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危惧

 そよ風によってエッダだったモノが大気に溶けていく。


 あれほどの猛威を振るっていた存在も、死んでしまえば儚いものだ。チリとなり、微生物に分解され、それをより大きな動物が捕食し、それを繰り返して大地へ還元される。生命の縮図、とでも言うべきか。弱い者は強いものに、その強いものもより強いものに、こうして淘汰されるのだ。


 義利は自身の手で食物連鎖の最下段にまで貶めた、人の形に積もった灰の上に跨る格好で膝を着いたまま、呆然と空を見上げていた。脱力し切った様子で、口をあんぐりと開きながら。そこに達成感などによる喜びの感情は見受けられない。ただただ喪失感のみが、そこにはあった。


 すぅっと、そんな義利の胸の中心からアシュリーが抜け出す。魔人化の影響により現れていた変化が崩れ去り、彼はただの少年へと戻った。


「終わったな」


 囁きほどの小さな声でアシュリーが言う。今の彼の鼓膜を揺らすにはそれで十分だった。直前まで爆音と雷鳴に満たされていたそこには獣の一匹すらも存在しない静寂が漂う中では。


 だがそれに対する返事はなかった。しんと静まり返り、自身の鼓動が微かに体内に響いているのがわかるようだった。


 そんな中、ぽたりと水が滴る音がした。義利の頬を伝った涙があご先から灰の上に落ちた音だった。


「これからどうする?」


 アシュリーが問う。


「………………」


 返事は、なかった。


「今さら後悔してんのか?」


 あれだけ『殺し』を拒んでいた彼が、その禁を自ら犯したのだ。そのことに絶望し、打ちひしがれているものだとアシュリーは思いはかる。


 思いはかりはできるがその感情は、生きたいように生き、やりたいことをやり、そうしてきた彼女には理解のできないものだった。アシュリーも自身に禁忌を設けてはいる。『アクターを脅しての契約はしない』というものだ。だがもしも、何らかの理由によりどうしても契約を取り付けなければならない状況に追い込まれ、その禁忌を犯したところでこう思うだけだろう。


――あーあ、やっちゃった。


 と。彼女はそう思うだろう自分を容易に想像できた。決して『こう』はならないだろう、とも。


 今の義利は抜け殻も同然だった。


 押せば後ろに、引けば前に、受身も取らずに倒れてしまいそうなほどだ。


 そんな彼をしばらくはそうっとしておきたいと憐れむ気持ちもあるが、いつまでもこうしている訳には行かない。ヘーゲンの住民の救出も完了しておらず、スミレも囚われたままで、何よりこのままでは退屈だった。


「おい、ダッチ」


 アシュリーが義利の額を軽く小突く。


 すると彼は驚いたようにハッと息を吸い込むと、そこにアシュリーの姿を見つけて、自身を見て、周囲を見回し、それから自身の下に積もった灰を見下ろした。


 そこで彼は再び静止する。自身の下に、そして腕にまとわりついている大量の灰から、それが何であるかは考えるまでもない。彼は既に、魔人の最期を知っているのだ。


 髪の毛ひとつ残さずチリとなることを。


「え……、エッダは……?」


 それでも彼は震える声で言った。一縷の望みにすがるようにか細い声で。


「ソレ」


 と、灰を指差しながらアシュリーがあっさりと答える。


「あっ、ああああああアアアアアアッ!!」


 突然、頭を抱えると彼は絶叫した。目を見開き、涙が勢いを増す。


「ああッああああああ!!」


 うずくまったかと思えば灰を腕でかき寄せた。


「何ッ……、殺ッ……ッ!!」


 要領を得ない叫びを上げながらも灰を集めた。そうすることで失った命が蘇ると信じているかのように、無為な行為を繰り返す。


「なんだよ! どうしちまったんだよ!!」


 義利の肩を掴んで揺すり、アシュリーが呼びかける。


「ッ~~~~~~!!」


 だが義利はその静止を無視して灰にすがろうとした。


 すでに肺の空気も吐き尽くしただろうになおも叫ぼうとしている。


 そんな彼を押し倒し、アシュリーは叫んだ。


「落ち着けッ!!」


 びくり、と義利の肩が跳ねる。錯乱していた視線は目の前にいるアシュリーに向けて固定された。


「あ、アシュリー……」


 ようやく正気を取り戻した彼はそう呟くと、再び涙腺のダムを決壊させた。


「こ……、殺すつもりなんてなかったんだ……」


 目尻から、溢れ続ける涙が彼の顔を汚していた血液をさらってゆく。


 義利を組み敷いているアシュリーは彼の言葉を受けてわずかに首をかしげた。あれほどまでに明確に『殺す』と言い切っていたではないか、と。しかし同時にこうも思った。たしかにさっきまでの義利は異常だった。まるで――。


