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名無しの傭兵  作者: 病蛇
第一章 暗殺組織
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1 傭兵ナナシ


 プロローグからここまで進んできてくれてありがとう


 朝の訪れを知らせる教会の鐘の音がヴェルリアの街になり響き、街全体が動き出す。 市場の商人たちの活気あふれる声、子どもたちの笑い声、どこかから聞こえてくる陽気な音楽。その街の喧騒でナナシは目覚める。


 「……眠い」


 呟き、重たい体を起こす。そして、外出の支度をはじめる。服を着替えて身なりを整え、マントを羽織って腰に鞄と直剣を差す。左腕の包帯を巻き直して支度は終わり。そして、朝食も済ませて自身の所属しているギルド施設へと向かう。少し歩いて目的地の傭兵ギルドヴェルリア支部に到着する。

 

 傭兵ギルドとはヴァルモルグ王国首都に本部を置くギルドだ。傭兵らしく、戦争の仕事や護衛の仕事が多いが人々の願いや依頼を引き受けるようなこともしている。金さえ払えばできる範囲のことは何でもしてくれる…というのが傭兵に対する人々の認識である。


 扉を開け建物の中に入る。建物の中は少し騒がしい。傭兵には基本誰でもなることができるため、人数が多いのだ。早朝からの騒がしさに嫌気がさして一言呟く。


 「朝からうるせぇ…」

 「お前は朝から元気がなさすぎだ、ナナシ」


 独り言のつもりで放った言葉に対する返事。振り向きその声の主に聞く。


 「…俺は朝に弱いからな。レオン、調子はどうだ?」

 「絶好調とまではいかないが…まぁ、好調だな」

 「そうかい」


 声の主は二本の大剣を携えたレオンという大男。ナナシがヴェルリアに辿り着いて最初の友人にして命の恩人だ。


 「貼ってある依頼で良い感じのやつある?」

 「良い感じの……?これとかどうだ?」

 「……なるほど、いいね」


 レオンは依頼の紙を貼る掲示板から一枚の紙を取ってナナシに手渡しする。ナナシは依頼の内容を読み、頷いて受付へ行く。


 「依頼の受注をしたいんですけど」

 「…まずは、傭兵認識票の提示をお願いします」


 首に掛けているソレ(認識票)を受付に差し出す。

 

 傭兵認識票には名前と等級の情報が記載されている。等級は8段階に分けられていて、依頼をたくさんこなし昇格試験に合格すると等級が上がる。この等級によって受注できる依頼も変わっていく。


 ナナシはその後いくつかの手続きを終え依頼の受注を完了した。そのタイミングでレオンが声をかけてきた。


 「頼む、ナナシ買い物に付き合ってくれ」

 「…おう、分かった。いつ?」

 「今」

 「今!?」


 思わず、声を張り上げてしまう。


 普段のナナシは覇気がなく声は小さめで、あまり目立たないようにしている…と言った感じだ。その普段のナナシからは想像も出来ないような声は当然注目を集めることになった。


 「……わぁった。よし行こう。そうしよう」

 

 注目を浴びている状況をどうにかしたいと思い少し雑に承諾の返事をしてレオンを建物の外へと連れ出す。そのままの流れで市場へ歩みを進める。その道中で、ナナシが気になっていたことをレオンに聞く。


 「そういや、妹さんは?調子はどうなんだ?」

 「あぁ、先日の医者の診察によると容態は安定している…ってさ」


 レオンにはルークという弟とミアという妹がいる。そして、妹のミアはある難病を患っていて寝床から一歩も動けないような状態だ。そんな中、弟のルークができる限りの看病を、レオンは自身を含めた家族三人で生活するために金を稼ぎやすい傭兵になり仕事をしている。


 「そうか…()()の手がかりは?」

 「いや、残念だが…な」

 「…そうか」


 ナナシの言う()()とは万病に効くとされる“幻蒼葉の薬”のことだ。その薬を使えばミアの患っている病も治す事ができるはずなのだ。


 「貴族しか手に入れることの叶わない代物だ…なんて噂は耳にしたな」

 「………」

 「っと、すまねぇ…」

 「いや、大丈夫だ。…なんとか手に入れて見せるよ」

 「……おう、頑張れよ」

 

 そんな話をしているうちに二人は市場に到着。そこで、戦闘に使う消耗品や日用品を購入して武器、道具の点検も行い、昼食を食べて二人は解散した。


 「……さて、暇になったな」


 息を吐いて、頭を掻く。最近レオンは、街の治安維持組織『黒鋼』の職員数名と協力して無差別殺人事件の調査をしているらしい。 


 これからどうしようか。昼間っから酒場に行くのは些か気が引ける。…街の外で豊かな草原を眺めながらゆっくり葉巻を吸う、とか良いかもしれないな。酒場に行くのとあんまり変わらないような気もするが…。まぁ、いいだろう。


 そして、鞄に手を伸ばすと一つのことに気づいた。


 「…あぁ、葉巻を買うのを忘れていたな」


 呟いてナナシは、葉巻の購入するため店を目指して歩きはじめた。



 

 後日、ナナシはゆったりできる葉巻の吸い方と題して友人にソレを広めたらしい。


 設定書きすぎてるような気がする…でも後書きでもちょっと書いちゃう。


 【セルフ質問コーナー】

 

 Q.レオンさんの親は何処で何をしている?

 A.怪しい宗教みたいなものにハマっているのかも知れませんね


 Q.葉巻がさらっと存在しているのは何故?

 A.何故…ですか。そうですね…




 考えてないです!…はい、すみません。許してください。

 その辺考え始めるともう無限に考えるところが生まれちゃうと思ってるので


 Q.ナナシってどういう奴なん?

 A.答えになっていなんですが、謎多き人物…ですかね。

  性格的に、であれば感情的な人…ですかね?今思いついて書いただけですが 

  

 ちょっと謎増やすような説明を下に書きますね。書きたいので()

 

 ナナシ…彼は今人生を生きるうえで自分が定めた目標を持たない人物。 

 戦友(ダリオン)の「長生きしろよ」という最期の言葉(願い)を叶えようとしている。

 にしては傭兵って危険な仕事じゃない?って思ったそこのあなた。

 はい、そうです。彼実は死にたがりでもあるのです。

 ちぐはぐ感、矛盾…そんなところが魅力的なキャラにしたい。けどダメそう。

 だって自分でも何書いているのかわからなくなってきてるんですから。


 全然ちょっとじゃなかったようですねハハハ…。書きたいことが多すぎる!

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