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幽霊の家  作者: 焼き鳥311
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2話 「潔白と漆黒」

さておはよう。

茨咲冥竜だ。

朝には弱いほうだと思う。

さて、昨日冥府に還したあの黒い奴。

じつはある奴のペットだそうです。

なのでもしかしたら襲撃されそうで[ピンポーン]、、、客だ。

いいタイミングできやがって。

さて、俺は茨を使って玄関に飛ぶ。

玄関に巻きつけて茨を巻き戻すとこうなる。


 「はい、どちらさまで?」


 「、、、表に出ろ。」


 「茨咲、、どうした、、、。」


変なタイミングで起きてきたメリー。

この前助けた時に俺の魂に興味をもったらしい。

刈り取るまで絶対帰らないとか何とか。

で、今はある人の部屋にいてもらっている。

まあ、今はこっちだ。

見ただけでも覇気が駄々漏れだ。

相当強く見える。


 「どうした、その殺気。」


俺は愛用のランニングシューズを履き外に出る。

俺は服を着替えずそのまま寝るくせがあるから昨日の

服のままだ。

相手の背は俺と同じ。

年齢も同年代で黒い帽子に黒いコート。

黒い学生ズボンに黒いタンクトップと黒尽くめ。


 「漆黒の動物(クロウ・アニマルズ)!餌の時間だ!」


 「言ってくれるじゃない、『潔白の茨』!」


茨を相手に向かって伸ばす。

そして、相手に巻きつく瞬間。

相手の腕が黒いワニに変わり、茨を噛み切った。

そして、黒い狼の腕を巨大化したかのような腕で

俺を叩き付ける。


 「があ!?クゥ、、、ッ!」


 「オラオラ!どうした、その程度か。」


ガン!ガン!

茨を腕に巻きつけ防ぎ続けるが、腕がはがれそうになる。

だが、希望はまだあった。

茨咲の能力、『潔白の茨』は、もう一つの効果があり、

自然と七つの能力を身につけさせた。

それが後に、『七つの法具(セブン・アームズ)』と呼ばれ、

全世界の魑魅魍魎に恐れられる、そんな未来をもつ能力の内に

ある能力がある。

能力の中で火力は一番で、一番扱いにくい能力。


 「終焉の右腕(ラ・ファン・ライトアーム)!」


右腕が青白く輝く。

次第に輝きは収束され、右腕は、白く青い紋章の入った

一本の腕となった。


 「終焉に導かれな!『紅の終焉(クリムゾン・ラ・ファン)!」


右腕の紋章が紅く光る。

そして、紅いオーラをまとった。

そのまま掴みかかる。

そして、掴んだ物を握りつぶした。

握りつぶしたものは塵となり消えていく。


 「ッチ、はずしたか。」


 「、、、今日は引き上げよう、

 みんな、ご苦労様。」


そう言い残し闇に紛れていった。

終焉の右腕は対象を例外なく打ち消す。

だが、これを使うと、体が硬直して、

動くたびに激痛が走る、一日中。


 「痛たたたたたたたた!」


この日は一日中寝てました。

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