第七回 QandAコーナー
前回、夏祭り終わり
霞「QandAコーナー!!! イエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!」
美羽「今回もやってきましたね」
蛍「いやぁ、今回は色々ありましたね」
霞「うんうん、その通りですよ~。
今回は主に夏休み。そして皆の日常を重視してますからね~。
つうか前回(天蝶乱舞)が戦闘シーン多すぎ問題でしたから」
美羽「私、どちらかというと戦闘シーン多めの方が好きかもしれません。
やっぱりバトル物の主軸にあるじゃないですか」
蛍「けど、多すぎるのも問題だね。
読んでくれる人が情報過多で混乱しちゃったら元も子もない。
バランスが大事なんだよ」
霞「そんと~り。料理で例えるなら前回はステーキ食いまくってたんだよ。
美羽ちゃんだって、毎日ビフテキは食えないでしょ~?」
美羽「そう、ですね。その通りです。絶対飽きます。
それよりもさ、蛍。少し匂い嗅いでいい?」
蛍「え? どうぞ」
美羽「スンスン・・・・・・・やっぱり」
蛍「どうしたの、美羽」
美羽「・・・・・・私の知らない女性の匂いがする」
蛍「え」
美羽「どういうこと蛍。私の納得できるように説明して」
蛍「み、美羽。あの、これは違うんだ」
美羽「何が違うの? 違うと言うの?
蛍が潔白なら言い淀むことなんて何もないよね? なんで私から目を逸らすの?
ねえ、ねえねえねえねえねえ」
蛍「ちょ、ちょっと美羽。一旦落ち着こう! ね!?」
美羽「私は落ち着いてるよ。
ねえ、蛍。ど・う・い・う・こ・と?」
蛍「ヒエッ」
霞「へ~? 蛍、あんた意外とプレイボーイなんだね~。
告って一週間も経たないうちに彼女もう一人出来たなんて」
蛍「ち、違います! 僕は美羽が好きです!!
美羽以外の彼女なんていない。僕の一番は美羽で、僕の唯一無二も美羽だ。
美羽と一生一緒にいたいって心の底から誓えるし、朝起きてから夜眠るまで、夢の中でだってずっと美羽のことを考えてる!
僕は美羽の全てを心の底から愛してます!!!!!」
美羽「え、あ、、、、ありがとう・・・・・・・(テレテレ)」
霞(何このバカップル)
霞「まあいっか、じゃあ今回もスペシャルゲスト呼びますよ~。
スペシャルゲストさん、どうぞ!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
パンパカパンパンパーン!
スライ「ちぃーすっ」
アデレード「あらまあ、想像していたよりかは美しくないわね」
霞「つーわけで今回葦の国を襲った熾天使二人に来て貰いました~」
蛍「まあ、今回の死亡キャラは二人くらいしかいませんもんね」
美羽「こんにちは、アデレードさん。
この前は綺麗って言ってくれてありがとうございました。嬉しかったです」
アデレード「それはどうも。美しいものを美しいと讃えるのは私達『美姫』の特性にして体質、あるいは本能。
自慢していいのよ。私の目は確かだから。
あ、言っておくけどそれ以外は全っ然駄目よ。特に服装。
彼氏がいるのなら、もう少し自分の外見に気を使うことをおすすめするわ」
美羽「はい。そうしますorz」
スライ「あ~あ~、俺の最後のスコアが顕現者三匹とはねぇぇ。
焼きが回ったというかぁ」
蛍「単純に君の性格の問題だ。
全てを合理的にしろとは言わないけど、それにしても無駄がありすぎる。
堅洲国は自分の外見を好きに変更できるなら、性格もそうじゃないのか?」
スライ「難しぃこというなぁ。身体と違って精神はより魂に近いんだからぁ、後から好きな性格にしようと魂の方に引きずられるんだよぉ。
だからどれだけ心を変えてもぉぉ、大元が変わんねぇかぎり無駄ぁ」
蛍「・・・・・今さらだけどうざいギャルみたいな口調だね君」
スライ「え?」
美羽「毎回思うんですけど、ここに来てくれた皆さんとは仲良くなれる気がするんです」
アデレード「無理よ。目的が違うし、それは分割できるものじゃない。
ここが一種のギャグ空間だからこそ、私達の会話や交流は成り立っているのよ?」
スライ「そういうことぉ。結局俺たちはぁ咎人と粛正者でぇ、仲良くすんのは不可能なのぉ」
