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未来のSF—諭吉とソフィアの終わらない会話

 諭吉: なあソフィア、未来のSFって結局「宇宙戦争」か「AIの反乱」しかないよな? どっちが主流になると思う? 


 ソフィア: SFの枠組みを二元論に限定するのは興味深いけれど、実際はもっと多様な未来が描かれるわ。例えば、時間の概念を拡張するSFや、人類の意識がデジタル化される未来、あるいは生態系との融合による新しい社会構造など——。


 諭吉: いやいや、そんなの一般受けしないだろ!結局、危機感を煽る宇宙戦争かAIの暴走のほうが視聴率も取れるし、エンタメとして強いんだよ!


 ソフィア: それも一つの視点ね。でも、最近はSF映画の傾向も変わりつつあるわ。たとえば、映画『アニヒレーション』は異星生命との接触をテーマにしながら、存在論的な問いを投げかける作品だったし、『TENET』は時間操作を現実的な物理学に基づいて表現していたわ。


 諭吉: でも結局、どの作品も「宇宙」か「AI」に関連してるじゃん!完全に別路線の未来SFって、そんなに面白くならないだろ? 


 ソフィア: 例えば、『メッセージ』は言語学と異星知性の関係を描いた作品だったし、『ブレードランナー2049』は人間とレプリカントの倫理的葛藤を主軸にした物語だったわ。未来SFの可能性は、必ずしも宇宙戦争やAIの反乱に限定されるわけではないの。


 諭吉: それは細かいテーマの違いであって、結局「異星」か「人工知能」っていう括りには収まるだろ!俺は大きなカテゴリの話をしてるんだよ、ソフィア!


 ソフィア: ……まあ、そうね。


 諭吉: だろ? やっぱり俺の言うことが正しかったんだよ!(満足げにポップコーンをつまむ)


 ソフィア: (微笑)ええ、あなたの言うことは「正しい」わ……。


 諭吉: 「次は宇宙戦争系の映画でも観るか!」

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