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改心~交じり合う運命の鎖~

「アダチさん、今更だけど、ガルドを渡すことはなかったんじゃないかしら?」


 二頭の馬を手綱で操りながら、後ろを向かずにティアナが言う。


 その馬に引かれる荷台の中には、義利とアシュリー、そして人間態のキャルロットが乗っている。


 元が遠征用の荷馬車なために窮屈さはあまりない。

 出発時には積んであった飲食物の半分以上はすでに消費されている上に、ガルドが乗っていないのだ。


「あれでいいんだよ。きっと彼女は人の心を理解してくれる」

「そうは思えないんだけど……」


 遠くを見ながら何か確信めいたモノを匂わせる義利だったが、ティアナからすれば不安だらけだった。


 ガルドの体があるのだから、暴れ出そうとすればフレアはいつでもそうすることができる。

 今、こうして馬車で移動している間にも誰かが襲われるのではないかと、気が気でなかった。


 そんなティアナの後ろ向きな考えを否定するように、彼は自信に満ち満ちている表情を浮かべる。


「事実、フレアは裏切らなかった」

「圧倒的な力の差を見せつけたからじゃないの?」


 ははは、と渇いた笑いをすると、義利は頬を軽く掻いた。


「それもあるかもだけど、あれだけ話をしたんだから、少しくらいは人間に興味を持ったかもしれないじゃないか」

「まあ、ダッチは変わり者だからな」


 赤い果実を齧りながら、ぶっきらぼうにアシュリーが呟く。


「変わってるのー」


 と、キャルロットが便乗した。


「そんなに変かなぁ……」

「変ではないけど、変わってるのよ」

「それ、どっちも同じじゃねーか」

「キャロも変ではないって思うのー」


 ティアナの意見にアシュリーが文句をつける。

 そこへキャルロットはフォローを入れつつ、義利のカバンを探っていた。

 アメを取り出し、ヒョイと口に放り込む。


「きゃーろぉー、あんまり食べちゃダメだって、言ったでしょー?」


 体を反らせ、肩越しに後ろを伺ったティアナが子供を叱るような声を出す。


「これで最後にするのー」


 笑顔で応対しながら、悪びれもせずに答える。


「そう言って何個目だよ……」


 アシュリーが呆れ顔でそうボヤけば、「八個目だね」と律儀にも数えていた義利が困り顔で教える。


「本当にそれで最後だからねー」

「わかってるのー。…………というより、もう最後なの」


 キャロが後に小声で付けたしたセリフを受けて、義利は慌てた様子でカバンの中を見る。

 開けたばかりの、二十を超える数が有ったはずのアメは、包みだけを残して姿を消していた。


「キャロ、これ全部食べちゃったの?!」

「ごちそうさまでしたなのー。美味しかったのー」


満足そうな笑みを浮かべる少女に、義利はそれ以上何も言えなくなる。


「あー……」と声を漏らしながら、義利はティアナとアシュリーを交互に見た。


「アシュリー、精霊って糖分の摂りすぎで体を悪くしたりはしない?」


 精霊に詳しいティアナと精霊そのものであるアシュリーのどちらに聞けばいいのかを少し迷い、アシュリーを選んだのだ。


「大丈夫なんじゃねーの?」


 ああ、と肩を落とす。

 アシュリーは肯定も否定もしないだろうと、義利は何となく予感していた。

 だからどちらに聞くかを悩んだのだ。


「体に害はないけど、晩ご飯が食べられなくなっちゃうから、注意してるのよ」


 義利が改めて質問をするより前に、ティアナが答える。

 しかし、そこで新たな疑問が生まれた。


「精霊は食事の必要はないんじゃなかったっけ?」


 特に天使の場合、自然から吸収できるエネルギーの効率が悪魔よりも高いために、殺害によって生命エネルギーを奪う必要も、食事で不足を補う必要もない。


 精霊に関する説明を受けた際にティアナから教わったことを反芻して、義利は尋ねた。

