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天上界系馬鹿日記  作者: ブラック・ティトセー
7/12

その7

9月21日 天上界に入りました



 カレンちゃん曰く、さっきのゲィ・ハーンは天使の中でも『マドギワゾク(何処かで聞いた響きですね☆)』と呼ばれ、下級天使の一派なのだそうです。どうでもいいので受け流し。

「うわ、メガネでいっぱいだ!」

 今、僕等のいる部屋はメガネでいっぱいです。

「このメガネ・・・・・奴がいる!!」

「はーーーーはっはっはっは!!」

 カレンちゃんが周りを見渡していると、突然高笑いが聞こえてきました。

「メガネの間へようこそ。私はこの部屋の住人、『メイガス・ネオン』だ。」

 メガネを掛けた科学者風の女性が、地下からせり上がってくる足場に乗って登場します。

「お兄ちゃん、気を付けて!彼女はガラス製品(主にメガネ)に異常なまでの愛情を注ぎこむガラス・・・・・・・めんどくさいから、メガネマニアなの!」

「ちょっと待って!ガラスマニアって言おうとしてメガネマニアに変えただけだよね?何処にめんどくさいという要素があったのKUUUUUAAAAAAAAAAAA!!!!!!!痛い痛い!!ゴメンナサイ!!許してください!!もう言いませんから電子某辞苑で足の小指だけを殴るのは勘弁してくださいぃ!!しかも右だけ!」

「はははは、そうとも!私はメガネマニア!メガネがあればもう・・・・・いらない何も捨ててしまおう!!そして私の名前はメガネから発展して付けられていると(作者)が言っていた!」


ミニドラマ 証言伝説 レジェンド・オブ・(作者)


(作者)「うん、そうだよ。」


「ほら、証言付き。」

「そんなことの為にミニドラマするな!!確かに僕はミニドラマ以外で喋るなと言ったけれども!!」

「私はメガネによって選ばれたメガネの化身!ゆくゆくはメガネの神ともなりうる存在!!そんな私にぶははははははははは!!!なにそれ?自毛殲滅波?ゲィ・ハーン!?ちょっ、ブチブチって!!あ、投げた!投げたよ!!何この自滅技?何がしたいの!?だ、ダメだ、笑いが止まらん!!!ぶははははははははははははははは!!!!!!!!!!!」

 ナイスカレンちゃん!まさか『カレンちゃんお気に入り自毛殲滅波動画』がこんな所で役立

とうとは!

「お兄ちゃん、今の内に先に進もう!!」

僕はカレンちゃんに手を引かれて(ああ、カレンちゃんが積極的に僕の手を!ハァハァ、僕はもう死んでもいい!!これぞ萌え死!!!しかし、僕は死ぬわけにはいかない!!何故ならカレンちゃんを愛しているから!!!あれ、矛盾?)走り出します。

「待て!先には行かせんぞ!!」

 メガネマニアがお腹を抱えながら睨んできます。笑いすぎで腹筋をやられましたね?

「出でよ!メガネを守護する者たち!!レンズトップ!!レンズバディー!!レンズ足!!」


ぎゅおおおおおおおおん!!


 なにやら飛行音と共に三対の戦闘機と思しきブツがやって来ます。メイガス・ネオンはそのうちの一つ(多分レンズトップ)に乗り込むと叫びます。

「ちょっと気になるいじめっ子なあの人にメガネを割られても挫けない・・・・・・だって私、メガネっ娘だもん!!でいいいいやあああああああああああああああ!!!!!!」


ぎゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいん(何かレバーを思いっきり前に押し倒す音)


ガショガショガシャコン(レンズトップが頭部に変形する音)


ギュイ!ガコン!(レンズバディーから腕が生え、上下に接続部が現れる音)


ギュイギュイギュイィィィィィィィィィン!!(レンズ足が脚部に変形する音)


ガキョンガキョン!ピキィィィィィィイイン!!!(合体完了!!)


