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王の遊戯  作者: 孤影友誼
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最後の大勝負 水族の国アクアカノン

主人公、玲音(れおん)は友人の(あき)を助けに行くため水族の国アクアカノンへと急いだ。

明は無事なのか?

そしてこの戦争の全貌とは?!

最後の大勝負inアクアカノン!

8・水族の国アクアカノン

太陽が昇ってきている中俺は水族の国アクアカノンへたどり着いた。

闇族の国とは違い明るかった。

しかしそれは太陽の明かりだけではないことくらいわかっている。

きっと今アクアカノンは光族と戦っているのだろう。

時に眩暈がするほど眩しくなる。

明が囚われているであろう城はすぐそこだっ。

大輔(だいすけ)にもらった地図を頼りに城へ急ぐ。

大輔の地図は正確で敵なんて1人も会わなかった。

目の前には城。

中には明。

たくさんの敵がいようともすべて叩き潰すっ。

意気込み城内へと急ぐ。

明が待っていると思うと力が、無限の力が湧いてくるような気がした。

無意識の間に何百もの兵士を倒していった。

自分の本当の力が出てくるようであった。


9・牢獄へ着く

いつの間にか牢獄の前にたどり着いていた。

牢獄の中には多くの受刑者がいた。

あんなに平和だった妖精界にもこんなに悪を働く妖精がいたのか。

そう思いながら奥の方へと急いだ。

地下へとつながる階段の前にも門番みたいな奴がいたがいとも簡単に倒す事が出来た。

今の俺は天才無敵の主人公、玲音様だっ。

なんてことを考えながら地下へと急いだ。

明が囚われているとしたら地下奥深くの牢獄であろう。

階段を駆け下りていくと大きな扉があった。

それを蹴り開け中へ入る。

鉄の丈夫な扉なはずなのに簡単に開いてしまった。

自分の力に驚いていたが今はそんなことで驚いている暇もない。

奥へと入るとそこには明が横たわっていた。

「あ…明っ!!」

俺の声が牢獄を響かせる。

声に気づいたのか明はゆっくりと目を開けた。

「玲音?」

俺を呼ぶその声はとても弱々しい声であった。

「そうだよっ。よかった無事で。それと遅くなってごめん」

言いたいことは山ほどあったがすべていうと明が混乱すると思い、今一番伝えたいことを言ってみた。

「そんなことないよ。助けに来てくれてありがとう」

そのありがとうの声が心にしみわたっていった。

ありがとうってこんなにも心を温かくする言葉だったのか。

その後明を連れ我が国へと急いだ。

明の手当てをしてもらうためだ。


10・戦争のすべて

国へ着くといつもの穏やかな街並みがそろっていた。

俺は目を疑った。

さっきまでの戦争は?

爆発音がしないどころか鳥がさえずる声が聞こえてくるほどだ。

何が何だか分からない俺はボロボロの明を連れ城へと急いだ。

城の扉を開け明はすぐに病室に運ばれた。

1人になった俺は王のところへと行くことにした。

「やっと来たか。遅かったのぉ。玲音よ」

のんびりとした声が耳に入る。

「どういう事でしょうか。」

「何がじゃ?」

「とぼけないでくださいっ。さっきまでの戦争はなんだったのですか?」

「戦争、ねぇ。あれはお前の中の想像の中で作られた物語だ」

王の言っている意味が何一つ分からない。

想像?物語?

「でも、現に明がけがをしているではありませんかっ」

「あぁ。あれか。さっきも言ったようにあれも想像の1つでしかない。その想像を見させたのがわしじゃ」

なんだって。

あんなリアルな想像があるというのか?

「なぜこんなことを?!」

「お前は最近友人という存在が分からなくなってきているようだな」

「…っ」

図星だった。

確かに最近友人の事を信用できなくなってきている。

明や大輔は確かに優しく俺にとってはよき理解者だ。

でも、だからと言ってすべてを信用しているわけではなかった。

「信頼というものを忘れているのではないか?そう思ってな。」

「なぜあんな戦争を想像させたのですか?」

「戦争。じゃあお前の中で戦争とはどんなものか?そんなことを以前聞いたことがあったな」

少し前そんなことを聞かれたことがあった。

確かその時…

「危なくて、関係のない命がなくなっていくもの。そんなことをする人間は悪だ。と言っていたな」

「えぇ。そうですね」

「だが体験してみて分かったであろう。殺したくなくても殺さなければいけないという心が」

本当だ…

俺は自分の身を守るため友人を助けるため妖精を殺したではないか。

人間もこんな気持ちだったのだろうか。

「わしはそんな人間の気持ち、そして友人の信頼というものを改めて気づかしてやりたかったのじゃよ」

それを聞き目の前がだんだんぼやけてくるのが分かった。

涙、か。

久しいぶりの涙であった。

きっとこの涙は命と人の大切さに注がれているのだろう。

この気持ちが人間界に届きますように。


11・

「玲音っ!」

ん…?

ここはどこだ?

目の前には天井と母さん?

「玲音いつまで寝てるの?!日曜日だからって寝過ぎないっ」

さっきまでのは?

「あれ?王様は?」

「なぁに意味の分からないこと言ってるの!早く起きて朝ごはん食べなさいっ」

あれ…?

どういう事だろう?

さっきまでのは…夢?

そうしか考えられないか…

っていくらなんでもリアルすぎるだろ。

でも自分が妖精でないことくらいわかっている。

正真正銘の人間だ。

妖精なんてバカバカしい。

でも、今日の夢、悪くなかったな。

やっと完結しました。

長い間お付き合いいただきありがとうございます。

読んでくださった皆様にお願いがあります。

これはただの素人が書いた物語に過ぎません。

でも、これだけは忘れないでほしいのです。

命の尊さ、友人の大切さです。

戦争の事を今考えても殺し合いなんて馬鹿じゃないのかと思ってしまうかもしれません。

でも、あの時代の方々は殺したくなくても国を守るため自分自身を守るため戦ってきたのです。

そんなことが今後二度と繰り返さぬよう心に置いといてもらえるとうれしく思います。

本当に読んでくださりありがとうございました。



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