほんと、勇者たちをこの場ですぐ殺さない私ってやっさしい!
もはや私が天使かもしれない。あんな仕事中毒の正義マンじゃなくてさ?
「思ったより弱くて物足りない感は否めないけど、理性ぶっとばなかった分、こうして話しながら弄れるのも事実」
ぐしゃり
また腕が潰れた。まぁ、私がやったんだけとさ。
「ほらほら、早ク治さないと次の攻撃来ちゃうよ?♪」
うーん、でもやっぱりツマラナイかな。
せっかくこんなに赤が沢山あるのに、ぐるぐる魔力が私の身体を巡ってるのに、コイツ本当に治すの遅い。殺さナい方が難しいかもしれない。
私の5年を、一瞬でおしまいになんて……
「あ、そうだ!」
ぽん、と戦いのさなかに手を叩いた。
もう楽しくてしょうがなくて勇者も殺シちゃいたいくらいだけどそれは我慢しなきゃいけない。でも殺りたい。
元凶は弱くてツマラナイ。
ならば……
「せっかく私が直々に育ててやったんだし、私が強くなった方法の一部を教えてあげよウか?」
勇者たちに、SAN値チェックだよ☆
にっこり勇者たちを見下ろす。
ちなみに拒否権は存在しない。
知ってるんだよ。
探す時に莉亜の名前もあげなかったんでしょう?
いなくなったクラスメートを思い浮かべる時、最後に思い出すか出さないかみたいな存在値だったのでしょう?
ほら、あの2人のなンにも変わらない。だから勇者たちはどんなに鍛えても価値がない。
「ではではココに始まル女神の解☆体☆ショー♪」
デデーンと大袈裟に手を振る。どこかで岩が爆ぜたみたいだけど気にしない。いぇい
「まずは邪魔な部位を切り落としつつ~♪」
また生えるから今はテキトーでヨシ。
「こう、背中からぐりっと手を差し入れて~」
もちろん暴れられるが、そこは踏み踏み抑える。
一応神の一端だったからか、悪魔系の魔術と天系の魔術の反発に耐えれるみたいで両手で触っても安心のクオリティ。
反発は常に勝手に生まれてるのでわざとではない。が、追加ダメージ入っててカワイソウ(笑)
「魔力をこう、……あー説明めんどいな、とにかく四次元かちょっと五次元的に心臓方向へ動かすと……
な な なんと!! 女神(笑)スキルがとれます。
これはなんだろ…… あ、天に帰るやつか」
女の絶叫。うるさい。
くるりと正面に回り込んで微笑みかける。
わぉ、顔面崩壊どころじゃなくすごいことになってるよ?
「ざぁんねん♪ かわいそうに、かえれなくなっちゃったね?」
くすくす嗤う。あー、楽しい。最高。
「ではではお次~♪」
…
……
………
どれくらい時間かけられただろう。
結構あっというまだった気がする。
「あー…… 残念だけど、もう取れるものなくなっちゃったみたい。あー、本当にザンネン」
しかし首だけになっても生かしておけることに気づけたのは良かったな。
生かすためにちょっと魔法使ってるけど、コイツの元の能力だけでもそこそこ持つのは流石…… いや、この言い方だとちょっと神をバカにしすぎかな?
脳みそだけにしてもよかったが、反応見られないのはツマラナイし。
「そして生まれたのがこちらの魔石たち。埋め込めば女神パワー(笑)を直接使えるよ♪」
だがしかし、さすがに遊びすぎたのか、女は反応が薄くなってしまった。なんてこった。
なかなか愉しめたけど……
さて、一通りシてみたけどどうするか。




