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朝食を食べ終えると、神無月は背伸びをした。


「んっん~! 夏休み始まりはゆっくりできていいなぁ」


「八月は忙しいからね」


「はいはい」


祖母は神主を引退し、今は習字教室を実家で開き、先生をしていた。


今は神無月の父が神主をしている。


八月になると、神社はお祭りや行事で目まぐるしくなる。


神無月も神社の跡継ぎとして、そして巫女として忙しい日々を送ることになる。


「あ~。この間、部活で思いっきり<言霊>を使った疲れがまだ残っているなぁ」


ゴキゴキと首を鳴らし、神無月は眉をひそめた。


「あの学校、まだ終わらないんだねぇ」


「お婆の時も、そうだったの?」


「ええ。わたしもまた、封話部だったからね」


今ではオカルト研究部と言われているが、一昔前までは封話部と呼ばれていた。

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