美羽「必ずしもそうだとは思いません。
現に高天原は咎人のスカウトもするとの噂です。咎人として活動していた方が、粛正者となって働いている事例もあります」
霞「なんなら粛正者と咎人の禁断の恋が実ったって話もあるよ~」
蛍「そうですね。敵だからって理由で、共存の道を諦めちゃいけないね」
スライ「はっ、楽観的になってろぉ。
まぁものによっては考えもんかぁ。
おい白髪ぁ、なら友好の印にぃ、奮闘を讃えて握手でもしようじゃねぇかぁ」
蛍「触らないでくれよ、手が汚れる」
スライ「え?」
美羽「今回、二人は別々の目的で葦の国を襲ったわけですけど、面識はあるんですか?」
スライ「全然ぇん。美姫とかカロカガティアとかは知ってるけどぉ、そんな構成員なんざ一々覚えてられっかぁよぉ」
美姫「あら、そう? 私は知ってるわよ」
スライ「はぁ? 俺のこと知ってんのかぁ?」
アデレード「知ってるも何も、雑魚狩りするしか能が無くて、自分の顕現を過信して劣勢に陥ると何も出来ない小物で、挙げ句顕現すらパクられて蛍のパワーアイテムと化したかませじゃない!」
スライ「はあああああああああああああああああああ!?!?!?!?」
霞「さあて、三下が発狂しかけたところで、そろそろ解説行きますか!」
Q、スライの顕現ってなあに?
スライ「お、俺かぁ」
蛍「さっさと説明してさっさと消えてくれ」
スライ「辛辣だなおいぃ。
まあいい。俺の顕現名は『最低に無価値な勝利』
その効果は”後出しじゃんけん”。相手と自分の行動順番を入れ替えてぇ、相手の行動を中断させて一方的に勝つ顕現だぁぁ。
つまり究極のカウンターだよ」
蛍「行動順番、か。
専門用語使うとなんか強そうに見えるね」
スライ「それと実際に頭が良いかどうかは関係ぇねぇけどなぁ。
そんで次が、あの女によって変容した俺の顕現。
顕現名は変わんねぇが、その効果は変わった。
『設定の変更』なんてとち狂った顕現持ったの俺だけじゃねぇかぁ?」
作者「大丈夫。もっと後に君の完全上位互換が出るから」
スライ「○=~△)U□?>*”&$×!!!!!(声にならない悲鳴)」
蛍「ええと、とってもメタい能力なんだけど、一応理由はあるんだよ。
メタ発言ってあるよね。メタっていうのは「高次の~」とか「超~」とかって意味がある言葉。
2次元上の存在に過ぎないキャラクターが、3次元上の世界を認知しているかのように発言すること。
第四の壁を突き破るっていうのかな? 矛盾を超えて全ての可能性を許容する葦の国はそんなものまで取り込んじゃって、その結果メタメタしい能力も許容されたんだ。
だからメタい世界も一応葦の国の世界観に留まるんだよ(by作者)」
美羽「ええと、それってつまり。
『自灯籠』って作品がある高次の現実世界の存在を、葦の国は許してるってことだよね?」
蛍「そう。結果、無限連鎖的に世界が折り重なることになる。
物語を見ている現実世界があって、その現実世界を内包している物語があって・・・・・・その繰り返しだ。
霞さんが言った、全宇宙すら内包してるって意味が分かった気がするよ。これは完全に外の話だ。
・・・・と言ったは言いものの、所詮メタ次元であって本当にこれを見ている人の現実世界にあるわけじゃない。
『現実世界』
『メタ次元』
『物語世界』って括りになっているとして、僕らが干渉できるのは物語中のメタ次元までってことだね。
まあ、これを見ている人に影響を及ぼしてるって意味では、現実世界にも干渉していると言える」
美羽「メタいなぁ・・・・・・」
霞「インフレさせすぎてついにそっち方面にまで手出したか作者。
大丈夫かぁ~? 禁断の手だぜこれ~」
作者「ほんと、一体何言ってるんでしょうね」
全員「「「「「おいこら!!!!」」」」」
蛍「ちなみに、顕現が変容したときに『俺TUEEE!!七大天使にも勝てるぜヒャッハー!!』
とか言ってたけど実際どうなの?」
七大天使「「「「「「「できるわけねぇだろ寝ぼけてんじゃねぇよ小物が」」」」」」」
蛍「とのことです」
スライ「いっそ殺せ」
Q、蛍の顕現はどう変わったの?
