プロローグ
初投稿にして修正箇所です。
・ちょとたんま→ちょっとたんま
・神様→女神様
人間の多くが望んだ未来を歩んでいるわけではない、実力が認められず諦めてしまった者、理想が高く現実を認めたくない者…などなど
いや思いつかないわけではないよ?本当はある…ごめんなさい嘘つきました。実はこの物語夢とか未来とかほぼほぼ関係ないです。
それはいいとして、この物語の語りてそして主人公の三上湧太です。
俺の今の職業はある製造業に勤めてる。
基本的に俺は商品の組立てる前の部品出しをしている。
「おい三上!何1人でブツブツ言ってんだ!早く出せ!」
「は、はいすみません!今やってます!」
入社して4年経ち今だにこんな作業をやっている。年々新しく新入社員が入って彼らが俺を見て言う事は決まっていた。
「あ、あの!三上さんってガタイいいですね!」
どこがだ!ドアホ!お前がもやしなだけだろ!と心の中でひっそり言って口には出さなかった。当然だがな。
本当のところ飽きがきてしまっている。本来の自分のやりたかった職とは違っていたから。
「はぁ…どこでどう間違えたんだろ…もし間違えていたらその時代に戻りたいなぁ」ふと口にしてしまった。それほど俺は追い込まれてたんだと思う。
出世とは程遠くそしていつまでも力仕事になると余計に精神面に疲れが来るのだ。
(はぁ…今日、カラオケでも…)
「危なっ…!」
ドガシャン!
遠くで先輩の声がした途端、急な痛みが襲った。部品を入れている棚が落下してきたのだ。目の前のがぼやけている。先輩の姿もぼやけて見えている。
(あぁしくったなぁ…本当ここ数年不運ばかりだった…)
重々しく過去のこと思い返しながら意識が飛んだ。
ふと目を覚ますと暗闇の中に立っていたのだ。
「あぁ俺やっぱり死んじまったのか…22年短かかったなぁ…」
「本当短いですよね!」
俺の独り言に誰もいるはずのない俺の背後から声がした。
「だよなぁ色々あったなぁ…学生時代は本当黒歴…史…ってオメェ誰だよ!!!」
「あっ気づいちゃいました?テヘッ☆」
俺の独り言に勝手に入ってきた女の子は、髪の色は黒で髪型はボブヘアー、ふりふりで膝くらい長さがあるスカートに、黒と赤のチェックの半袖のTシャツだ。身長は割と低く150cmくらいだ、ちなみに俺は173cmだ!。胸は推定Bカップくらいかなまぁ標準だな。
「私こう見えてCカップはありますから!見ます?」
俺の心の中を見透かしているように答えた彼女は、少し頬を赤くして少し胸元を協調させ見せびらかしてきた。
「ちょ、ちょ、ちょっとたんま!なぜ見せようとする!?なぜ俺が胸について考えてたってわかる!?」
慌ててツッコミを連チャンで入れたが少し質問してるみたいになった。まぁいいが。
そして彼女はここぞと言わんばかりに頬を膨らまかした後悟ったかのように話し始めた。
「えっとですね!私一応女神なんです!こう見えても!って言っても信じないですよね…はぁ…。」
彼女はため息をつきひと呼吸おいて話し続けた。
「私は、時間を巻き戻せれる神様です。私はランダムで選ばれた湧太さんに自分の夢をやり直してほしいと考えています!」
俺は彼女の事を信じようとは思わなかった。だって見た目超美少女だよ?女神様って感じじゃないやん!タイプではないけど(笑)
「そっかぁそんなことを言わされてるんだね…親さんはどこ?家に帰れる?送っていこうか?」
「なっななっなんでそうなるんですか!?おかしくないですか!?そこは普通『えっ女神様なの!?僕を過去に戻してください!』じゃないんですか!?
」
彼女は若干焦りながらツッコミをいれた。
俺は名前聞いてなかったので冗談交じりで聞いてみた。
「へぃ!彼女♪名前なんていうの?」
「湧太さんそろそろ殴ってもよろしいですか…」
彼女は少しキレたのか強く握った拳を見せてきた。
「グハッッ」
殴られました。思いのほか力強いです…はい。
彼女の名前はアリスって言うらしい。まるで不思議の?みたいな名前だ。
アリスは女神様ではあるが神の使いまたは眷属でクロノスの隠し子らしい。複雑なんだなきっと
「ざっとこうです!どうです?凄いでしょ!」
「ん、んーまぁなんとなーくかな、神の世界の話なんて分からんし。寧ろ隠し子の方に驚いた。」
俺はざっと腫れてそうな頬を撫でながら話を聞いていたため右から左へと流いっていた。
ふと思ったことがあり俺は迷わず質問した。もちろんいじりたいとかそんなんじゃないよ?素直な気持ちでね!