「超凸レンズ級合体メカ・メガネイオン!!」

「お兄ちゃん、今の内に先に進もう!!」

「うん、カレンちゃん!!」

僕等は何も見なかった。それでいいじゃないですか・・・・。なんですか超凸レンズ級って?そんなことはどうでもいいですよ。だって僕は今カレンちゃんに手を引かれているんですもの!こんなに嬉しいことは無い!さあ、カレンちゃん、今こそ僕等の間に隔たる障害を乗り越え愛のフィールドへと辿り着こうじゃないか!それ、1、2

「無視するなぁああああああああああああ!!!」

3。あ、辿り着いちゃった☆

「辿り着いちゃった☆・・・じゃねええええええええええええ!!!!!!!」


ズパンヌ!!!


 かれんちゃんのこうげき


 ぼうじえんさーべる


 じょーぜつに∞のだめーじ


 じょーぜつはたおれた


 じょーぜつははれつした


 かれんちゃんは128のけいけんちをえた


てれれれってってって~♪


 かれんちゃんはれべるがあがった


 じょーぜつがいきかえってこちらをみている


 しもべにしますか?


▼みすてる


 じょーぜつは

「もういいって!何なの見捨てるって?そんなことがあるはずが無い!だってカレンちゃんは僕のことを愛してくれているはずだから!!!・・・・・・・・・あれ?」

 いつもならこういう事を言うと様々な方法で僕を殺しに掛かるカレンちゃんが、なぜか顔を赤らめて下を向いてしまいます。

「お、お兄ちゃんのバカ・・・。もう・・・(猪木のモノマネ)してあげないんだから!!」

「ちょっと待ってカレンちゃん!それは流石に僕にも読み取れた!何でこんなどうでもいいのは読み取れるの、とか悔しさでいっぱいだけど!!!カレンちゃんに猪木のモノマネしてもらった覚えは一切ありません!!だから、これ以降もしなくていいです!!っていうかしてくれないためならいくらでも言います!!カレンちゃんは僕のことを愛してくれているはずですから!!!」

「うん、お兄ちゃん・・・・・・大好きだよ(クケケケケケケ!)!」

「何でそんなオヤシ○サマにアレされたみたいな笑い方するの!?それが無ければ僕は最高に嬉しいのに!!さあ、恥ずかしがらずに言ってごらん!僕は君の全てを受け止めてあげるから!!!」

 カレンちゃんはもじもじしながら目を瞑り、左手を頬に当て、顔を赤らめながら

「やだ・・・・・」

と、物凄く恥ずかしそうに言いながら、しかし、右手に持った某辞苑で僕を!!


ぐわべらっ!!


 僕を!!・・・・・なんということでしょ~!!僕を魚の開きのようにしてしまったのですぅ~!!!すっごくペラペラしてるのですぅ~!!!!!

「そして僕はカレンちゃんへの愛で復活するのですぅ!!」

「だから無視するなって!!」

 そのままの勢いで先に進もうとしていた僕等の前にメガネイオンが立ち塞がります。

「僕の邪魔をするな!今、僕はカレンちゃんと共に天上界の上へ上へとハネムーン気取りでStep In THE Sky!!いざゆかん、いざゆかんんんん!!!!うおおおおおおおおおおお!J・舌スクリーマー!!!!!」


カッ!!


ドオオオオオオオオオオン!!!


 僕の必殺の一撃でメガネイオンは崩れ去った。進め、僕!カレンちゃんへの愛と共に!!


ミニドラマ 妄想開始ッ!


(偉い人・滅)「メガネイオンはどうなったのか!」

(作者)「もう出てきません。っていうか戦闘シーンを書く気が無かったのでただ出すだけでいいやと思いましてね。」

(ッ帝)「痛かった」


な、なんて人だ・・・・。あれだけ(一週間程)考えておきながら登場後はあっさり破壊だなんて・・・・。

「まだだ!一時間くらい前に(作者)が新しい設定を考えてくれたそうだ!私はその設定によってメガネイオンの残骸から新しいメカを呼び出すことが可能になる!!」

「ちょっと待って!なんであなたは(作者)と通じてるの?何で設定とかそういった裏事情が分かるの!?」

「ふははははは!出でよ新たなる力!!」


すぽーん!


