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3人の英雄  作者: イアン
【1章】2人の親友
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黒英団【3】

そのころ…黒英団に連れ去られている咲と日吉丸は、内野広信に担がれながら、本拠地付近まで来ていた。



咲と日吉丸は、黒英団に気づかれないように目を覚ましていた。



「(何か逃げる方法…ない?)」


と、咲が日吉丸に問う。



「(わ、分からない…。)」



「(うーん…。あ、そうだ‼︎)」



咲は膝を後ろに曲げ、反動を付けながら思いっきり広信のみぞおちを蹴った。



「ぐはっ‼︎」



広信は、激痛で2人を担いでいた手を離した。


2人は地面に転げ落ちたが、すぐさま体制を立ち直し…



「日吉丸‼︎逃げるよ‼︎」


と言い、ダッシュで走り始めた。


「あ、こら、まてーー‼︎」



慌てて、部下、広信が追いかける。



しかし、運が悪かった。

咲と日吉丸が向かった先は、黒英団の本拠地だった。



「あっ⁉︎しまった‼︎」



と言った時にはもう遅かった。


大人の方が脚が速いので、広信は2人の背後まで迫っていた。


そのまま広信は、2人を捕まえ抱える。


「大人しくするんだ‼︎ガキども‼︎」



「また動いたら…酷い目に合うからな?」


と、冷酷な目で咲達を睨む。



「は、はい…。」



広信は2人の返事を聞いたあと、目の前にあるボロい小屋の中に入った。

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