――まるで何者かに操られているかのように。


「ただ、許せなかっただけなのに……。ちょっと懲らしめようと思ってただけなのに……ッ!!」


 内心のこととは言え、あの惨状を目にしてなお、彼の中には殺害という選択肢はなかったのだ。結果として彼はエッダを殺めたが、それは義利の望むところではなかったのだ。それを知り、アシュリーは頬を緩める。


「殺しちゃ……、何もできない! 反省も後悔も、懺悔もできないんだ!! 反省して欲しかった、後悔して欲しかった、懺悔して欲しかった! なのに……ッ!!」


 彼の目的は改心させることではない。フレアは義利との会話を経て改心をしたが、そうでなくとも彼はフレアを殺すつもりなど毛頭なかった。ただなんの感慨もなく命を奪うことを止めたかっただけなのだ。


「殺したら死んじゃうだろ、か……」


 それは彼がアシュリーに向けて放った言葉だ。殺したら死んでしまう。そして死ねばそれで終わりなのだ。今までの罪に対する罰を与えることすらもできなくなる。そう彼は言いたかったのだ。だがそれは見方を変えれば何よりも残酷な思想である。死すらも、殺しの罰に対しては軽いと言っているようなものなのだから。


「でもさ、お前は町のヤツらを救ったんだぜ? 殺した数より救った数を数えろよ。一個でたくさんだぜ?」


 そんなアシュリーからのフォローを、彼は受け取らなかった。


「ダメだよ……。僕は命を奪ったんだ。その事実は変わらない……」


「そんなに自分を責めるなって」


「責めるよ。僕は人殺しなんだ」


「人殺しを責めるんなら、アタシだってそうなんだぜ?」


「………………」


 アシュリーの何気ない一言に、彼は返す言葉が見つからなかった。


 悪魔は生きるためには人を食わなければならないのだ。それだけではなく狙われる身であるために、殺されないためには人を殺さなければならない。


 今現在彼女が生きているということは、つまりは彼女も人殺しにかわりないのだ。


「とりあえず、まずはスミレを出してやろうぜ。んで、そんなに怒られたいならあいつに叱ってもらえよ」


 ふぅ、と小さく息を吐くと、彼女は義利の上から退いて手を差し伸べる。


「怒られて、そしたらお前を許してやれ。まぁ、アイツはお前を怒ったりしねーだろうけどさ」


 その手を取って義利は立ち上がる。


「僕は、僕を許せるかな……?」


「さあね」


 深刻な問にもひょうひょうと返す彼女らしさに、義利の表情がわずかに和らいだ。


「でも、たとえ誰もお前を許さなくても、お前がお前を許さなくっても、アタシがお前を許してやるよ」


 それがアシュリーからの精一杯の励ましだった。


 慣れないことをした照れから、彼女の頬に薄く朱が差す。


 それを見て、義利はようやく普段の面影を取り戻した。


「ありがとう」


「うるせー、行くぞ」


 照れ隠しも混じっているのだろう。ぶっきらぼうに答えると彼女は牢のある方へと向かい歩みだした。


 未だ心の整理はつかないが、せめてアシュリーの前でだけは平気で振舞おうと決め、彼はあとに続いた。


 心を支えられた彼は、そして未だ頬をわずかに上気させている彼女は、気づくことはない。


 散り散りになった灰が徐々にひとつに集まっていることに。



「……ん……。~~……さん」


 生ぬるいゼリーにでも包まれているような感覚だった。前後左右、上下、自分が立っているのか座っているのか、あるいは横たわっているのかも区別が付かない。


「――――レさん。…………」


 暗く閉ざされているガラスの檻のその外から聞こえるような微かな声が彼女の鼓膜を振動させる。


 しかし朝のまどろみにも似たその感覚は彼女、スミレ=F=アイランド――、またの名を原島スミレを捉えて離さない。


「スミレさん! 聞こえてますか?!」


 はっきりと、聴覚ではそれを認識している。しかし脳にまでは届いていなかった。街中ですれ違う人の会話のように右から左へと聞き流されている。


「なあ、ダッチ。コレ使うか?」


「いいけど……、使いすぎちゃダメだよ?」


