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夢の茶会は月夜の下で  作者: 月光豚
第一章
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第一話

 もしやこれは、異世界召喚イベントではないだろうか。


 真っ暗な空間に、目の前には3mほどの月光のように青く光る扉。自分のような、常日頃妄想をいているようなオタクがこんな場面に出くわせば、まず真っ先にそんなことを考えるはずだ。もしくは、某ゲームのように、何らかの契約をして例の青い部屋に招かれたのか(個人的にはエレベーターが良い)というところだと思う。


まぁどちらにせよ大いに結構なので、今僕は非常に興奮している。常日頃、異世界に召喚され無双したいだの、アニメやゲームの世界に行き活躍したいだのと妄想している僕には、この現状は待ちに待った、ついにこの展開が来たかと興奮せざるおえない場面なのだ。


只の夢だという可能性もなくはないが、覚醒夢にしてもこれは鮮明すぎる。それに折角なのだから、全力で期待した方が楽しいに決まっている。もし覚醒夢なのだとしたら、寧ろ確実にこの扉の向こうには間違いなく異世界が広がっているだろう。それならそれで楽しむだけである。


高鳴る胸の鼓動をそのままに、両手で扉を開いていく。溢れ出る光の向こう側に思いを馳せて、目に焼き付けようと思いっきり目を開く。



扉の向こうにあった世界は、想像していたものとは全く違う世界だった



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