その4
8月1日 ついに花蓮ちゃんが僕を!!
その日僕は布団の心地良い感覚に全身の疲労を癒されながら花蓮ちゃんの愛くるしい笑顔を創造しながらあれ字が違うや想像しながら涎を垂らしそうになるのを堪えつつ一日の欲望ライフに終わりを告げるという行為を読点を一切使わず読み辛さ満載で皆さんにお届けしていますがどうでしょうかどのくらい読み難いのかは僕には判断しかねますっていうか判断したくないですよだって句点まで抜けてるしあははははみんなのイラついてる顔が見えるようだよハッハッハッハッバッハ。
さて、そんな風に一日に終わりを告げようというときでした。
もぞもぞ
僕の布団の中に何者かがスニーキングミッション!ああっ!蛇の人、そこはダメだ!禁断領域だ!!
「誰だ?僕の布団の中に極秘にん・・む・・・・え?か、花蓮ちゃん?」
な、なななななななななにゃんと!僕の布団にスネーキング・・・じゃない、スニーキングミッションを決行していたのは花蓮ちゃんでしたのでしたのです!!文章がおかしいのもそのくらいテンパっているという僕の心情の表れであり、決してタイプミスでないということをわかっていただきたく思う所存でありもはん!!
「あ!お兄ちゃん・・・・見ちゃ・・・・・・ヤダ・・・・・・」
そのまま布団の入り口(僕が中をのぞきこんでいる場所)を封じるとまたもや何かもぞもぞしています。
「な、何してるのさ花蓮ちゃん(ハァハァ・・・・そんな風にされたら僕は!もぉっ!!びくびくぅ!!)」
ずぷしゅ
「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!!何か刺した!花蓮ちゃんが何か刺したよ!?何?花蓮ちゃんは僕をどうしようというの?」
ずじゅうううううううううううううううううううううううううううう・・・・・
「いやあああああああああああああああああああああああああああ!何か液体が体内に侵入してくるぅ!何?花蓮ちゃんは何ブツを僕の体の奥の底である所の最たる部分にぃぃぃぃぃぃ!!!!」
突然ガバッと布団がめくられ注射器を持った花蓮ちゃんが月明かりに照らされて・・・・・美しい・・・・・・・・・・じゃなくて!か、花蓮ちゃんの背中と頭にあるのは!?アレは!!??
「は、羽?わっか?もしかして花蓮ちゃんコスぷりゃああああ!!!」
すいません。途中で殴られてしまいまして、拳で。んで最後まで喋れませんでした。え?分かってるって?そう・・・・でも一応言うよ。
コスプレ。
「違うのお兄ちゃん。大事な話があるの!実は私、ちゃんとした名前は花蓮じゃないの・・・・」
物凄く神妙な面持ちで僕を見つめる花蓮ちゃん。でも、大事な話があるなら注射はいらないんじゃ・・・・。考えても仕方が無いので花蓮ちゃんの話を聞くのです!!
「じゃあ、ちゃんとした名前は何ていうの?」
花蓮ちゃんは今にも抱きしめたくなるような悩み顔でひとしきり悩んだ後、口を開いてこう言いました。
「毒殺天使 ボクロ」
「ちゃんとした名前は駄目ぇぇぇぇえええええええええ!!!!それって『ド』と『ボ』が逆になっただけで明らかにアレじゃん。僕が『ちゃんとした』の『ちゃん』の部分でトドメさしちゃった気がしないでもないことも無いけれど駄目だよ!!もともとそれに影響されて書き始めたこの物語だけどそれやっちゃ駄目だよ!!今流れてるBGMもそれのOPテーマだけど関係ないよ!!さっき僕が敏感な一郎さんっぽいことしちゃったけど駄目だよ!!って言うかこれ○○小説大賞に送ろうとしてるんでしょう!?なにさ!喧嘩売ってんのか!!アレだよ、呼び出されて厳重注意モノだよ!!」
ミニドラマ 厳重注意される頃に 平謝り編
(作者)「すみません。もうしません。意外性が欲しかったんです」
(偉い人)「これはいがいせいはないよ。かすだよ。っていうかきみはしゃかいのごみだよ。」
(作者)「そ、そんな・・・・・」
(偉い人)「もうおうぼしないでね☆(塩を撒く)」
「何このミニドラマ?何で偉い人漢字使わないの?失礼だよ!!僕が作者に代わって謝るよ!」
大変申し訳ないことをしでかした気がしますのでここはこれで一つ(ほら偉い人、金のお菓子だよ!)