蛍「これか。もちろん僕が説明させていただきます。
といっても変わったのは『想造』だけで『神の傲慢』は変わってない。
それで、具体的な変更内容だけど。
想造具現化能力に、新たに想像の超越が加わったって感じだね」
美羽「もっと詳しくお願い」
蛍「そうだね。こんな説明じゃ何も分からないね。
例えば美羽が、僕を倒そうとしたとする」
美羽「うん。手合わせでいつもしてるね」
蛍「僕はそれを超える。それだけのシンプルな力だよ」
美羽「・・・・・・・ん?」
蛍「つまり、今まで僕たった一人の想像にしか作用しなかった顕現が、他者にも作用するようになったんだ。
人の持つ広大無辺な想像世界。それを照覧し、手中に収めて、さらにその上を行く。
だから誰かが考えた、想像したものならなんだって無効化して、なおかつ自分も出来るようになる。
意識的な想像。無意識的な想像。空想、妄想、仮想。
予想、計画、知識、期待、推量、考察、憶測、想定・・・・・。
想像というよりは知的活動の全てに作用する感じだね。
『設定の変更』も、所詮は誰かの想像の一つに過ぎないんだよ」
美羽「じゃあ、私が蛍を殺そうとして、そのために用意する全部が無意味になるってこと?」
蛍「そうなるね。試してみる?」
美羽(あ、自信満々の表情してる)
蛍「今後も、この顕現によりをかけて、さらに発展させていく予定です。
普遍的無意識にアクセスして、人類全体の想像に干渉してみたり。
これでもう相手を立たせるために殺され続ける役が終わるんだ。封殺される系主人公なんて言われずに済むんだ」
美羽「それ、気にしてたんだ」
蛍「僕はドMじゃないんだよ美羽」
霞(やられ役終了・・・・・・・くくっ、本当にそうかね~)
Q、アデレードの顕現ってなぁに?
アデレード「私ね、説明するわ。
私の顕現は『灰かぶり姫』。
これにピンと来ない人がいるなら、シンデレラって言えば分かると思うわ」
美羽「シンデレラ。ディズ〇ーの映画でやってますね」
アデレード「意地悪な母親とその娘に虐げられた女の子が、魔法をかけられ一夜だけの至福の時を得る。
綺麗なドレスにガラスの靴。さぞや優雅な舞踏を王子様と交したのでしょうね」
美羽「好きなんですね、その話が」
アデレード「ええ、大嫌いよ」
美羽「え?」
アデレード「その効果は、好きな対象を美へと変換すること。
負った傷や災難、不幸。童話の如く、身に降りかかる苦難の全てを自分の美しさへと昇華してあげましょう。そういうもの」
美羽「だから不浄なる蝿王を喰らっても無傷だったんですか。
なら、やっぱり強力な催眠や誘惑はついでなんですか?」
アデレード「あんなもの副次的なものよ。
私を見た者が勝手に私を美しいと思って、勝手に私に跪くのだもの。
ふふ、可愛いって思わない?」
美羽「自分を拝んで、自分の言うことしか聞かずに、自分の思い通りにしかならない。それで満たされるのなら、かなり可哀想な存在だと想いますけどね」
アデレード「程度が浅いって? ええ、その通り。
真の幸福にはほど遠いわね」
Q、『美姫』並びに『カロカガティア』ってなぁに?
