プロローグ 夢
まず、一言。私の書いた作品を見つけてくれてありがとう。
とある作品を投稿し、すぐに失踪したような信じられないほどの未熟者ではありますがどうかよろしくお願いします。
夜空に浮かぶ星のように綺麗で、そして残酷な光を放ちながらソレは戦場に飛来した。ソレは強力な火の魔術だった。地面に衝突すれば大爆発を引き起こし、戦場に立つ勇敢な兵士に当たれば体が木っ端微塵に弾け飛んだ。辛うじて生き延びた兵士もその身を焼く炎の苦痛に思わず絶叫を響かせる。豊かな草原だった戦場が今は辺り一面、草一本も生えない死の大地へと変わり果てた。そんな戦場に一人の男の悲痛な叫びが響く。
「目を…目を開けてくれ!ダリオン!」
男の戦友ダリオンは、両足が欠損していて大量に出血している。
「あ、あぁ…■■■か…?」
そんな状態でも、ダリオンは生きており戦友の名を呼ぶ。
「…どうやら、俺…はここで死ぬ…運命だったらしい」
「ダリオン!本陣まで退却できればなんとかなるだろう!だから…死なないでくれ!」
「…諦めろ。お前…もわかってはいる…だろう…?俺の足は…どこかへ…吹き飛んじまった…。俺には…本陣まで戻る方法は…ないんだ」
「ダリオン…」
「…なぁ、俺達はなんで…戦争なんか…してん…だろうな?数年前まで…世界は…グッ!?ゲホッ、ゲホッ!」
話の途中でダリオンは吐血してしまう。
「ダリオン!それ以上喋らなくていい!」
「…お前には必要…ねぇかもしんねぇが…」
「ダリオン!」
「コイツを…お前に託すぜ…」
そう言って、ダリオンは震える手で男にあるモノを手渡す。
「コレは…」
「…そいつを俺の…形見だと思ってくれ…。…大事にしてくれよ?」
「…あぁ、分かった」
男は涙を拭って、しっかりと答える。目には覚悟の灯火が灯っている。
「…さぁ、早くいけ。…長生き…しろよ?」
「…あぁ!」
返事を聞くとダリオンはニッと笑う。
「じゃぁ…な、■■■」
───そして、男…ナナシは目覚める。
「…クソッたれ。嫌な夢見ちまった…」
自身が体験した戦争のごくごく一部。だが、それは戦争の中で起こった様々な出来事の記憶を呼び起こすのには十分だった。味方の焼け焦げる匂い、苦しみながら死んでいく味方の叫び声、次々と嫌な記憶が呼び起こされていく。心臓が握りしめられているかのような痛みを感じる。その痛みに悶え苦しむ。
「ぐっ…うぅ…」
歯を食いしばってその痛みに耐え続ける。少しして、気持ちの整理がつきはじめ痛みも徐々に和らいでいく。
「……はぁ…クソが…」
再度愚痴をこぼし、立ち上がる。
「……外の空気吸ってくるか」
呟き、支度をして宿を出た。
続きが気になるような出来になっているかと不安になる…。
それ以前に、日本語がちゃんとできているか不安だ…。




