表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/18

白い髪をきつく頭の上で束ね、メガネをかけている神無月の祖母は、今では力が弱まってしまったが、かつての<言霊>使いだった。


神無月の血筋は代々<言霊>使いが多く生まれる。


それゆえに神社が建ち、神無月の血筋の者は神社を継ぐ立場となる。


しかし現代ではほとんど強い<言霊>使いは生まれず、この神社でも能力者は祖母と神無月の二人だけになってしまっている。


祖母はそれでも、習字という手段で<言霊>の力を発揮する術を見つけた。


おかげで祖母の習字教室は子供から大人まで、多くの人間が学びに来る。


そんな祖母もかつては光輪学院の卒業生。


そして封話部の<言霊>使いとして、かの封印にも携わった。


封印には<言霊>使いが必要―。


そう学院の理事長から言われ、代々子孫達は光輪学院に入学しているのだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