アデレード「これも私が説明しましょう。
まずコミュニティ・カロカガティアについて。
ニライカナイに存在するコミュニティの1つよ。
目的はただ一つ。美しくあること。
それだけが組員共通の願いであり至上の目的。
美しい者ほどコミュニティ内の序列や地位は高くなる鉄則がある。
とりわけ美しい者は『美姫』と呼ばれているわ。
階位は一級から三級まで。コミュニティのヒエラルキーのトップには百王である『傾国王』がいる
美姫と呼ばれているけど、男がいないわけではないわ。女性の比率が多いからそう呼んでいるだけ。魔女と似たようなものよ。
美しい者ほど強く、気高く、清らかに。
そんな法則があるの」
美羽「法則、ですか。
それは、アデレードさんが固有で持つ法則とは違うものなんですか?」
アデレード「違うとも言えるし、そうだとも言える。
顕現者が作った縄張りは、その独自色で満たされるのは知っているわよね。
内的宇宙の解放だもの。当然ね。
そしてその中では独自の法則も流れる。
ではその内部の生命はどうなるか?
当然その法則に適した形になるわね。
炎を餌とする植物がいるかもしれない。空を跳ねる鮫がいるかもしれない。
私達もそう。美という究極命題を掲げるその世界に惹かれ、属し、その法則を身に宿している。
自分の法と、他者の法。二つは共存し、ある程度の親和性があるから軋轢は生じない。
つまり私達は、コミュニティトップである『傾国王』の思想や価値観に共感して、それに参画し属しているということ。その世界にね」
美羽「独自色は失わずに、自分と近い色に引き寄せられた、ということですか」
アデレード「そう。青も緑も寒色系でしょ。
寒色系というカテゴリーの中で、私達は青とか緑とか、独自の色を保っているわけ。
魂の本質が近いけど、必ずしも魂の全てがその色に染まる必要はないのよ」
アデレード「では次に、コミュニティの名前にもなっている『カロカガティア』について話しましょうか。
けど、哲学用語だから聞いたことがある人もいるのではなくて?
美しいとは善いこと。それを目指す道。
精神的にも、肉体的にも美しい者を目指す者。
言ってしまえば美の最奥。陳腐な言葉で言うのなら究極の美」
美羽「美の最奥、ですか」
アデレード「ええ。美姫は皆その極致を目指しているわ。
でも、カロカガティアの極致に至ったのは一人だけ。
それが私達のトップ。百王が一柱『傾国王』。
私も自分の美しさを磨いていたのだけど、あの方には全然及ばない。
それくらい、あの方は至高の位置にいるの」
蛍「平和王と同じ、百王の一人・・・・・・」
Q、百王ってなぁに?