きっとこれで許してくれますよね?
「失礼極まりないだろうがこのボケ兄が!!!」
どぐしゅ!
平仮名で効果音を書くととてつもなく不快な感じがします。
「お兄ちゃん、違うの!毒殺天使は冗談だけど名前が違うのは本当なの!!」
「じゃあ、言ってみればいいじゃない!!」
僕は吐き捨てるように言います!だって、だって、だって・・・・・・・・・そんな風に言ってみたかったんだもの!
「私、本当の名前はカレンって言うの・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ねえ、花蓮ちゃん・・・・」
「何?」
「それは何かの冗談?」
「カレンって言うの・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あの・・・・・・・・・・・」
「何だよ!クソ兄が!!ツッコミどころ満載だろうが!!さっさとツッコめよ!!!漢字かカタカナの違いだけじゃないかって・・・・・・・・・・ツッコんでみろよ!!」
僕はその言葉に感動しました!花蓮ちゃん・・・カレンちゃんは僕のことを思ってそんなことを・・・・・よし!やるよ!!僕は男・・・・いや、漢になるよぉぅ!!
「カレンちゃんそれって漢字かカタカナかの違いって何それ?何その硬質的な物体!?ヤル気?それで僕をヤル気?でも僕はめげないよ!だって僕は君を愛しているから!ほら、いくよ?カレンちゃん、それって漢字かカタカナ」
「うるせえええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!」
・・・・・カレンちゃんひどい・・・・・・・・・・
ドグッッッッッ!!
ちょっとオエッてきた。
「ちょっとカレンちゃん、腹部はマズイよ。今日僕が君の料理を満足いくまで堪能したのは周知の事実?」
「ごめんなさい、お兄ちゃん。新しく電子辞書化した某辞苑を試してみたかったの。」
電子辞書って精密機器だよカレンちゃん・・・。
「そんなもので殴っちゃらめらよ・・・・・はれ?」
そんなもので殴っちゃ駄目だよ・・・・・あれ?って言いたかったの・・・・
「ひゃ、ひゃひぇんひゃん!おういあいひひゃの!?」
か、カレンちゃん!僕に何したの!?ッ帝痛かったの・・・・ッ帝痛かった!?違うよ!!「って言いたかったの」って言いたかったの!!『ッ帝』て誰さ!?何この変換ミス!!個人的に面白かったからって文章に残しちゃったよ!!
ミニドラマ 厳重注意される頃に・怪 馬鹿晒し編
(作者)「僕の何がいけないって言うんですか?」
(エロい人)「全部」
(作者)「そ、そんな・・・・・・」
(セロい人)「ワタシと一緒にマジシャンになりませんか?」
「らんれおおえいいろらまはひゃいふほ?」
何でここでミニドラマが入るの?・・・なんでさ!?
(赤い人)「坊やだからさ」
赤い人来ちゃったよ!それ以前に偉い人いないよ!なんでさ!?
(赤い人)「坊やだからさ」
あれ?もしかしてまだミニドラマ中?
(作者と偉い人とエロい人とセロい人と赤い人)「Yes , We are!!」
(ッ帝)「痛かった」
大変申し訳ない・・・・・。申し訳ない上にミニドラマ中に本編のどこら辺を書いてたか分からなくなってたなんて言えない!!
