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交戦~二度目の襲撃~

「そういえばさー」


 アシュリーの手を借りて立ち上がりながら、義利が言った。


「成金ぼっちゃんはどうしたんだろうね」

「…………まずい」


 思わずアシュリーは息を呑む。

 寝起きでぼんやりしていたこともあるが、特に興味がなかったため、完全に忘れていたのだ。


 アシュリーは、成金ぼっちゃんを精霊と融合できない状態で木に縛り付け、武器の類いも放り投げてしまっている。


「何がまずいの?」

「成金ぼっちゃん、縛ったまま忘れてた……」

「縛ったって……、どういうこと?」

「実はな――」


 アシュリーはまず、契約した天使と融合する際にはその天使の名前を呼ばなければならないことを伝えてから、なぜ成金ぼっちゃんを縛ったのかを話した。


 気絶しているとは言え、相手はアクターだ。

 そのまま放置していれば、また襲われる可能性が高い。

 だから猿轡を噛ませ、そしてそれを外されないために、木を後ろ手に抱えるように縛り付けたのだ、ということをたどたどしく答えた。


「……殺しはダメだって言ってたけど、今回は事故ってことで諦めよう、な?」


 義利の意志を極力尊重し、殺人はできるだけ控えようと考えていた矢先だが、アシュリーはあまり気にせず言った。

 やはり彼女も悪魔なので、人間の命に尊さを感じていないのだった。

 アクターである義利は別だが、それ以外はどうでもいい。


 次からは気をつけよう。と、頭の片隅で少し思う程度だ。

 そんなアシュリーに対し、義利は訊いた。


「アシュリー、成金ぼっちゃんを縛ったのってどの辺り」

「えっ、まさかわざわざ戻る気か?」

「そうだよ」


 自身を殺そうとした相手を助ける。

 そんな馬鹿げたことを、義利はこの上なく真剣な表情で、当たり前のように言った。


「……ま、いいや。少し歩くから、筋肉痛は治しておこうぜ」


 アシュリーにとっては暇が潰せればそれでいいのだ。

 一度融合して彼の痛みを完全に取り除くと、踵を返して来た道を辿り始める。

 義利はそれに続いた。


「ダッチ。一応言っておくけどよ、アイツはお前のことを殺そうとしてたんだぜ?」


 前を歩くアシュリーの言葉に、義利は首を傾げた。


「盗賊……、って感じではなかったよね。なんで僕を狙ったんだろ?」


『成金』と二人に言わしめるほど、彼は装飾をしていたのだ。

 わざわざ人から奪わずとも、欲する物は何でも買えるだろう。

 それは憶測ではなく確信だった。

 故に義利は狙われた理由がわからず、頭に疑問符を浮かび上げる。


「簡単に言うと、アイツは天使と契約をしてて、ダッチが悪魔と契約をしてるからだ」

「要するに、成金坊っちゃんは敵ってこと?」

「そーいうこと」

「何? 天使と悪魔って仲が悪いの?」


 義利の言葉に、アシュリーは笑いをこらえきれずに噴き出した。


「ガキのケンカじゃねえってコトくらい、昨日の戦いでわかるだろっ」

「うん。正直に言えばけっこう怖かった」

「話すと長くなるからよ、詳しくは街に着いてからだ。今はさっさと歩け」

「……はーい」


 そこで雑談はひと段落をつき、二人は森を進む歩調を僅かに早めた。

 この場所を住処にしていたと言うだけのことはあり、アシュリーの歩調は迷いなく安定している。

 一方の義利はといえば、場所に馴染みがなければ森に慣れてもいないために、それほど早くはないアシュリーに追いつくのがやっとの有様だ。

 そして幾度となく転びそうになってはアシュリーにより助けられていた。


 ある程度進んだ頃。

 不意に、傍の茂みから音が上がる。


--風かな?


