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気分の文章

放課後

作者: おたお
掲載日:2025/11/21

どうしたの?


ん?いや、何となく。


頭が回らない放課後

風で靡くカーテン

夕焼けの光が差し込んでいる窓


そんな光景が好きだった僕に声をかけてきた人

あまり話した記憶がないのだけれど、どうしたものか

そしてそっけない回答が先ほどの回答だ


あまりにも拙い

我ながらあっけない

そう思った


向かいの席に座る人は再び口を開く


夕方ってなんかいいよね。

そうかな?

そうだよ。きっと。

きっと?

うん。


お互い窓から見える空に目を配る


何とも言えないいつもの光景

だけど、なぜか今日は特別に感じた


なぜだろうか


わからない


ただそう思った


君はいつも放課後いるよね。なんで?

なんとなく。

そっか。


笑顔で一言

たった一言だけ返ってきた

でもなぜか悪気はしなかった

逆に申し訳なくなった


大した答えがなかったからだ

納得できる答えを用意できなかったことに不甲斐なさを感じた

でも、悪くなかったと思った


なぜだか、向こうもなぜか満足そうだったからだ

顔を少しチラ見したが、不満そうではなかった

まあ勝手な憶測かもしれないけども


こうして、僕らは窓を見て僅かな放課後を過ごした


儚さを感じながら、下校する瞬間まで


その間、僕らは何も話さなかった


ただ同じ時間にいた


それだけは憶えてる

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