僕の疑問を無視してメガネイオンの残骸から何かが飛び出してきます。いや、しかし、これは、なんというか、そうですね、あれですね、ものすごく、こう、そう、それ、うん、間違いなく・・・・・・・・・

「小さっ!!」

 僕とカレンちゃんが同時に叫びます。

「か、かっこいい・・・・・!!」

メガネマニアは気に入ったらしい。僕の膝ほどの高さしかない・・・・。それが、

「でやあああああああああああ!(ボイスチェンジャーを使ったときのような甲高い声)」

奇声を発しながら走ってきます。

「よし、行け、メガネイヲー!!」

 もうすでに変な名前を付けられています。

「お兄ちゃん、変な音が聞こえない?」

 カレンちゃんに言われて耳を澄まします。すると、確かに何かが聞こえてくるのです。しかも段々と大きくなってきます。

「これは・・・・音楽?」

 何かの音楽です。間違いない!しかし、何の音楽でしょう?聞いたことがありません。


戦え、メガネイヲー!


作詞:(作者)

作曲: 現実世界の誰かが作ってくれるでしょう




「いや、そういうのは紙面以外でやってもらいたい。」

 聞く気が無いので僕は割り込みをかけます。だって僕、燃え方面はちょっと・・・・(嘘)

「ちょっと待て!まだ前奏の段階で打ち切るな。今から歌詞が始まって素晴らしきメガネワールドが展開されるんじゃないか!黙って聞いて板前!・・・・黙って聞いていたまえ!!」

 板前さんが登場です。まぁ、仕方が無いので黙って聞いてあげるのだわ。再び前奏が流れ始めます。



戦え、メガネイヲー!


作詞:(作者)

作曲: 現実世界の誰かが作ってくれるでしょう



※ メガ MEGA 目が 眼がぁッ!


メガ MEGA 目が 眼がぁッ!


(台詞)「メガネイヲー、GO!!」


1.

 メガネの世界を守るため 凸レンズの神立ち上がれ


 近視野郎は知らないね 凸レンズは遠視用

 

(解説)「説明しよう!メガネイヲーは虫眼鏡エネルギーを元に動く超凸レンズ級ロボットな


のだ!近視の人には厳しいのだ!!」

  

(作者)「やべ、オレ近視なんだよ!マズッたなぁ・・・・ノリで超凸レンズ級なんて付けるからこうなるんだなぁ・・・・どうでもいいか。」


 (作者)乱入。再び歌が中断される運びとなるわけで、これに反応してメイガス・ネオンはまたも怒り狂うわけで、そんなこと僕にはどうしようもないわけで、懲りずに再び前奏から始まります。


戦え、メガネイヲー!



作詞:(作者)

作曲: 現実世界の誰かが作ってくれるでしょう



※ メ・ガ ME・GA 目が 眼がぁッ!


メ・ガ ME・GA 目が 眼がぁッ!


(掛け声)「メガネイヲー、GO!!」


1.

 メガネの世界を守るため 凸レンズの神立ち上がれ


 近視野郎は知らないね 凸レンズは遠視用

 

(解説)「説明しよう!メガネイヲーは虫眼鏡エネルギーを元に動く超凸レンズ級ロボットな


のだ!近視の人には厳しいのだ!!」


 遠近両用団の野望を砕く為 いざゆけ鉄拳!


(掛け声)「喰らえ!メガネイヲーパンチ!!」

(ここの台詞の間は演奏がバラード調に変化)