 などと呑気に義利が考えていると、ソレは茂みから飛び出してきた。

 咄嗟のことで義利は身構えることもできず、ソレに押し倒された。

 喉輪をされ、受け身を取ることもできずに背中を地面で打ち付けたことで息を詰まらせる。

 驚きと痛みで目を白黒とさせていると、彼の視界にキラリと鋭く光るモノが映り込んだ。


 ナイフだった。


 義利に馬乗りとなっている何者かは、その手に持ったナイフを振り上げている。

 嫌な予感が、義利を襲った。その予感から来る恐怖が、彼の身体を硬直させる。

 凶器の先端は既に義利の眼球に狙いを定めていた。


「ダッチ! 行くぞ!」


 ナイフが振り下ろされる瞬間にアシュリーからの声を聞き、義利は辛うじて動くことができた。

 目から刃物を入れられては致命傷だ。アシュリーと融合することで大概の傷は即座に塞がるが、致命傷が治る確証はない。


 故に義利が真っ先に取った行動は、防御だ。腕で顔を隠すことで、脳を守ろうとしていた。

 同時にもう一本の腕を使い、どうにかナイフを奪えないかと試みる。

 目を防御しながらの行為だ。

 見えない獲物を奪えるはずもなく、義利の手は空を何度も切る。


 偶然、彼の手が相手の胸に触れた。

 柔らかい感触を受け、それで義利は相手が女であることに気づく。


 その頃に、ようやくアシュリーとの融合が完了した。

 必死になっていたため、義利には融合の際の不快さすら感じる余裕もなかったのだ。


「あっぶねっ」


 眼球をめがけて迫るナイフを手ごと掴み、義利の身体を操るアシュリーは満面の笑みを浮かべる。


 上に跨っている女は、掴まれた腕を器用に動かすことでアシュリーの手を振りほどくと、再度ナイフを振り下ろした。


 アシュリーが女からの攻撃を避けるために寝返りを打つように体を動かす。

 完全に組み敷かれていたのだが、人間を凌駕する魔人の膂力によって女は体勢を崩した。

 後ろによろけ、義利の腹部に尻餅をつく。

 それにより肩を押さえつけていた膝が浮き、その瞬間、アシュリーが拳を打ち出した。


 それを受け止めるためにか、女が左手を広げて構える。

 組み敷いている状態であるため、受け切れると思っていたのだろう。

 だがアシュリーの繰り出した一撃は、女の防御を物ともせずに貫いた。


 殺しきれなかった拳の衝撃により、女は自身の手の甲で顎を強く打つ。

 そしてそのまま上方へ弾き飛ばされ、落下し、地面に頭を打ち付ける。


「…………ぅあ?」


 そんな風に、間の抜けた声が女から上がった。

 おそらく脳震盪だろうと義利は予想する。


 上に乗っていた邪魔者を退かしたことで自由を得たアシュリーは、女を威嚇するためか、心底楽しそうに吠えた。


「ハッハァーッ! たまんねぇなぁ、おい! たまんねぇよ!」

『僕としてはたまったもんじゃないよ……』


 義利の言葉には耳を傾けず、アシュリーはさらに続ける。


「こんな短い間に二人も聖人と戦えるなんて、アンタ最っ高だぜ!」

「何を言っているの?」


 女からの疑問が上がるも、アシュリーの知ったことではない。

 手招きをするような形で彼女は挑発をする。


「テメェにゃカンケーないね。さっさとかかってきな!」


 相手には一切取り合わないでおきながら、まるで誰かに話しかけているかのような口ぶり。

 そんな態度でいたことが、女に一つの結論を導かせた。


「あなた……、まさかアクターと会話を?」

「ゴチャゴチャうるせーなぁ……。さっさと戦えって――、のッ!」


 アシュリーは影をも絶つ速さで距離を詰めると、女の目を追った。

 相手はアシュリーの動きを、かろうじて捉えている。成金ぼっちゃんには出来なかったことだ。

 それだけでも十分称賛に価する。


 女の実力を更に詳しく知ろうと、アシュリーは右足を半歩ほど大げさに引いた。

 チラリと、女の視線が足元へ向かう。そして足技を警戒して、腕を交差し受けの姿勢をとった。


--計画通りッ!


