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三日目

ライトが点滅した。


赤は心臓の鼓動みたいで嫌いだ。この光が消えたら、私の心臓も止まる気がする。


咀嚼が怖くてできなくなってしまった。


お腹は鳴る。生存本能が、汚物のようなペーストを欲する。

機械的に吐き出される次の食料。

目を閉じて、「ただの栄養素だ」と自分に言い聞かせて喉に流し込む。食べなければ死ぬ。泣きながら、噛まずに飲み込もうとする喉に不快感が走った。


飲み込んだ後、自分の腹の中に「自分ではない誰か」が入り込んだような、形容しがたい違和感があった。

熱くて舌をやけどしてしまった。


空気が、暑くて息がしにくい。寝ようとする度に息ができなくなりパニックになって目が醒める。

寝ないと体は回復しない、でも寝れない。

私は諦めて壁の写真を見た。

少し写真が変色してしまっている、暑さのせいだろうか、

まだ平和だったあの頃、しかし平和だと思うのは、その日常が崩れてからだ。

私のこの状況も、いつか平和だったと思い出すのだろうか。

外はどうなっているのだろうか。

この写真の空は、たぶんもう、

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