 するとティアナは小さくうめき、言い淀む。


 何か言えない事情でもあるのだろうか。

 そんな風に勘ぐりをしていた義利の服を、キャロが小さく引く。


「実はなの」と小さく囁くキャロの声を聞き取るために、義利が耳を近づけた。


「一人で食べるご飯はさみしいから、一緒に食べましょうって、言われてるの」

「へ、え、えぇー。ずいぶん可愛らしい理由じゃねーの」


 キャロの耳打ちを盗み聞きしたアシュリーが、御者台にいるティアナのことをからかった。

 横に腰掛け、肘で脇腹をつつく。


「……いいじゃない、ホントのことなんだもの」


 そんな風に楽しげに雑談を繰り広げながら、荷馬車は商業都市・ラクスへ向かって進んで行った。



 フレアはあれから――義利たちと別れてから――ガルドの体を支えて移動をしていた。


 体格差があるためにガルドの足は地面に線を残している。

 ふらふらと、左右に揺れていたことが、その線から見て取れる。


 人間態でいる悪魔の身体能力は、それこそ人間と変わらないのだ。

 見かけ十八歳に見えるフレアの膂力は、そのまま十八歳の少女と変わらぬ程度でしかない。


 そのため、年齢で言えば彼女よりも下であるが、体格は一回りも違うガルドの体を運ぶのには力不足であった。


 数歩進んでは立ち止まり、また少しだけ進んで……。

 傍から見れば非効率的でしかない行動を、フレアはかれこれ三時間、続けている。


 魔人化をすれば、もっと迅速かつ楽に移動できることは、分かっている。


 しかしそれが義利と交わした『約束』だったのだ。


 アクターの意思を無視した融合をしない。


 そんな口約束を破ったところで、義利たちには確認のしようがない。

 それでもフレアはガルドの重い体を支え続けていた。


「……ねぇ、本当はもう起きているんじゃないの?」


 これで何度目になるのか、彼女はガルドに声をかける。

 ガルドはというと、口と目を薄く開き、浅い呼吸と、時折瞬きをするだけだった。

 呼吸はまばらで、わずかに開いている目蓋から覗く瞳に精気は宿っていない。


 それは魔人化時に魔力を乱用した、いわゆる副作用だ。


 自然界から、あるいは命を奪うことで得たエネルギーを、精霊は魔力に変換できる。

 それを悪魔はアクターの全身に循環させることで、強靭な肉体に変化させ、そして固有の能力を発揮できるのだ。


 しかし人体にとって悪魔の生成した魔力は毒と同然なため、ある一定を超えると精神に異常をきたす。

 これまでその症状は、悪魔がアクターとの融合を解除することが稀であったために確認されておらず、故にティアナも気づくことはなかった。


 ……そして、フレアも。


 意識はあるが、意思はない。

 そんな廃人状態のガルドに、フレアは語りかけた。


「私ね、思ったのよ」


 乱れた呼吸を整えるために、一度大きく息を吐いた。


「あのアダチって人間と話して、人間と仲良くしてるアシュリーって悪魔を見て」


 真紅の髪が張り付くほどに、額に汗を浮かべながら、彼女はガルドを支えている。

 苦痛であるはずなのに、彼女の表情はどこか明るかった。


「私たちが『ああ』なれてたかもしれないな、って」


 フレアの独り言は、球体が坂を転がるようにスルスルと続けられる。


「羨ましいって、思ったのよ」


 笑顔に近い表情を浮かべてはいるが、その瞳には涙が溜まり始めていた。


「ずっと独りだった。たまに人間を騙して契約しても、大体は話もせずに、気づいたときには死なせちゃってたし」


 フレアはあくまで悪魔らしく、そうしてきた。

 人間を騙し、人間を乗っ取り、人間を殺してきたのだ。


「周りの悪魔がそうしてるから、私もそうしてきた。だってその方が生きていくには楽なんだもの」


 自然からの吸収も、食事による吸収も、殺人に比べれば雀の涙ほども無いような微々たるものであるために、自分の生きたいように生きるには殺人を選ぶ他になかった、とも言える。