「アリスってキラキラネームだよね!名前的にはアメリカぽいけど見た目は日本人みたいだけど名前は漢字なの?」
「漢字じゃないしタブーなの!また殴られたいの!?」
拳を出され「まぁまぁ」とアリスを落ち着かせた。やっと、本題に入れるからなのかアリスはため息をつき語りだした。
「はぁ…今回湧太さんがここに来たのはたまたま選ばれたからです。抽選によってですがね。ここの空間この場所が時間を飛べる部屋になっているのです。そこで湧太さんは選ばないといけないのです。時間を戻り一部記憶を残して人生やり直すか、今までの記憶を残したまま別世界に転移して残りの人生を楽しむか。どっちにしても湧太さんには最高な人生が待ってますがどちらにしますか?」
とRPGでよく見る光景を目のあたりにした俺はポカンと口を開けぼーっとしていた。まぁ考える余地もなくこの選択肢にすると心の中では決まっていた。
そう俺は…
「断然別世界へ転移っしょ!」
とガッツポーズをしたら引いた目でアリスが見ていた。これまでアリスが担当した人たちでこんなガッツポーズした人はいなかったのだろうと思っていた。
「はぁ…あなたもですか…」
ん?あなたもってことは…と口にはせず思っていたが悟られたかのように続けて言った。
「私が担当した人たちもですが、ほとんどの人がガッツポーズしながら転移を選ぶんですよ…記憶があるままってそんなにいいですかね…」
少しりんごのように頬を丸くしたアリスはつまんないって感じで真っ暗の空間の中で石を蹴って「ちぇー」って感じでふてくされていた。
気を取り直しアリスは両手を前に出し目を閉じた。
「まぁいいです。では転移の意を始めます。目をつむって」
まぁいいのかよ!?とひっそりツッコミをいれ俺は目をつむった。すると暖かく弱い風が吹き始めた。
「な、なんなんだ?おい!アリスこれ沈んでるんだよな!?大丈夫なんだよな!?」
俺はかなり焦っていた地面に少しずつ沈んていっているのだ。それはゆっくりゆっくりとじわじわと深く沈んでいった。
「安心てください。次目が覚めたらそこは異世界…転移先にいますので…最後にこれを…」
とアリスの言葉とともに唇に柔らかく暖かいのが触れた。多分だがキス?されたのだ…ん?キス!?!?
俺は咄嗟に目を開いた。
「ま…まてアリスお前なんで!?」
「これは毎回のお約束ですよ!頑張ってくださいって言う気持ちです!」
アリスは舌を出して「なんちゃって」って顔をした。今日一番可愛い顔をしやがって惚れちまうやろ全く…。
俺は言葉を返そうとしたが既に遅く光の中へと沈んでいった。まるでター○ネー○ー2のラストシーンのごとく消えていった。
ここから俺の冒険が始まる!と思ったがそれより先にキスの感触が生々しく残ってる。
風が心地良い草原かどこかの上みたいだ。
「ん…ここが異世界…か…キス良かったぜ…」
俺は目を覚ますとすぐに起き上がった。
そこは山の中の森林に囲まれた芝生の上だった。
「グギャァァァァァ」
「………!?」
突然響いた鳴き声らしき声に俺は声もでず固まっていた。
そうその声の主はまさしくドラゴンの鳴き声だ!
「うおぉぉぉ異世界生活来たぁぁぁ!」
俺は思わず叫び飛び跳ねてしまった。流石に恥ずかしくなりキョロキョロ周りを見渡すと道案内の看板らしきものを見つけた。俺は看板へ向かいなんて書いてあるか読もうとしたが…
「…は?なんじゃこりゃ全く読めん…分かるのは矢印だけだな。」
文字はアラビア語と英語とロシア語を混ぜたようにごっちゃごっちゃな文になっていた。だだし矢印は左方向を指している。
異世界ものでよくある話だと思ってたけど流石に読めないのはきついよなぁと思いつつ俺は左方向へ歩き始めた。
しばらくは道は続いてたものの途中から人が通ってないせいか道はなく茂みになっていた。
「なんだよったく…前が見えないじゃんか…おっ道に出るな良かったぁ」
ガサガサと音をたてながら俺は道らしき方向に足を向けた。
道に出ると俺は固まってしまった。なぜなら道の向こうに街が見えたのだ。だけど、ただの街では無かった。
「なんでだよ…ここ本当に異世界…なんだよな…なんで…なんで東京が目の前に…」
そう、俺の前にある光景は東京にそっくりな街だ。高いビルにマンションやアパートらしき建物、車や電車は無いみたいだ。
でもなぜ森林が街の中にあるのだろ…。俺はしばらく光景に驚きを隠せなかった。
こんばんわみなさん!
俺のユニークスキルは現代風異世界では超有能?を読んでいただき
誠にありがとうございます!
あとがきでの自己紹介をいたします。
名:闇朱雀
趣味:アニメとゲームと書くこと
好きなもの:獣耳・エルフ・どろぬま修羅場
ですww
この小説に取り掛かったのは2017年12月でした。
なかなかプロローグを投稿しよう!ってなるまでに半年はかかっちゃいました。
時間はかかろうがこの話は必ず完結させたいと思って書いております。
不定期投稿ではありますがよろしくお願いします。
もし、誤字脱字や文面でのおかしな面があればぜひ指摘をお願いいたします。
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