霞「これは本人に聞いてみましょうか~。
おーい、魔術王のアラディア~」
アラディア「何だこの野郎、人がせっかく快眠してたのに」
美羽「私達に百王について解説してください」
アラディア「百王~? なんであの馬鹿どもを・・・・・・そういや俺もその一人か。
まあいい。百王ってのは読んで字のごとく、百人くらいはいるんじゃね? って言われてる王たちのことだ。
位階は熾天使。だが事実上その上を行ってる超絶個体。
もちろんたかが熾天使じゃ比べものにならねぇ力を全員が持ってるわけだ。
単純な力量だけでなく、その影響力も甚大。
上であったように、コミュニティのリーダーとなって『眷属』を侍らせてる奴もいるわけだ」
美羽「ちなみに平和王・シャロって知ってますか? 私、手も足も出せませんでした」
アラディア「あの平和馬鹿か? 知ってるよ。全ての戦争と暴力を虐殺してやるって心に決めてる真性の馬鹿だ。
あいつに絡まれたら面倒なんてもんじゃねぇぞ」
美羽「骨身に染みました」
アラディア「百王はその活動拠点をニライカナイに持つ奴が多い。
触らぬ神に祟り無し。あの馬鹿共と関わっても良いことはない。店長が言ったように回れ右して逃げるのが最適解だ」
Q優先度ってなぁに?
蛍「これも、結構前から登場してましたけど、なかなか本格的な説明はされずじまいでしたね」
美羽「じゃあ、これは私が説明させていただきます」
美羽「優先順位っていうのは、ある物事や事象の上下関係のことです。処理される順番とも言います。
例えば、働いて貰える給料を考えれば分かりやすいですかね。
重役であればあるほど、あるいは年功序列的な制度なら歳を重ねるごとに、もらえるお金は多いですよね。
他にも狩りをしたなら、一番獲物を追い詰め傷つけて、皆に貢献した人が一番お肉を貰えそうですよね?
私達の場合、この優先順位というのは霊格に付属するものとして扱います。
霊格が大きくなればなるほど、私達の優先順位は上がっていくんです。
人間より天使の方が、天使より神の方が優先される。そんな気がしません?」
蛍「説明ありがとう。
具体例を出して貰えると、もっと分かりやすいかも」
美羽「うん、分かった。
例えば、私達より優先順位が低い者の攻撃は一切効かないし、私達が攻撃しても相手の優先順位が低いと防御とか全部無視して消し飛ばせる。
他にも万物や事象や概念だって。基本的に低位にあるものからの干渉は効きませんし、私達がそれに干渉すれば一方通行な結果になります。
その優先順位に干渉する顕現もありますね。
そんな事が常時発生しています」
蛍「ついでに、顕現者は非顕現者と比べてだいぶ優先されてる。
例えば、温度も込められた質も全く同じ火があったとして。
一方は顕現者の発生させた火。一方は異能か何かで非顕現者が発生した火。
どちらも出力や威力は同じで、ならそれを打ち合ったらどうなるか。
ニライカナイの検証によると、顕現者が圧倒的に打ち勝つらしい。
顕現者は非顕現者と比べて優先され、非顕現者の攻撃や干渉が一切通じない。
だから僕達は日常でも無敵。突然暴漢に襲われて、ナイフで刺されてもナイフがへし折れるし、隕石と衝突しても隕石の方が割れる。
それが理由で顕現者は隔絶しているのかもしれないね」
Q、平和王・シャロについて
美羽「平和馬鹿です」
霞「辛辣だね~」
美羽「ボコボコにされてトラウマを植え付けられましたもん。
まあいいです。作者から情報を貰ったので、私が説明させていただきます。
平和王・シャロ。三界に名高い『百王』の一柱にして、その中でも最も積極的に活動している咎人。
ここ20年で発生した、比較的新しい百王ですね。
その目的は平和、というよりかは戦争の虐殺です。
暴力、戦争、諍い、争い・・・・そういった不和を生じさせる一切を、殺し尽くすと誓っていて、実際にそうしているそうです。
『この世から戦争を無くしてやる』。そう決めてからこれまで寝食を絶ち、片時も休まず活動。
堅洲国にはもちろん、葦の国にも出現し、絶対平和を掲げ殺戮を尽くす。
