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俺は教師になってやる!〜そして生徒の前で酒を飲んでやる!〜

すりすりすりすりすり・・・・・・・



死ね死ね死ね死ね市ね死ね死ね死ね・・・・・・・・・




上記はマリアさんが俺の胸にほお擦りしている音で、下記はそれを見ている男子生徒が集団になって送ってくる死線に効果音をつけたもの。




はぁ〜…。欝だ………。



「それはいけませ(以下前回と同じなので略)・・・・・・・・・・・・・」



俺の心の中をすんなりと読心術で開拓してくるお嬢様を放置して打開策を考える。



「悩み事があるのならば私にお任せを!!!」



握りこぶしを作ってそれを天井近くまで掲げてイスの上、詳しく言うのであれば椅子に座っている俺の貧弱な太ももの上に立ち上がったマリアさん。



痛いのも山々なのだがその…なんと言うか…マリアさんのスカートの中を一望できてしまうのでとっても困っております。



何も見えていませんよ、はい。………なんか白って和みますね。



……ごめんなさい、男は皆オオカミなんだよね☆


とりあえずひっきりなしに注がれてくる死線にいつの間にか止んでおりその原因と思われる人が近付いてきた。



「…葵先生、その手に持っている吹き矢らしきものや授業放棄とか指摘するべき点はいくつもありますが注意してください。」




我らが現代国語担当教師 桜井 葵教諭に制裁を申し立てるとそうだな、と呟くとタバコを咥えた。



ツッコムべきなのか、どうなのか葛藤していると首筋にちくりとした痛みが走った。



「なんだこれわぁぁあぁぁぁぁぁぁぁっぁ!!!!」



なんか、タバコの先の部分が俺の首筋に突き刺さっていた。



俺が混乱していると先生は始終笑顔、俺以上に混乱しているマリアさんはチェインソーをギュワンギュワン言わせながら俺に近付いてくる。




「タバコの葉を巻紙で包んだもの」



「そうじゃなくてぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇえぇぇ!!!!」



「タバコを首から切る!タバコを首から切る!タバコを首から狩る!タバコからタバコを狩る!タバコからくびをかるぅうぅぅぅぅぅぅっぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっぅううう!!」




なにこのカオス?なにこの状況?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




〜十分後〜



「はぁ………はぁぁ、はあ………はぁ…………。」



「もう、だめ、逝きそう………」



「若いって素晴らしいな、少女達よ!!出しても出しても元気だ!!」



上から順にマリアさん、俺、葵先生。



声と登場人物だけを見ればそこら辺のピンクゾーンにありそうなビデオの中身だが実際はそんなに熱くなくて、生温い。



ちなみにどうしてこうなったかと言えば発狂したマリアさんがなにを思ったのか俺にチェインソーを振り回してそれを俺が必死に避ける。



そしてそれを見ながら先生は酒の肴に豪快に笑って他の皆(男子以外の女子のみなさん)は思い思いに自習時間を勝ち取っていた。



そんなリアル鬼ごっこを繰り返し、繰り返してようやくマリアさんのギュワンギュワンが大人しくなったのでデッドオアアライブな授業が終了した。




「…………ところで先生、一つ質問してもいいでしょうか?」



ようやく息が大人しくなってきたのでこのカオスを終わらせることが出来る。




「私のスリーサイズは日に日によって変わっていくぞ。ちなみに今日は下から88・85・49だ。」



……なにそのホームベースみたいなボディーライン?



って今はそんなことどうでも良いや。



「さっきから俺含め男子にビュンビュン撃ってきてた吹き矢の先にはなにが塗ってたんですか?俺、他の男子みたいに眠くないんですけれど……」




「睡眠薬。柳田理科雄○先生直伝の。ちなみに君には後から来る奴ね。」




いろいろと突っ込みたいことがあったけれどその前に睡魔にやられてしまった。



ただ、気がかりなのは俺の寝る前に見た二人マリアさんと葵先生の悪人面に変わっていたことだった。




乙.







みなさま、すいませんでしたあああああああああ!!!!!


とりあえず毎朝ベッドの上で土下座中。

W県の病室で土下座をしている人はおそらく俺。

終了期間は相方のみぞ知る……。→もしかしたら退院までかも…



原因説明

相方と組み手をしていると蹴りを両手で受け流しきれずに右左合わせて七本骨折してしまいました。(生き残っていたのは両小指と右の薬指のみ)


全治四ヶ月を言い渡されてまたしばらく病院生活かぁ〜と暢気に考えていると病室に入ってきた相方、HHにノートパソコンを渡されてヤレ、と優しいご指示。


世の中の理不尽さを噛み締めながら執筆しています。(主に小指で。)


普段なら一時間もかからないこの一話に二時間三十七分四十七秒もかかりました。


入院してようやく二週間が過ぎたかな〜と思い、脱け出してバッティングにでも行こうかと思って逃げようとした瞬間HHが入ってきて俺の肩を叩いてから


「外から出てみろ、足を砕くぞ。」


と優しいご忠告を受けたのでのんびり療養中です。


更新日どおりとは行きませんが出来るだけ週一ペースを守って更新していきたいと思っているKでした。



ちなみにHHは毎日変な形の食い物を持ってきてくれます。

一昨日はデンマークの知人から取り寄せたスウェーデンの缶詰めをくれました。

どうせならデンマークのものが良かったけれどそこは優しさなのでだんまりです。

パンパンに膨れ上がっているので開けようか迷っています。

これが何なのか知っている方はどんな食べ物なのか教えてくれると嬉しいです。

では、また近いうちに。


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