 声と呼称から、そこにいるのが義利とアシュリーであることを理解した。理解はしたがそれで終わりだ。挨拶も声かけもしない。


「わーってるって」


 彼女らしくぞんざいに答えると、スミレは顎を親指と人差し指で摘まれ上を向かせられた。自然と口が半開きになり、そこへ小さな粒を入れられる。


 変化はすぐに現れた。


「ぅぇ……」


 小さく呻く。


「ぇえ……」


 スミレの意識は徐々に鮮明になり始めた。


「うげへッ……!」


 嘔吐。


 体の芯に火を灯された。


 そう錯覚するほどの痛みに思わずむせ返る。熱の発生源である胃の中身を排除するために数度嘔吐をし、消化途中にあった食べ物とともに吐瀉をした。口内に残る不快な酸味と粘り気を開口したまま下を向くことで垂れ流しにする。それでも残留したそれらを唾液でまとめて吐き捨てた。


「……あーーー、どれくらいだ?」


 現状を理解したスミレが義利に聞く。


「二時間くらいですよ」


「二時間、か」


 オウム返しをし、それから徐々に記憶をたどる。


 馬車の上での記憶はある。先ほど飲まされたのは、そこでアシュリーに渡した気付け薬だとすぐにわかった。薬を渡して、それから、魔人を見つけたのだった。そこで彼女の記憶は途絶えている。


「魔人はどうなった?」


 そう問うと義利がバツが悪そうに顔を背けた。


 これは何かあったな、と直感する。


「殺したよ」


 と、代わりにアシュリーが答え、それで彼女は概ねのことを理解した。


「そうか……。済まないな。私が不甲斐ないばかりに」


「それよりも、今は帰りましょう……。少し休みたいんです」


 義利の疲弊具合を見てスミレは頷いた。


「先に行っててくれ。生き残った住民の安否を確かめてから私は行く」


 するとスミレはピィィィ! と口笛を鳴らした。


「これで私の馬が来るはずだ。それに乗るといい」


「スミレさんはどうするんですか?」


「そのへんの獣でも手懐けるさ」


「獣って……」


 義利はそのへんの獣、と言われ、まず野犬の姿を思い浮かべた。あの巨大で獰猛な獣の姿を。


「いくらなんでも無茶でしょうに……」


「いんや。流石に獣でも二回も殺されかければ学習するだろうさ」


 スミレの計画はレパイルありきのものだった。獣を死の直前まで追い込み、治し、再び追い込んでは直す。そしてスミレを絶対に逆らえない存在と認識させて使役しようという残虐なものだ。その代償として自身の年齢を支払うのも計算に入れてのことだとすれば、それは義利にとっては許せる行為ではなかった。


「ダメですよ。そんなことをしたら対価であなたは――」


「わかってる。そこまでしないさ。そうだな……。後ろ足は野生の生き物にとっては生命線だ。それを切り落として直すだけだ」


「それであなたはどれくらい若返るんですか?」


「……大きさにもよるが、二週間程だろうな」


「本当に?」


「トワを直した後にもあんまり変化はなかっただろう? そこまで疑うなよ」


「……分かりました、信じます。でも馬は一頭だけでいいです」


「相乗りでラクスまで行くとなると馬の体力が持たないぞ」


「途中までは融合していけばいけますよね」


「ああ、そうか。ならそうしてくれると助かる。私としてもレパイルの能力はあまり積極的に使いたくないんだ」


 積荷を極力捨てることで、スミレも一頭の馬だけでラクスまで帰ることが可能にはなったために、帰路に関する会話はソコで終わり、スミレはヘーゲンの住民たちのもとへと向かっていった。


「………………」


「どうした、ダッチ?」


 スミレの背を見送る彼の様子に違和感を覚え、アシュリーは義利の顔を覗き込んだ。


「……いや、これでよかったのかなぁ、って」


「あん? どーゆー意味だよ」


「僕たち、町の復興を手伝ったりとかしなくていいのかなって」


 義利たちは正式な任務としてではなく、民間人からの依頼で今回ヘーゲンで魔人を討滅したのだ。もちろん報酬を期待してのことではないし、自腹を切ったことにも不満はない。どころか、その後のことに手を貸そうと言うのだ。


