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私は(『魅力』極フリしたせいで)ずっとFランクの冒険者⁉

 冒険者ギルドに行って『幻の泪』を渡すとざわめきが起きる。何事だろうと思ったら『幻の泪』は本来Aランクのクエストだったらしく、そのクエストをFランクの私たちがクリアしたことで大騒ぎになっていた。


 ラルムからはどうやって手に入れたかを誰にも話すなと言われているので詳細は言っていない。そもそもAランクのクエストがFランクとして上がっていたことの方が大問題で、詳しいことを誰も聞いてくることがなかったとも言うのだけど。


 Aランクはクエストの中で一番高いランクである。転生前に暮らしていた日本のゲームとかではSランクとかがAランクの上にあったりしたけど、この世界ではAランクが一番高いらしい。


 Aランクに属する冒険者はほとんどが勇者と呼ばれる者たちだけである。ちなみにFランクに属する者も少なく、レベル1やメインステータスの総合が低い者だけがFランクなので、私はレベル5なのにメインステータスの低さがあるのでFランク以上になることはないらしい。私以外のパーティメンバーはC~Eランク。


 ブルードラゴンであるラルムはSランク。さっきも言った通りSランクは基本的に存在しないが、スペシャルという意味では一部の者に与えられているらしい。このSランクは特権階級という意味なので王族や王族と対等にある存在なのだ。そんな人物? ドラゴン? が仲間になるなんて畏れ多い。




 ギルドで庭付き一軒家でも買えるような報酬を貰い、皆が待つ場所へ。そして報酬をラルムも含め均等に分ける。


「ノア、さすがにもらえない」

「ノアさま、何もしていないので私も貰えません」

「師匠、オイラも何の役にもたってないっす」


 ルヌもアンジュもロゼも報酬を受け取らないと言ったがラルムが「僕みたいに報酬を貰わないとなると、君たちはパーティじゃないって否定しているようになるけどいいの?」と言ったことで申し訳無さそうにそれぞれ報酬を手にした。


「ふふふ。これで皆、仲間だね」とラルムは一人一人とハイタッチをしていく。皆のテンションは低いままでラルムとの温度差がなんだか面白い感じになってる。


「皆、本当にありがとう! とりあえず今回はこれで解散ということで」と言って皆と別れた。と思ったらラルムがニコニコしながら私を待っている。


 そうだ! 色んな意味でお礼をしないといけないよね!

「ラルム、今回の件は本当にありがとう」と私は深々と頭を下げる。


「いいってことよ! 僕とノアの目的が一致してるし、そんな時はお互い助け合おうじゃないか」

「目的?」


「そうだよ! ノアが集めたいモノも知ってるし、その先の願いも知ってるよ」

「あれ? ボクはそこまで話したかな?」


「えっとね、それを聞いたのは例のコンビニでだよ」

「やはり、そこに行ける人だったのか!」


「まあね。それより、ノアにお願いがあるんだ!」

「なんだろう? ちょうどお礼をしたいと思っていたのでボクに出来ることなら何でもやるよ!」


「じゃあ! 僕の国に来て、唄って!」

「いいけど、ラルムの国ってまさか?」


「うん。僕みたいのがたくさん住んでいる場所。で、行ってくれる?」

「もちろん!」と答えるとラルムは私を抱きかかえて空高く飛び、雲の上にまで上がっていく。


「今回は場所が場所だからドラゴンの姿で行くよ」と言ってラルムは私を振り上げ、ドラゴンに変身した背中に乗せる。


「愛、僕の付けているネックレスを掴んで」

「わかった!」


「じゃあ飛ばすからしっかり掴んでいてね。じゃ、いっきまーす!」というラルムの声が聞こえたのと同時に景色がみえないくらいのスピードで飛んでいく。景色は見えないけど温度はなんとなく違うのはわかって、寒かったり暑かったりと色んな地域を駆け抜けていっているのがわかる。

お読みいただきありがとうございました!

次回もよろしくお願い致します!

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