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最後の方法 先取り最終回

恒例の先取り最終回です。

一面の花畑に二人は寝転がっている。


エルフの国の花々はとても美しい。


ウィルヘルムは相変わらず分厚いエルフの本にかぶりついている。


シヴリンはウィルヘルムの髪を指に絡ませたり、

ウィルヘルムの頭に花を刺したりして遊んでいる。


シヴリン

「ふああ〜たいくつだな〜………。」


ウィルヘルム

「………………………。」


シヴリン

「せ〜んせ〜〜〜〜い…。」


ウィルヘルム

「………………………。」


シヴリン

「先生っ〜〜〜〜〜〜。」


ウィルヘルム

「………………なんじゃ。」


ウィルヘルムは本から目を離そうとしない。


シヴリン

「ウィルヘルム。」


ウィルヘルム

「えっ…。」


シヴリン

「えっ?」


ウィルヘルムは驚いたように本から顔を上げてシヴリンを見た。


次第にウィルヘルムの頰がピンクに染まる。


ウィルヘルム

「な、なぜ、突然…………名前で…呼ぶのじゃ…。」


ウィルヘルムの言葉はしどろもどろだ。


シヴリン

「……………………………。」


シヴリン

「ウィルヘルム…。」


シヴリンはウィルヘルムの頰に手を触れた。


ウィルヘルム

「う…………、ふざけるでない………。」


ウィルヘルムはビクッとして離れる。


シヴリン

「………………………………。」


シヴリンは逃げようとしているウィルヘルムを地面に押さえつけた。


シヴリン

「ウィルヘルム、愛してます。」


ウィルヘルムは口をアワアワさせながらますます真っ赤になった。


シヴリンはとても幸せそうに微笑んでウィルヘルムに口づけた。



おしまい



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