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ぷろろ~ぐ

誰が呼んだかわからないその世界の名は、


『ユグ・ディストネニア』


迷子を助け続けているその者の冒険者ランクは、


『ゼロ』



その者、誰の干渉も許さず、あらゆる命令を跳ね除ける。


いや、只一人その者に下すモノあり。さりとて、そのモノ人に(あら)ず。


誰が呼んだかわからないその者は、


『犬のおまわりさん』


今の世の最強の称号である。



▼   ▼   ▼   ▼   ▼




「はぁ~、めんどくさい。ようやく100層、後50層...、はぁ。」


今だけは羨ましく憎たらしいと思う快晴で気持ちのいい空を、青年はとぼとぼと憂鬱そうに歩いていた。


異常であるが、咎めるものはここにいない...、ここまで深い階層に来れる者は一握りである故、目撃者はいないのである。


その空間に青年の溜息だけが木霊する。。。

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