「安心してお兄ちゃん、新型某辞苑は『万能硬質系素材・おりはるユニコーンの角』でできてるの!そしてお兄ちゃんに注射したのは『きんしかんざい』なの!!」
「ら、らめええええええええええええええええええ!!!(これ以上はとてつもなく読みにくい上に書きにくいので日本語変換バージョンでお送りいたします)だめですよカレン様、素材がどのようなものかは存じ上げませんが、精密機器で人様をお殴りになられたら!双方多大なる被害ですよ!?それと、筋弛緩剤は何故平仮名でお書きになるのですか?そのようなものを注射されますと私は身動きが取れなくなってしまうのですよ?凡なる人なれば致死いたしまする量でございますですよ?」
そして何故この文章は僕が付き人みたいな喋り方なのですか?最後微妙におかしいし。
(作者)「めんどくさいから戻すね」
最初からそうしていただきたい・・・・それからミニドラマ以外で喋らないでいただきたい。
「お兄ちゃんが漢字を読めないかもしれないと思って・・・・」
「読めるよ!僕だって一応高校三年生だよ!去年までは学校に行ってたもん・・・・・行ってたんだもん!!」
泣くよ?泣いちゃうよ?そぉれ、
ヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
鳴いた?そうとも言うね。
「お兄ちゃんなら大丈夫だって信じてるよ。きっと、きんしかんざいも克服してくれるって・・・・」
空を見上げて・・・・・なんて素敵なカレンちゃん・・・・・僕は・・・負けない!!でも、筋弛緩剤は漢字で書いてくれるとありがたい。
「ぐぅ・・・・・ふぉぉおおおおおぉぉぉぉっ!!!!!!」
僕は負けない!だって僕は・・・・僕はぁっ!!!!
「復活!欲望er!!」
体の緩さが・・・・・消えた!!
「や、やったよカレンちゃあん!!!僕はついについに・・・・」
さて、ここで皆さんに状況説明です。遅いとか今更かよとか言う奴は・・・・SO BADです。ついでにTOO BADです。BADとBUTを間違えて恥をかけばいいのですぅ!!そして今のBGMも万能血まみれバットのアレです。
ミニドラマ 厳重注意される頃に もう先が見えないし編
(作者)「僕は何度でも這い上がって見せます!」
(グロい人)「二度と来るな!(何か中身っぽいのがはみ出してる)」
(作者)「な、何故ですか?一体僕の何がアナタの越えてはいけない一線を刺激するというのですか!?」
(ゲロい人)「うえっおえええええええええええっ!!」
(作者)「そ、そんな(何かを理解したらしい)・・・・・・・・・・。」
(ッ帝)「痛かった」
ホントに先が見えないし・・・・。また何処まで書いたか忘れてたし・・・・。
僕は今ベッドに横たわっています。カレンちゃんは僕の両脇にひざを付いてひざ立ちの状態です。下から見上げたカレンちゃんもまた格別・・・・・・。ちなみに状況説明はこれだけです。短くて良かったね☆
「もうこれいらないから・・・・お兄ちゃんにあげるね。」
カレンちゃんが何かを取り出して両手を目一杯伸ばして僕の頭上にセッテイングNOW。
「ちょっ!カレンちゃんそれ旧・某辞苑だよ!くれるのは嬉しいけど絶対何かする気だよね?顔そらしてるし!」
嗚呼、カレンちゃんがそんな笑顔をしてくれるなんて!!横向いてるけど!僕は感激で死にそうでしゅ!!ってか、その某辞苑が落ちてくるのは日を見るより明らかなんですけど!!!!!!!
「死ね。」
「カレンちゃん!?今死ねって言っクチュ!!!」
ほら、ほら!!!やっぱり顔に落ちてきた!!でも僕は死なないよ!!だって・・・・・・だって!!
「復活、欲望er!!ほうらカレンちゃん、僕は死なないんですよぉ。なんてったって僕は欲ぼるるるるるるるるるるるるるるるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
カレンちゃん・・・・新型某辞苑ドリル・・・・見事ですよ・・・・・・ぐはぁ・・・・
「お兄ちゃんあのね、私、天使なの。それでね、お兄ちゃんは・・・・・」
僕が・・・僕が何だって言うんだい、カレンちゃん。カレンちゃん?ねえってば・・・・・