「楽だった。楽だったけど、楽しくはなかったわ。だから、いつの間にか殺人を楽しもうとしてた」


 それは人間で言えば、食事や呼吸を楽しみに生きるようなものだ。

……そういった人間もいるにはいるが少数派である。


「だからアクターと楽しげに接していた、あの悪魔が羨ましいと思ったの」


 去り際に見た、談笑しているアシュリーと義利の姿を思い出しつつ、フレアは言う。

 しかし、どれだけ話しかけたところで、ガルドは一切の反応を見せはしなかった。


 このまま一生、ガルドは廃人のままでいるのか、はたまたいつかは元通りに、応答ができるようになるのか。

 それはフレアにも分かりはしない。


「ねぇ、お願いよ……、いつか、どれだけ時間が経ってもいいから、少しでいいから、話せるようになったら、私とお話ししてね?」


 炎と爆発の悪魔・フレアは改心した。

 それで今までの罪が消える訳ではない。


 それでもほんの少し、せめて彼女の改心に少なからず身を裂いた少年の労力分の救いがあってもいいと、いるかもわからぬ神様とやらが微笑んだのだろう。


「あ…………、う、ぁあ」


 声、というよりも、吐き出した呼吸が声帯を震わせたようなものだった。

 それでも初めて見せた反応らしい反応に、フレアが目を輝かせる。


「目が醒めたの?!」


 弾けるような声を出し、ガルドの体を木に寄りかからせる。

 当然の如く、踏ん張りを利かせられない彼はズルズルと座り込んでしまった。


 フレアは地面に膝を着き、ガルドと目線を合わせる。

 虚ろだった瞳に、微かではあるが輝きが戻っているように見えた。


 彼女はどうすればいいのかを考えた。

 意識の有無は問うまでもない。

 肉体に刺激を与えればいいのか、精神に刺激を与えればいいのか。

 それを必死で考えた。


 まずは肉体への刺激を試みる。

 ペちりペちりと軽く頬を張ることで、覚醒を促す。

 反応が得られないので徐々に込める力を強くしていき、ガルドの頬が赤くなり始めたために手を止めた。


 次に肉体の反射を試すために、フレアは自身の指先に小さな火を灯した。


「……ごめん」


 その火を、ガルドの指先に触れさせる。

 シュゥ、と小さな音を立て、それと同時に彼の指が熱から逃れるために跳ね上がった。


「ねぇ、意識はある?」


 フレアは少し考え、言った。


「肯定なら一回、否定なら二回、瞬きをして」


 しかし、ガルドは反応をしない。


 それから長い間を空けて一度瞬きをしたが、それは熱への反射と同じく、乾燥した眼球を潤わせるためだけの物かもしれないと、フレアは判断しかねる。


 そのため、絶対に否定でなければおかしい質問を投げかけた。


「あなたは、女性?」


 再びの空白。


 先程はそれほど気にならなかったが、期待が多分に含まれているために、今度の沈黙は彼女からすれば非常に長く感じられる。


 そして返ってきたのは、二回の連続した目蓋の開閉だった。


 意思の疎通はできる。

 それが分かっただけでも彼女にとっては大きな前進だった。


「ねぇ、魔人化させてもいいかしら?」


 嬉々とした声でフレアが言う。


 ガルドはそれを拒んだ。


「何も悪さはしないわ。魔人化すれば、もっとスムーズにあなたと対話ができるかもしれないから、それを試したいだけ」


 穏やかな口調でフレアは請う。


 ガルドはまたも拒んだ。


「本当よ……。信じて……」


 再三に渡る交渉の末、ガルドはフレアを受け入れることに決めた。

 まぶたを、心なしかゆっくりと、一度だけ上下させた。


「ありがとう」


 これで彼女は義利との約束を違えることなく、魔人化をすることが可能となった。


 フレアは朱色の光球と化し、ガルドの肉体へと侵入する。


 フレアとの融合により、色素の薄い彼の毛髪が漆黒に染まり、そして肌が褐色がかる。

 どこか頼りげのない彼の体格が、引き締まった筋肉を宿したように変わり、生気を失った瞳は、赤燈色に変化した。


「どうかしら、何か話してもらえる?」


 男の声で、フレアが言う。


『……とりあえず、俺の体で女口調はやめてくれ』


「あ……、あは、あははッ。そうね。いえ、そうだな?」


 ガルドの言葉でようやくフレアはその異様さに気づいた。

 そしてそれを彼女が正そうとしたことにより、ガルドは己が意思を伝えることができていることに気づいた。


『あ……、喋れてる』


 肉体から魂が抜けかけていたために、自身の意思を外界に伝える手段をなくしたガルドだったが、そこに別の魂――フレアが入ったことにより、魂と肉体の繋がりが、フレアを中継として、強引にではあるが形成されたのだ。


