表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幽霊の家  作者: 焼き鳥311
1/2

1話 「日常」

ゆっくりとごらんください。

 「ふあ、、、う、、ん、、、。」


おはよう、茨咲(いばらさき) 冥流(めいりゅう)だ。起床しました。

いきなり自己紹介すんな?

いや、これから急展開だからいれるとこないんだよ

朝、自室で俺は起きる。

え、自室は言わんでいい?

いや、じゃあ、朝森で寝ていたら?

それは無い、断定しますか、、、。


あるんだよ。


俺の体に宿る力、「潔白の(イノセントのいばら)。」

これを狙う妖怪、幽霊、都市伝説。

まあ、こいつらに狙われたりする。

一万年と二千年前から♪

お、電話だ。


 「はーい、もぅすもぉぅす。」


 「わ、私、メリー。

 今、あなたの家の前にいるの。」


 「あー、ちょっとまってろ、飯作るから。」


 「え、ちょ」ピッ


あー、客か。

襲ってきたら叩き潰す。

襲ってこなかったら歓迎する。

え、追い出せ?「来る者拒まず去る者追わず。」だ。


 「できたからはいってこーい。」


 「え、えぇ、、、おじゃまします、、、後ろッ!」


後ろから触手。

ただ避けるとメリーに当たるな。

俺はメリーを抱き抱え跳躍。

床が吹き飛び破片を散らす。


 「ふう、だいじょうぶか?」


 「ええ、大丈夫だから降ろして?」


 「おお。」


さて、荷が下りた。

腕が自由になったな。

俺は触手の怪物に向き直る。

でかさは大人の三、四倍だな。

黒い髪の塊にうねうねした触手がついている。

気持ち悪い液体を垂らしている、かたずけめんど、、、。


 「よし、潔白の茨!」


白き茨が巻きつく。

そのまま引き寄せていく、手には茨を巻きつける。


 「オラァ!」


黒い塊のど真ん中に拳を叩き付ける。

赤い液体と半透明な液体が混ざって撒き散らされる。

引き寄せた方の手を握り締める。茨を巻きつけ、

両腕で殴り続ける。


 「飛、ん、で、行、けぇぇぇぇぇぇぇ!」


ズドドドドドドドドドドドドドド!

相手を打ち上げる。

そして力を溜めるかのように身を硬直させる。

相手が眼前に落ちる。

ズドォ!

茨を纏った右腕が食い込む。


 「ボラーレ・ヴィーアァ(飛んで行きな)!」


黒い塊は吹き飛び絶命。

シュウシュウと音を立て消えていった。


 「こんなとこか。」


 「すごい、あんなのを十秒で、、、。」


ああ、十秒か。

平均タイム三秒なんだけどな。

生命力たかかったな、あの固体。親玉か?

まあ、今日はこんなんだった。

NGシーン


相手を打ち上げる。

そして力を溜めるかのように身を硬直させる。

相手が眼前に落ちる。

スカッ。


 「はずすなよ!?」


 「さーせん。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