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彼女は誰?



 とある昼過ぎ、冒険者の集まるギルドの酒場、その窓際の席で彼女はグラスを片手に黄昏ていた。

 それはいつも通りの、それこそ二日に一度は見かける光景。軽い朝の仕事を済ませたであろう彼女の手は少し土に汚れていて、彼女の持つグラスからは濃いぶどうの果実の香りが漂う。


「もう何万年生きてきたのだろうか」


 

 そう、独り呟く彼女は数百万年を生きると言われる種族、エルフである。その見た目からでは年齢を判断することはできないために、彼女の正確な歳を知る者はここにいないであろう。

 エルフは基本的に森の中で生き森で生活をする。このように人が暮らす街で冒険者と生きていることはまれと言われるであろう。


「私の力を必要とされるがままに、ここで冒険者を続けてきた……」


 人より永い時を生きるエルフは、人より成長が遅い。しかし、圧倒的に長く生きる故にその強さは人をはるかに超えている。


「決断の時は来たのかもしれない」


 そう強く言い切り、ごくごくとグラスに入っていたぶどうジュースを飲みほして立ち上がった。

 ここで、エルフではなく彼女というエルフ一人について焦点を合わせよう。

 彼女の名前はシャルロット

 彼女は生まれた時からの変わり者で、エルフとしてギリギリ一人で行動が認められる20で森を飛び出し、ばらばらの欠けた魔法知識だけでなんとか食いつなぎながら人の町で生きて15年。長く冒険者を続けるもいまだ初心者卒業のC級冒険者としてくすぶっていた。


 人としてみれば35……十分すぎるほどの大人であるが、精神の成長も遅いエルフにとって35は人の14歳に等しい。彼女は厨二病を患っていたとてなんらおかしくない事である。

 例え、厨二病歴が10年を超えていたとしても……。



「そうだ! 私はそろそろ一つ上の級位に行ってもおかしくない! ギルドマスターに直訴しにいこう!」


 自信過剰な所も、また仕方がないのである。

名前考えてないどうしよ

2,3話目までの話は決まってるからできたらすぐ出す

読みにくかったらごめん、文章力たかめるのってどうすりゃいいの

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