第19話:郊外学習、強制終了
数分後。学園のグラウンドに、巨大な「磁石」と「お座敷」が、山のような魔導結晶をぶら下げて着陸した。
出迎えたのは、噴水に突っ込んでびしょ濡れのシグルドと、事態を把握しきれず呆然とする教師陣。そして、誇らしげにアルトに抱きついたまま離れないカサンドラ教官だった。
「教官……。君は『森でのサバイバル』を教えに行ったのではなかったかね?」 教頭先生の冷たい声が響く。
「……いいえ教頭。私は、この国の、いえ、世界の『核』を保護してきたのです。……あと、ちょっと空の旅を」
カサンドラはその場で教官室へと連行されていった。 こうして、史上最短で終わった郊外学習だったが、アルトが持ち帰った「大量の魔導結晶(とゴーレムの破片)」は、学園の歴史上最大の収穫として記録されることになる。
「アルト様……。結局、わたくしの優雅な探査術、一度も披露できませんでしたわ……」 エレオノーラが、公爵家の名誉とは程遠い「畳の匂い」をさせながら、ポツリと呟いた。
「いいじゃない。楽しかったし、また今度、僕がお家を描いてピクニックに行こうよ」 アルトの笑顔に、エレオノーラもリナも、結局は「ま、いっか」と絆されてしまうのだった。
郊外学習をもうすこしうまく書きたかったのですが、活動報告にも書いたようにちょっと行き詰ったので構想を練り直します。今日のタイトルの強制終了というのもあながち間違いではないかも(;^ω^)
自分も楽しめる作品を続けるために明日は一日おやすみします。
申し訳ございません。<m(__)m>