 これにはアシュリーも。


「はぁ?」


 と呆れるしかない。


「お人好しここに極まれり、ってェところだな」


「まぁ、今の精神状態じゃ何もできることはないんだけどさ……」


 そう言って、彼は手をグッパッ、と開閉し、深いため息を吐く。


 未だ彼の胸中には罪悪感にも似た後悔が渦巻いているのだ。復興のために頭を回すことはおろか、赤の他人の声などまともに聞くこともできやしないだろう。


「今は休むことが先決だ。そんで回復してからでも遅くはねーだろ。こんな有様じゃ尚更な」


「でも……」


 ヘーゲンの現状は、更地と言っても過言ではないほどに荒れ果てている。瓦礫がそこらじゅうに散らばっている分、ただの荒地を開拓するよりも手間や時間はかかるだろう。それこそ、数ヶ月では足りないほどに。


 しかしそれが分かってしまうからこそ彼は思うのだ。これでいいのだろうか、と。その状況をやむなしとはいえ作ってしまったのも、間違いなく彼なのだ。荒らしたことの責任を取らないまま自分だけがのうのうと休んでいてもいいのだろうか、そう考えている。


「あーもー、めんどくせぇなぁ! だったら一日でも早く治せよ、そんで手伝えばいいじゃねーか!!」


「そうしたいけど、でも何かしらはしたいっていうか……」


「でもでもウルセー。さっさと帰んぞ」


「あ、待ってよアシュリー!」


「待たねぇ、アタシも疲れてんの」


「わかった、わかったから機嫌直してよ」


 アシュリーはツンとそっぽを向いたまま、スミレの口笛に呼ばれた馬の元へと向かっていく。それをまるで振られた男のように情けない風体で彼は追いかけた。


「ほら、くっつくぞ」


「わ、ちょ――」


 有無を言わせずに魔人化が始まった。そして体の主導権を握ったアシュリーは鞍のない馬の背にひょいと小さくはねて跨り、手綱を手にする。


「よし、しゅっぱーつ」


『融合前は一声かけてよね……。アレ、意外と気持ち悪いから覚悟を決めておかないと結構キツイ……」


「一声かけたじゃねーか」


『一拍くらい間を開けてよ』


「だったらアタシを怒らせねーことだな」


『……はーい』


 傍目に見なくともじゃれているだけなので、義利もそこで一度会話に区切りをつけた。


 無言のままでも馬は歩き続ける。騎手の指示通りの方向に。


 スミレの馬はよく躾けられていた。ほぼ初対面も同然のアシュリー――、正確には義利であるが――の指示にも抵抗なく従っている。そしてその歩みも、騎手を思ってのことかは定かではないが穏やかで、危うげなく今のところは帰路をたどることができていた。


『うーん、何か――』


 ふと、義利が言った。


「まぁーたソレか。そろそろ本気でキレんぞ?」


『違う違う! 今のは単に気になっただけ!』


「………………」


 アシュリーは訝しむような眼差しで空を睨む。彼は「誰かの為に何かをする自分カッコイイ!」という偽善心ではなく、心の底から人助けをしようとしているのだ。短い付き合いではあるが、アシュリーもそんな彼の性質には気づいている。だからこそ今の発言をも疑わしく思うのだ。数秒後には『やっぱり引き返そう』などというのではないか、と。


 そんな義利は出発前の光景を思い返していた。牢に捕らえられていたのはわずか二十余名。それ以外の住民の安否は、考えるまでもない。その捕らえられていた彼らは皆、生き残れた安堵をわずかに覗かせてはいたが、絶望の色がより濃かった。顔見知り程度の仲だとしても同じ村に住んでいた者たちが幾人も殺され、自らがそうなっていたとしてもおかしくないような状態で数日間も拘束されていたのだ。手放しに喜ぶことなどできようはずがなかった。


「スミレが何のために残ったのか、もう一回よく考えてみろよ」


『……うん。たぶん、僕がしたいと思っていることをしてくれてるとは思うよ。そうじゃなくって、頭の中でモヤモヤするんだ……』


「帰って寝る。今アタシらに出来んのはそれだけ」


『それもわかってるよ……』


「だーかーらー、帰って、寝て、スミレのヤツが帰ってきてから色々聞けばいいだろ! 何かすんならそれを来てからだって!」


『……違うんだよ。何かしたい、じゃなくて、何か大事なことを忘れてるって感じのモヤモヤなんだ』


「あ」


 義利からの言葉で、彼女はソレを思い出す。そして義利も同時にそのモヤモヤの正体へたどり着いた。


『「ストック……」』


 エッダと戦闘が始まる少し前から彼の姿を見ていないことを、今更ながらに思い出した。


「まさか余波で……」


『……戻って探す?』


「……黙っておこう」


 食料扱いの挙句に忘れ去られた彼の身柄を丸投げにして、彼らは僅かな罪悪感を引きずりながらもラクスを目指した。

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