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プロローグ2

 原住民はエルフ族と名乗っていた。

 彼らと言葉が通じていたのは彼らが精霊と話をするために使っている翻訳の魔法のおかげであった。

 彼らは小笠原のの西のほうに王国を築いているらしく大陸の異変を調査していたらしい。そこで小笠原住民を発見し保護していたのだという。

 彼らはとても良心的ではあったのだが、王国の正確な場所などは明かされなかった。しかしながら大陸の情報は提供してくれた。とはいえ、彼らも全体のことはわからないようであったが……


 この大陸がどの程度の大きさなのかは彼らにもわからないという。そもそも彼らは保守的であり、自分たちの王国周辺以外には興味がないので調べてもいないらしい。大陸には彼らにもわからない古代遺跡や数十年から数百年単位で現れたり消えたりする洞窟があるらしい。

 この世界には魔素という不思議な物が充満していてそれを精霊の力を借りて変化させることで自然現象を誘発し魔法が使えるらしい。最初はエルフたちだけのものと思われていたが、人間でも使える者たちが現れて、次第に誰でも使える様になっていった。

 

 この大陸には凶暴な魔獣や魔物と呼ばれる存在がいて、彼らは森や洞窟、遺跡などに多くいるらしいが、開けた場所にはあまり出てこない。なので、森を切り開き見張りがいれば比較的安全になるとのこと。ただし、魔物たちは数が増えると関係なしに町や村にも出てくるので周辺の魔物討伐は必要らしい。ちなみに魔物は倒すと魔石を残して死体は消えるらしい。魔獣は死体が消えず体内に魔石が残るのだとか。


 まったくもってファンタジ-な世界だが、日本政府は大陸に残る住民がいることもあり、エルフ王国と国交を結び国家間での取引を始める。


 その後、大陸で1年過ごすと病気にならなくなるとか、魔石が高く売れるだとか、魔法が使いたいだとか、大陸では植物の成長がとても速いだとか、危険ではあるが魅力的な場所ということで多くの人々が大陸に押し寄せるようになる。


 そうして7年が過ぎた……

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