(台詞)「ちょっと気になるいじめっ子なあの人にメガネを割られても挫けない・・・・・・だ


って私、メガネっ娘だもん!!」


砕けたメガネの怒りを胸に


「裸眼で突き進め!男だろう!?」

「ちょっ!ダメだってカレンちゃん!また最初から聞かなくてはならない地獄に突入しても貴女は良いと仰るか!?ついでに言うとあのメガネマニアさんは女性です!」

「お前等、少しは黙って聞け!」

メガネマニアの言葉に反応するかのようにメガネイヲーの背後から普通サイズの虫眼鏡が登場。レンズ面をこちらに向けてきます。

「MU・SHI・ME・GA・ビーム!(ボイスチェンジャーを使ったときのような甲高い声)」


ビィィィィィィィィ・・・・・・・・・・・・ム


「うわああああああああああああああああああああああ・・・・・・・・・・・・・あれ?なんとも無い・・・?」

「な、なんだと!一体何が!?」



ミニドラマ ここ考えるのも辛くなってきた頃に それ悲し編


(作者)「説明しよう!しまった!メガネイヲーの攻撃は近視の人及び近視用メガネをかけた人にしか効かないのだ!!」


「なんじゃそりゃあああああああああああああああ!!」

メガネマニアが絶叫。あまりにも扱いがひどすぎる・・・・。あまりにも可哀想過ぎるのでメガネイヲーごと放置して先に進んでやるですよ。

「待てい!」

 さりげなくカレンちゃんの手を取って(嬉しいことに素直に応じてくれたカレンちゃん!僕は萌えています!!)意気揚々と歩き出そうとした時でした。僕等を呼び止める声がします。

「だ、誰だ!」

 僕が問う、君の居場所。君が答える・・・・

「ふふふ、天知る地知る、兄が知る!もひとつおまけにメガネ知る!!とおっ!!」


バッ!!


ズシャアアアア!!!


 何処からともなく飛び降りてきたのは、なんと!!

「メガネと兄の使者、その名も・・・・!!」

「せ、先生!!どうしてここに!?」

「バカ野郎!オレはお兄ちゃんの神だぞ!そして更に言えば、そこにいるメイガス・ネオンを出し抜いて先ほどメガネの神になりました!!J・舌・・いや、欲望er、花蓮ちゃんを独り占めするとは許せん!花蓮ちゃんがお前を選んだことも許せんのだぁっ!!さぁ、花蓮ちゃん俺の所へ来るんだ!君は騙されているんだぁぁっっ!!!」

僕は思いました、

(コイツはアホだ。そしてメガネという設定は前からあったにもかかわらず書き忘れていたんだな?)

と。そしてカレンちゃんの手を引いて逃げようとしました。だって当然じゃない!あんなにまで変態化した人と話す舌なんて持ちません!アル○オンに帰れ!!僕はソ○モンに帰るからぁ!!!

「逃がさんぞ!メガネティック・ミューティレーションッ!!!!」


ズパァンッ!


ぞぶぞぶぞぶ・・・・・・・・・


「ぎゃあ!先生のメガネから発射された光線がキャトルミューティレーションよろしく地面を抉り取って吸い込んでいく!!あんなのに当たったらシャレにならないって言いたいところにカレンちゃんは何をするデスカ!!!????押さない!!危ない!!!カレンちゃんは僕に何を求める者ぞ?そしてその見返りに僕が得られるものは何ですか?死ですか?先生に吸収されて死ですか?人生の汚点ですよ!嫌ですよ僕は!!!」

「キス・・・・してあげるよ・・・?」

「行く行く!!その為なら逝ってもイイ!!!僕はカレンちゃんのためならばこんな光の中なんてなんともないわけないじゃないかばかぁ!!!!!!」

 先生のメガネ光に捕まった僕は、為すすべもなくぞぶぞぶと先生のメガネに急接近!!

「嫌だ!カレンちゃんのキスが待っているといってもこれに接触するのは嫌だ!!」

「バカ!早く抜け出せ!!お前と接触するなんて考えただけでもおぞましい!!」

「よく考えて攻撃しろよ!このアホ者がぁっ!!ああ、あれか!カレンちゃんを吸い込んであわよくば・・・・って言うあれか!汚らわしい!!」

 先生と醜い言い争いをしている間にも先生のメガネが!顔が!!目が!!眼球がああ!!!!

「お兄ちゃん頑張って!そこから抜け出せたら・・・・抜け出せたら・・・・・」

 嗚呼、カレンちゃんがすごく恥ずかしそうに顔を真っ赤にしながら俯いている!僕はそれが見られるだけでも満足ってもんさ!!

「お兄ちゃんがそこから抜け出せたら・・・・・・一緒に『おとなのかいだん』を登ってあげるよ!!!」


ぅぅぅぅぅぅぅぅぐああああああああああああああああああああああああ!!!!!


「カレンちゃん!僕は君を愛しているよ!!ほら、その証拠に・・・・・とうりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」


ごふぁあっ!!!