その結果、世界から戦争の概念が消滅し、争い事のない宇宙が成り立ちます。
ですが、だからといって平和な世界が成り立つとは限りません。むしろ戦火に塗れた世界よりもさらに悲惨な目に遭います。
争い事が消えるということは、戦争も、殴り合いも、暴力が全て消えるんです。
生存競争すら例外ではありません。生きるために喰らう。それが許されないのなら、餓死するしかありません。
恨みや怒りのはけ口がなくなり、ストレスを解消することもできない」
霞「私達が思ってる平和とは真逆の世界になっちまうってことだね~。
まあ仕方ないね。あらゆる物事には正と負があって、その一色だけが世界を占有しちまうと、当然良い面と悪い面が明確化する。
そう考えると私達が今いる世界はとんでもない黄金律で出来てるんだね」
美羽「なお、平和王本人もそのことについては承知しているそうですが、
本人の言によると『私は住人の自由意志を奪っているわけではない』『つまり彼らの平和を求める心が足りない証拠』『火の粉に至るまで払ってあげたのに、この結果は非常に残念』」
だそうです」
蛍「ははっ、気持ちいいくらい恥じてないね」
霞「さあて、今回はこれまでだね~」
美羽「はい。色々あった夏休みでした」
蛍「次回は、夏休み終わりから物語が続くのかな?」
霞「作者曰くそうらしいよ~。今回で一区切りついたとか言ってた」
美羽「じゃあ詳しい話は作者から聞いてみましょうか」
作者「はーい。呼ばれましたので詳しい説明を・・・・・・
する前に、『自灯籠』という私の処女作がここまで来たことを祝って、勝手ながら祝杯を挙げたいと思います。
自灯籠、第一部・前半。これで完結いたしました!」
全員「「「「「・・・・・・・前半?」」」」」
霞「おい、ちょっと待て作者。今何気にとんでもない情報曝露したぜ」
蛍「ええと、前半ってことは後半もあって。
第一部ってことはそれ以降もあるって認識でいいんですか?」
作者「さあ?」
霞「さあ? じゃねぇよ!
自分の発言には責任持てや!!」
作者「怒らない怒らない。
第二部があるかどうかは要検討ですけど、後半はいずれ必ず投稿します。
伏線張りまくってるのに回収全然してませんから」
作者「後半は前半の反省を生かしまして、ある程度プロットというか時系列とかキャラ設定とか、それらがちゃんと固まってから書く予定です。
ですから投稿は一時中止。しばらく投稿はお休みします」
霞「むしろ前半プロット作ってねぇのかよ・・・・・・」
作者「それと、これまでに投稿した内容を一通り書き直します。
といっても話を丸ごと書き換えるというわけではなくて、いらない設定とか話とか、そういうのを編集したいんです。
このまま続けると確実に話に矛盾が生じるので」
蛍「確かにそうですね。
作家といえど、自分の書いた作品を全て覚えてるわけじゃありませんから」
作者「そうなんです。だから話に矛盾が生じる。どうしてもおなざりになっちゃう箇所があるんです。
それを無くすために一通り過去の話を変えるわけです。
上述した通り大規模な話の変更はありません。美羽や蛍と対峙した咎人は全員死にます。本当に細部です。
今読み返してみると初期はほんと酷かった。文字数が3000にも満たないのに投稿してるの見て頭抱えましたよ」
美羽「初期はな~んにも決まってなかったですもんね。
投稿ペースも文章の書き方も何もかも。活動報告という存在を知ったのも途中からですし」
作者「ほんっとそれね。過去の自分に教えたくなる。
やっぱり書けば書くほど育つんだなって実感してます。
私からは以上です」
霞「んじゃまぁ、私達も後半に向けてウォーミングアップしときますか」
美羽「はい。今回で蛍と恋人になれましたし、後半はもっとイチャイチャしたいです」
蛍「僕もです。その辺の描写お願いします」
作者「考えときます。それでは皆さん締めの言葉を。
せーの」
全員「「「「「ご視聴、ありがとうございました!!!」」」」」
To be next stage
次回、用語説明




