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 Paul Desmond

 Summertime


 を 聴きながら


 **


 作者が一瞬でも不要だと判断し、消してしまった、『作者にすら愛されなかった、存在を否定された創作物』は、果たして、『読者の方にも愛されていなかったのか』それを判断する術は、どこにもない。……何故なら、削除する権利を行使出来る者は、こちらの場所では、創作者に限られており、読者の方には、削除したものを復活させることも、もう一度見返すことも不可能で、その創作物を愛していたと読者の方が主張する場も創作者が創作物を消してしまった時点で消えてしまうからだ。


 ……これは、創作サイトの、最も特殊な部分だと私は思う。創作物の感想欄そのものが、読者の方の憩いの場となっている可能性もあり、その創作物を消すということそのものは、その作品を二度と戻せなくなるという言葉以外にも、場所がなくなる、という面も持ち合わせている。


 それは、その作品ごとの『場』を指さない。これは、サイト全体を持っても言えることでもある。サイトは、現実で言えば、お店のようなもの。お店とは、『場』と、考えて頂いて構わない。そのお店が消えれば、その『場』に存在していた『コミュニティそのものが喪失する』それは、創作物が消える、ということとプラスして、そのコミュニティを大事に、大切に愛しんで来られた方々にとっては大きな喪失感になるだろう。……だからこそ、『場』を批判、非難することは、(その『コミュニティ』をあなたがなくしたくないのであれば)しない方がよい。……一時的な感情で壊してよいものの類ではないと、壊れた後に気づいても消えたものは戻らない。亡くなってしまった方が二度と帰ってこないことと同じことだ。死んでしまえばもう二度とそれは、戻らない。

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