 そうして防御の構えを取らせることまでがアシュリーの策略だった。

 歯を剥き出しにして笑い、ガラ空きとなった女の頭部へ拳を放つ。

 異変を察知した女は即座に交差させていた腕を眼前にまで上げて、間一髪でアシュリーの打撃を防ぐことに成功した。


「グッ……」


 小さな悲鳴は衝撃が通った証だった。

 魔人の筋力を、更に電気刺激で強化した一撃だ。

 まともな人間であれば腕の一本や二本が引きちぎれていてもおかしくはない。

 だがアシュリーは、それが受け止められるだろうとわかっていた。


 数度の攻撃、その全てで、人を殴った時には得られない歪な感触があったのだ。

 おそらくは女の聖人としての能力だろうとあたりを付けつつ、どれだけの衝撃を緩和できるのかを確かめていた。


 アシュリーの下す採点としては及第点。

 電気刺激が無かったとしても、魔人の筋力だけでも数度叩けば壊れる程度の強度しかない。


 見れば、防御による反動だろう。身体を硬直させていた。

 たった二秒にも満たない硬直だ。だがその二秒とは、戦闘において致命的である。


 アシュリーは再び拳を振りかぶった。女に防ぐ手段はない。回避も不可能だ。


『殺すなッ!』


 義利が慌てて叫んだ。しかしアシュリーには、殺すつもりなど毛頭ない。

 女の鼻先に拳を触れさせる。電撃を纏っていないただの拳だ。

 それだけで、アシュリーは満足したように踵を返した。


「ッ――――……」


 死を確信し、両のまぶたをキツく結んでいた女が、ゆっくりと目を開く。

 すると彼女の目に映ったのは死後の世界ではなく、去り行こうとするアシュリーの背中だった。


「なん、で……?」


 女の呟きは聞こえていたが、アシュリーは無視する。


『ああ……、びっくりした。殺すのかと思ったよ……』

「ヤんねぇよ。少なくとも、今はな」


 義利と雑談を交えながら、アシュリーは本来の目的である成金ぼっちゃんの元へと向かって足を進める。

 融合を解かないのは、万が一にも後ろから刺されるかもしれないからだ。


 戦いにすらならないことは見せたが、それでも再び襲ってくる可能性は捨てきれない。

 せめて見えなくなるまではこのままで居ようと、アシュリーは手のひらに指で文字を描いて義利に伝えた。


 残念ながら、義利はその文字が読めないために無駄な労力として終わっているのだが、それすらもアシュリーは気づかない。


「待って!!」


 背後から、声がした。つい今しがた圧倒したばかりの女だった。


「……実力差は、見せたつもりなんだけどなぁ。二回戦にゃあ早くねえか?」

「なんで、どうして殺さないの……?」


 その問に、アシュリーは渋い顔を浮かべる。


「なんだよ、死にたがりか。どうする、ダッチ?」

『殺しちゃダメ。命は大事に』


 あっそう、と義利に適当な返事をしてから、続けて女には自らを指差しながら言った。


「コイツ、人死にが嫌なんだと。死にたいんならアタシらの目に付かないところで死んでくれ」


 すると途端に女の表情が崩れる。

 冷徹であった無表情が、猫騙しでも受けたような顔になっていた。


「なん――、え? は?」


 意味のない声を数回繰り返し、女は頭を抱え始めた。


「……悪魔が、アクターに、気を遣ってる?」


 グルグルと忙しなく目を動かす女を指で差し、アシュリーはボソリと小さく呟く。


「悪ぃダッチ。打ち所が悪かったみたいだ」

『そんな風には見えないけど……』


 少なくとも気は確かなようだ。視線は彷徨っているが、焦点までは狂っていない。

 女は思うところがあるらしく、しばらく独り言を繰り返した後に、アシュリーと目を合わせて、言った。


「あなたのアクターと話がしたいのだけれど、いいかしら……?」


 アシュリーは思わず眉根を寄せる。珍しいな、と思っていた。


 聖人の大半は、相手が魔人とあらば問答無用で攻撃をしてくるような者ばかりなのだ。

 事実としてアシュリーは、そうした聖人たちに何度も遭遇したことによって前の契約者を失っている。


「だってよダッチ。どうする?」


 ここで女は『ダッチ』と言うのが魔人のアクターだと気づく。

 その所為で彼女の困惑はさらに深まった。


 悪魔がアクターに認可を求めるなど、一般からすれば異常で異様な光景だったのだ。

 一人芝居をしていると言われた方がまだ現実味があるほどに。


『丁度いいや。色々聞きたいことができたし。うん、僕は話し合いをしたい。アシュリー、融合を解いて』


 此の期に及んでもなお呑気なことを言う義利に、アシュリーは盛大なため息を吐かされる。

 もしも最初の接敵で、女が躊躇うことなく義利に襲いかかっていれば、今ごろ彼はここにいなかっただろう。


 この女は、接敵の瞬間わずかに動きを止めていたのだ。

 恐らくは義利に魔人らしい特徴が現れていなかったため、思わず手が止まってしまったのだろう。


 あの一瞬がなければ、間違いなく死んでいた。

 それほどに切迫していた状況から数分としないうちに話し合いだなどと、もはや呆れを通り越して感心を覚えるほどだ。


「いいってさ。ただし、武器を全部、手の届かない所に置いて、手は頭の後ろで組め」