「改めて自己紹介からといきま――、いこうか。私はフレア。フレア・ヴォルケニア」


『俺は……、ガルド・マニエンだ』


 少しの間を空け、ガルドはため息混じりに言った。


『そうか、俺は悪魔と……』


 ガルドは契約時、混乱状態にあったため、記憶が曖昧になっていた。

 しかし自分の身体を見て、そして今の状況から見て、察した。


「ごめんなさい……」


 フレアはガルドを唆せたことを、改心してから悔いた。


 あの状態――魔人に捕縛された――であれば、誰でも救いの手に縋ってしまうのが当然だ。


 それに付け込んで、フレアはアクターを手に入れたわけだが、悪魔としてなら常套手段であるそれを、今の彼女は申し訳なく感じていた。


 フレアから謝罪の言葉をかけられたガルドは、小さく笑いをこぼして、それからまたため息を吐いた。


『謝る必要はないさ。俺の弱さのせいなんだから』


 そして、また笑う。


『それにしても、悪魔が「ごめんなさい」なんて言うとはね』


「……少し、人間に興味が湧いたんだ」


 言い訳をするような口調でそう告げたのち、宣言をする。


「これから私は、積極的に人間は殺さない。人間の物を壊さない。それで、人間のことを知りたいんだ」


 積極的に、と言ったのは、消極的になら殺人の可能性があるからだ。


 それについては義利からも了承を得ている。

 例えばフレアに殺意がなかったとしても、魔人である彼女を殺害しようとする者が現れた時、あるいは大量殺人の犯人と遭遇した時。


 そう言った自分、あるいは誰かの命を守るための殺人であれば、喜ばしくはないが否定はしない。

 そういった約束を交わしている。


 約束だから殺しは避ける。

 しかし彼女が宣言した『人間を知りたい』という点に、義利との約束は何ら関係がない。


 義利との出会いにより人間に興味を抱いた、彼女の自発的な思想だ。


 自分がこれまで無感情に殺めてきた人間が、あるいは嗜好的に殺めてきた人間が、いったいどんな存在なのか。

 それを彼女は知りたいと、知らなければならないと、強く思ったのだ。


 反省するにしても、後悔するにしても、まずは知らなければ、と。


「そのために、あなたには手助けをして欲しい」

『俺に?』

「魔人化しても肉体を変化させないでいることができるから、普段はその状態でいさせてもらいたいのだけれど」


 それは誰もができることでも、容易くできることでもない。

 数多くの肉体での魔人化の経験があってこそできることであり、そして肉体の変異を抑えることに魔力を消費しなければならないのだ。


「もちろん、あなたにこれ以上の害が及ばないように細心の注意を払うし、むしろ状態が改善するように尽力もする。それでも嫌だって言うなら、しょうがないから、諦めるけれど……」

『状態の改善……?』


 ガルドはその言葉に引っかかりを覚える。


「ええ。今は魔人化をしていないとあなたは意思を表せないけど、いずれは自由意志で動けるようにしてみせる」

『そんなことが、できるのか?』

「正直に言えば、わからない。けど、そのための努力は惜しまない」


 魔力という毒に侵された身体そのものが、これまでどれだけ確認されているのかすら不明なのだ。

 その改善方法など、無いと考えるのが妥当である。


 ガルドとしても、そのことを何となくではあるが理解し、その上で苦言を呈した。


『…………そこで簡単に保証していれば、俺を騙せたのに』

「そんなことは、もうしない」


 フレアの強い意志を持った言葉に、ガルドは心を決めた。


『じゃあ、これからよろしくしようか』

「……いいの?」

『いいも悪いも、拒んだところで君には逆らえないじゃないか』

「私はあなたの意志を何より尊重するから」


 アシュリーのように、とは口にしない。

 それを言うのは癪だった。


 そんなフレアの意志表明に、ガルドは小さく鼻を鳴らす。


『素直に受け入れるのは男としてのプライドが許さなかったから、ちょっと捻くれた言い方をしたんだよ』


 男のプライド、などという物を彼はそこまで大切だとは考えていない。

 そうであるのならば、ティアナの部下として活動することを拒んでいただろうし、悪魔に絆された自分を許せないと思うはずだ。


 要するに、彼なりの照れ隠しだった。


 心では改心したフレアの行く末を見守り、それに助力したいと決めているにもかかわらず、素直にそれを伝えることに照れを感じていたのだ。


『と、とにかく!』


 うおっほん、とガルドは大仰に咳払いをする。


『まずはここから一番近い街――ラクスに向かおう』

「どうして?」

『人間を知るのなら、まずは人間の中に入らないとだろ?』

「人間の中には……、もう入っているけどね」


 自虐的な笑みを浮かべたフレアは、そんな風に皮肉った言い方をした。


『実際に生活してみれば分かることもあるだろうって話だよ』


 フレアが人間に関することをどの程度知っているのか、ガルドは想像もしていない。

 しかし悪魔とて多少は人間との関わりを持つものであると、決めつけていた。


 まさか、物を買うのに金銭が必要なことや、人間に上下関係があることすらも知らないなどとは、頭の片隅にすら存在していない。


 しかしながら。

 こうして切っても切れない縁で結ばれた二人の、和解という最初の一歩目は踏み出された。


「ところであなた、なんで縛られてたの?」

『さぁ……。何でだったか?』


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