僕は愛の力でメガネ光から逃れると、華麗にカレンちゃんの前に降り立ちます。

「カレンちゃん!!さあ、一緒に『おとなのかいだん』を登ろう!!」

「ここじゃイヤ・・・・だから今は・・・・・目を瞑って、お兄ちゃん・・・・」

僕は言われるままに目を閉じます。こ、これは!これはこれはまままさかかかかかああああ!!!!!!!

「んっ・・・・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほぅっ!


か、カレンちゃんの柔らかく温かい唇が・・・ぼ、ぼぼぼぼ、ぼぼ僕の僕の僕の・・・・・うわおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおんんっ!!!!!!!!!!

「覚醒!欲望er!!」

 さぁ、ここでBGMは某メイオウのテーマソングに変わります!!

「J・舌、貴様あああああああああ!!!」


パリィィィンッ!


先生のメガネが怒りのあまりに吹き飛びます。でも、僕は怯みません!何故ならば僕は今この瞬間『欲望』として生まれ変わったのですぅ!!そして先生、メガネの破片が目に刺さって「ああああっ!!目が、目がぁっ!!」と叫ぶのはやめてください。アレです。ムスムスしいです。

「お兄ちゃん・・・・・負けないで!!」

「大丈夫!負けるもんか!!だって僕は!!!!」

 そう答えて僕はドドドでゴゴゴなポーズで先生を指差します。

「あんな変態には負けんのだぁっ!!!」

「J・舌、喰らえ!兄神妄想砲!!」


ギュパァアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!


 先生が、緑色の大魔王が卵を生み出す時のように口から巨大な光弾を打ち出します。・・・先生、それでは神というよりもバケモノです。カレンちゃんもひいています。

「先生、そんなもので僕が止められるとでも?・・・・・・萌え一つ残さず、消滅させてやる!!欲望連結エネルギー、パワー全開!!」


キュピィィィィィン!!(僕の目が輝く音)


ファアアアアアアアアアアアアアア・・・・・・・・・(カレンちゃんが羽で僕を包み込んで一緒にワープする音)


「なにぃっ!何処に行った?」


ゴパァッ!!(僕は右腕を天に向ける)


「何処だ!何処に行った!!」


ゴパァッ!!(僕は左手を地面と水平に伸ばす)


「・・・っ!!そこかぁっ!!」

先生が上空にいる僕を見つけて再び光弾を放ちます。

「欲望erは・・・・負けない!!」


ガキィィィィンッ!!(僕が平和記念像と同じ格好になる音)


よくぼ~ぅ!!!(僕の正面に『欲』の一字が浮かび、それと同時に天から聞こえるバリトンヴォイス)


・・・・ィィィィィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ・・・・


ゴッバオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!


 僕の全身から発射された凄まじいエネルギーが先生に直撃!激しく爆発します。しかし先生は消滅することなく、辛うじて、ですが煙の中から姿を現します。

「ぐはっ・・・・・オレにこれほどの痛手を・・・・・げふぅっ・・しかし・・・・この戦、負けるわけにはいかんのだぁぁ!!」

先生は我を忘れて僕に突撃してきます。結構ヤバかったりするんだな、これが。ヨクボウ攻撃の反動で、僕、動けないの・・・・。

「お兄ちゃん危ない!」

 カレンちゃんが僕を庇う様に前に出ます。危ないよカレンちゃん!今の先生には・・・メガネの無い先生にはカレンちゃんがカレンちゃんだとは判断できますまい!!このままではカレンちゃんが!!!

「タイフーンッ!!」

 カレンちゃんが叫ぶのと同時に僕とカレンちゃんを台風の目とするが如くに風の渦が発生したのです!それに巻き込まれた先生は、叫ぶことすら出来ずに遠くへと吹き飛ばされていきます。ついでに存在が忘れ去られていたメイガス・ネオンも吹き飛んでいっています。まだいたんですね。

「お兄ちゃん、今のうちに進もう。」

「わかった、行こうカレンちゃん!」

 僕はカレンちゃんの手を引いて(何と今回はカレンちゃんの方から手を差し伸べて・・・・僕は萌えています!!)先へと進みます。

 ところで、先生の名前っていつになったら公表されるのでしょう?もしかして考えてない?


(作者)「それが彼のアイデンティティ!!」


・・・・・一生名前が付けられることはなさそうですな・・・・。


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