 指示を出すと、女は大人しく従った。

 一度武器を地面に置くと、それを足で蹴り、遠くに飛ばした。

 もちろん、アシュリーのいる方とは全く別の方向に、だ。

 不信に思われぬようにだろう。慎重な手つきでそれを行いながら、彼女は質問をしてきた。


「それはあなたのアクター――、ダッチさんの指示?」

「違う。アタシの指示だ」


 それを聞いて女は少し安堵する。

 少なくともアクターの方は、対話に応じる準備ができているのだ、と。


 アシュリーは警戒をしながら女が武器を捨てる様を見ていた。

 手で持っている武器だけを捨ててそれで終わり、などと言おうものなら殴って意識を奪っただろうが、そうはならなかった。

 どうやら本気で話がしたいらしい。アシュリーはこちらにも呆れる。


 靴底に仕込んでいたナイフまでをも外して、女は後頭部で手を組んだ。


「これで全部よ」


 するとアシュリーは女に近づき、手を伸ばした。

 まだ武器を隠し持っていないかを確かめるために全身をまさぐり出す。


 彼女はむず痒さに多少身動ぎする程度で、抵抗は見せなかった。

 男の体に乳房や陰部を触れられるのには不快感があるためか、時折むず痒そうな反応をしたり、艶かしい声を出す事もあったが、手を頭の後ろで組んだままでいたためにアシュリーは見逃した。


 義利は、自分の身体を使ってそんなことをされている光景を見せつけられて内心で顔を赤くする。


--手の感覚って残ったままかな。


 そんな邪な思いも、思春期としては当然だろう。


「あ、忘れてた。アンタの天使の能力は?」


 耳の裏までも確認しながらアシュリーが問う。


「防御専門よ。見えない壁を作ること。宙に固定もできるわ。……もっとも、アナタの攻撃を防ぐことはできなかったけど」

「なるほど、あの妙な感触はそれでか」


 組み敷いた状態を崩しての一撃や、足技と見せかけての一撃の際に覚えた、肉体を殴った以外の感触だ。

 その正体を知ったことで、アシュリーはどこかスッキリとした顔になった。


 これは単に、誇りの問題だ。

 アシュリーは自分の破壊力には自信を持っている。

 その拳で幾人もの敵を屠った過去があるためだ。


 殺さない程度に加減をしていたとはいえ、女が無傷であったことにアシュリーは不満を抱いていたが、それも聖人としての能力によるものであれば仕方なし。と割り切ることが、確証を得たことでようやくできたのだ。


「ふぅん。まあいい、一応融合は解け」

「わかった」


 これにも女は大人しく従おうとした。――が、数秒待っても変化は現れない。

 すると女は困惑気味に、アシュリーの顔色を伺いながら、言った。


「ええっ、と。本当に申し訳ないのだけれど、私の精霊が、同時にアナタたちも融合を解かないと嫌だ、って……」

『まあ、あっちはもう武器を持ってないんでしょ? なら次は僕たちが敵意のない証明をしないと。ね、アシュリー?』


 義利からそんな説得を受けたアシュリーは、あからさまに不機嫌さを顔で表したかと思えば、観念したように融合を解いた。

 義利の胸から、青白い光の球が抜け出す。

 すると地につきそうなほどに長い髪や、長く鋭い耳や爪が、風に吹かれた砂のようにさらさらと崩れ、元の姿へと戻った。


「……これで、いいかな?」


 困ったように微笑んで見せると、女は自分の胸に問いかけた。

 この場合、精神的な意味ではなく、物理的な意味で、だ。


「キャロ?」

「…………」


 女の胸からも、同じように光の球が浮かび上がる。

 それは女の背に回ると人の形となり、そこから覗き込むようにして義利たちの方へ目を向けた。

 警戒心を解かせようと義利は手を振ってみるが、無視された。


「いいか、ちょっとでも変な動きを見せたら再起不能にするからな」


 アシュリーはすぐに魔人化できるようにか、霊態のままでいる。

 義利が肩を落としている時に、光球からそう警告をした。


「ええっと……」


 こうして会話の機会を得たのはいいが、何を話したらいいのかは全く考えていなかったため、沈黙が生まれる。


「まずはいきなり襲いかかったことを謝罪するべき……、なのかしら?」

「そう、なるんですかね……? 僕としては、襲われた――、襲われる理由が知りたいんですけど」


 ふと、女は戦闘中の言葉を思い出す。

『短いあいだに二人も』

 そして今の言葉だ。


「もしかして、前にも聖人と戦ったことがあるの?」

「ええ。昨日の夜に」


 女は自分の部下を思い浮かべるも、そのようなことがあれば真っ先に報告をしていただろうと否定する。


「だからもしかして、僕って何か狙われるようなことをしてるのかなー、って」


 再び彼女は困惑させられる。

 何を当たり前のことを聞いているのだろう、と。


「ダッチは昨日来た異邦人だ」


 そんな様子を見て、アシュリーが助言をした。


「……なるほど。つまり何にも知らないって訳ね」

「?」


 首をひねる義利に、この事実をどう伝えるべきか。

 彼女の苦悩は絶えない。 

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